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第二部
六十四話 二人の舞姫の物語 中②
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地上に着くと、一昨日候補者選びをしたあの広間に連れて行かれた。割れた窓ガラスは全て修繕されていて、綺麗な状態に戻っている。
「第三の試験では、皇帝と聴衆に候補者が一芸を披露するということになっています。始まりまではまだ少し時間がありますので、各自着替えや準備があればそれぞれの部屋でお願いします。朝食もそこに用意してありますので」
そう説明されて、俺たちは広間の近くにある小部屋にそれぞれ連れて行かれた。侍女がいる三人はそれぞれ侍女と一緒に部屋に入っていく。
皆に続いて俺も自分に当てがわれた部屋に入ろうとしたら、マスルールに呼び止められた。
さっきの話の続きかな、と思って立ち止まると微妙に困ったような顔をした彼は俺を見下ろして口を開いた。
「実は、あなたの衣装だけは陛下から指示がありまして、中に用意があるのですが、申し訳ないですが着ていただくようにお願いします」
「……? はい」
申し訳ないけどってどういう意味だ?
「後で手伝いの者を行かせます」
そう言ってまた忙しそうに去っていったマスルールを不思議な顔で見送ったが、彼の言葉の意味を俺は部屋の中に入ってから知ることになった。
「なんで、女装なんだよ……」
「お綺麗ですよ! レイ様」
目の前で侍従の服を着た少年が手を叩いて言う。
俺はげっそりした顔で頭を抱えた。
「……やめてくれ。なんだってこんなことに」
俺が部屋に入って間も無く一人の少年が扉を叩いて入ってきた。
侍従のようなこざっぱりした緑色の民族衣装を着て黒い髪に灰色の目の少年は、十代半ばくらいでノアと名乗った。「お手伝いに来ました」とハキハキした声で言ったノアに抵抗する間も無く部屋にあった衣装を着せられたら、それは完全に女性の衣装だった。
あの皇帝は一体何を考えているんだ……?
人の首を絞めておいて、次の日には女装させるってどういう情緒なんだよ。狂ってるだろう完全に。
全体的に真っ白な、巫女が着る道衣のような衣装は上は羽織りのようになっていて裾がゆったりと長く着るのにあまり抵抗はないが、下にはかされるのは完全に丈が長いだけのスカートで、俺は絶対に嫌だと拒否した。
ノアは最初なんとか俺を説得しようと試みたが、俺が頑として首を縦に振らないので少し考えてから部屋から出ていった。また戻ってきたときには別の形の衣装を持っていて、それは上の形は変わらないが、下は袴のような形状になっていたから渋々了承した。
丈が長くて幅も広いから少し足がすうすうするが、スカートをはかされるよりは全然良い。上半身もこの前オルタンシアにやられたようなガチガチな矯正もないし、特に胸にも詰め物をしたりしない。許容範囲内だと思うことにする。
なんで知らん国で俺は女装をさせられているんだ、と思わずにはいられないが、意味不明すぎて逆になすがままになってしまった。流されるというのはこういうことである。
ノアはどこからか金髪の長い付け毛を持ってきて、俺の頭にそれを編み込んでつけた。一つに纏めて高く結い上げ、ポニーテールのように髪型を整える。それから耳と首にも白い瑪瑙の玉のような重たい飾りを付けられて着実に女装が完成していく。
首についた指の跡はどうすることもできないので、上の服の下に首元まで隠れる黒い薄手のインナーを着せられた。
メルは服を脱ぐときにターバンに隠して、一旦鞄の中に避難させている。
「背も高いので衣装が映えますね! お化粧しなくてもこのままで十分美しいです、凛々しくて素敵です!」
ノアが嬉しそうに手を叩いている。
猫のように懐っこい顔をした少年には好感を持つが、褒められている内容が内容だけに、俺は複雑な顔をした。
確かに髪は長くてもポニーテールだし、下に履いてるのもスカートに見えるが袴だから、前世の記憶がある俺からすると男が着ていてもギリ許容できる。が、だとしても今世の俺の常識からするとこれは女性の衣装なんだよな。
ああ、俺の黒歴史に新たな一ページが追加されてしまう……。
ため息を吐いて「化粧はしないで……」と呟きながら椅子に腰掛けた。
すっと足元に出されたのは女性ものの紐の細いサンダルだったが、底は平らだしサンダルの形状は男女でもほとんど変わらないから素直に履き替えた。
「もう少し時間はあると思うので、準備が終わったことだけ伝えてきますね!」
と言ってノアが元気に部屋から出ていったのを見送って俺は鞄の中からメルを掬い出した。
「この服じゃターバン巻けないよな……。メルどうする?」
手のひらの上に乗せたメルに聞くと、こてんと首を傾げたメルは最初羽織りの長い裾に入ろうとした。しかし布がつるつるしていて滑るらしく、裾からするんと出てきてしまったので一度頭の上に乗せた。
「広間に行く時は鞄の中に入れるからね」
「ぴぃ」
仕方ないね、というようにメルが返事をする。
そもそも卵も産まれてない設定だから、衣装の上に鞄を付けてても問題ないだろう。鞄を外した時のために中に入れていた簡易魔法陣の羊皮紙だけ服の隙間に忍ばせた。俺の順番の時だけルシアに鞄を預かってもらおう。
そういえば、一芸を披露するとか言われたが全くのノープランだ。まるで意欲が湧かないから仕方ない。何も考えていないが、やらないという選択肢はあるんだろうか。もう挨拶だけして終わろうかな。誰も俺には期待してないだろうし。
そんなことを考えながら少しうとうとしていたが、ふと我に返った。
グウェンを探そう。
朝早くに鐘が鳴ったから彼は今俺を探しているかもしれない。
昨日の朝別れる間際、三回目の鐘が鳴ったら俺を探すように言った記憶がある。
まだ時間があるなら、会えるかどうかはわからないが探してみるだけ探してみよう。
そう思い立って椅子から立ち上がり、メルを鞄の中に入れてから部屋の扉を開けた。
とりあえずこの辺りを探そうと少し廊下を進むと、聴衆として呼ばれた役人や貴族が来ているのか通路を歩いている人々があちこちで話をしていて騒がしかった。
明らかに候補者然とした衣装を着ている俺は廊下を歩いていると悪目立ちして、すれ違った人達がひそひそと俺について話す声が聞こえてくる。
「あれが、六女に選ばれた異国出身の一人でしょう」
「え? 普通の青年だと思いましたが、あんなに髪が長かったですか?」
「女装でしょうね、そういう趣味をお持ちなのか。あの陛下に選ばれるだけのことはある」
「堂に入ってますねぇ。確かにあの格好であれば女性の中にいても違和感はそこまでないかもしれませんが、まさか陛下にもそういう趣向があったのでしょうか」
おい。
聞こえてる!
聞こえてるぞ!
これは皇帝にやらされてるだけで断じて俺の趣味じゃない!
と大声で叫ぼうとしたが、次に聞こえてきた声を聞いて思わず歩きながら聞き耳を立てた。
「陛下が悪魔に憑かれてしまったのなら、典礼を開く意味などないのに、どうしてダーウード様はまだ諦めようとなさらないのか」
「ご自身が手塩にかけて育ててきた孫ですからね、諦めきれないのでしょう。摂政を立てて早くアルフ様に譲位してもらわなければ、政が滞るというのに」
孫、という単語が聞こえてきて俺は歩くスピードを緩めた。
あの宰相のお爺さんは、アシュラフ皇帝の祖父ということだろうか。しかしマスルールが宰相はイラムには行き来出来ないと言ったから、それでいうとダーウード宰相は皇族ではなく妃側の親族ということになる。
そうだったのか、と新しく知った事実を一応頭の中に書き留めてから足を進めると、前方から壮年の男性が歩いてきた。
黒い民族衣装を着た目つきの鋭い黒髪の男性は、俺を見ると明らかに嫌悪を顔に浮かべて眉を寄せ、軽く睨んでくる。
一方的な敵意を向けられて、俺は足を止めた。
彼はそんな俺を一瞥すると立ち止まらずにさっさとすれ違っていく。
「ジャアファル様、これはこれは本日はわざわざ典礼にご出席なさるのですか」
噂話をしていたおっさん達の一人がその男性に声をかけた。
「用事のついでだ。宰相に話がある」
「でしたらジャアファル様からも、ダーウード様に申し上げてください。早く陛下を退位させるようにと」
「そんなことはわかっている。私もそのつもりで来た」
「そうですか、それならば安心です。ジャアファル様がアルフ様の摂政になってくだされば、ダーウード様の派閥も少しは大人しくなるでしょう。私たちももう少しやりやすくなります」
ごまをする勢いでおっさん達がジャアファルと呼ばれた男性について歩きながら口々に訴えている。
通路にいた人は皆広間の方に移動したのか今は周りに俺しかいない。だからなのか知らないが結構危ない発言をしていると思うんだがいいのか。
聞いたところ、ラムルの内部も一枚岩ではないということらしい。やはりアシュラフ皇帝をさっさと退位させたい派閥もあるようだ。
俺は背を向けて遠ざかる振りをして、話が聞こえるギリギリの距離を保った。
「第三の試験では、皇帝と聴衆に候補者が一芸を披露するということになっています。始まりまではまだ少し時間がありますので、各自着替えや準備があればそれぞれの部屋でお願いします。朝食もそこに用意してありますので」
そう説明されて、俺たちは広間の近くにある小部屋にそれぞれ連れて行かれた。侍女がいる三人はそれぞれ侍女と一緒に部屋に入っていく。
皆に続いて俺も自分に当てがわれた部屋に入ろうとしたら、マスルールに呼び止められた。
さっきの話の続きかな、と思って立ち止まると微妙に困ったような顔をした彼は俺を見下ろして口を開いた。
「実は、あなたの衣装だけは陛下から指示がありまして、中に用意があるのですが、申し訳ないですが着ていただくようにお願いします」
「……? はい」
申し訳ないけどってどういう意味だ?
「後で手伝いの者を行かせます」
そう言ってまた忙しそうに去っていったマスルールを不思議な顔で見送ったが、彼の言葉の意味を俺は部屋の中に入ってから知ることになった。
「なんで、女装なんだよ……」
「お綺麗ですよ! レイ様」
目の前で侍従の服を着た少年が手を叩いて言う。
俺はげっそりした顔で頭を抱えた。
「……やめてくれ。なんだってこんなことに」
俺が部屋に入って間も無く一人の少年が扉を叩いて入ってきた。
侍従のようなこざっぱりした緑色の民族衣装を着て黒い髪に灰色の目の少年は、十代半ばくらいでノアと名乗った。「お手伝いに来ました」とハキハキした声で言ったノアに抵抗する間も無く部屋にあった衣装を着せられたら、それは完全に女性の衣装だった。
あの皇帝は一体何を考えているんだ……?
人の首を絞めておいて、次の日には女装させるってどういう情緒なんだよ。狂ってるだろう完全に。
全体的に真っ白な、巫女が着る道衣のような衣装は上は羽織りのようになっていて裾がゆったりと長く着るのにあまり抵抗はないが、下にはかされるのは完全に丈が長いだけのスカートで、俺は絶対に嫌だと拒否した。
ノアは最初なんとか俺を説得しようと試みたが、俺が頑として首を縦に振らないので少し考えてから部屋から出ていった。また戻ってきたときには別の形の衣装を持っていて、それは上の形は変わらないが、下は袴のような形状になっていたから渋々了承した。
丈が長くて幅も広いから少し足がすうすうするが、スカートをはかされるよりは全然良い。上半身もこの前オルタンシアにやられたようなガチガチな矯正もないし、特に胸にも詰め物をしたりしない。許容範囲内だと思うことにする。
なんで知らん国で俺は女装をさせられているんだ、と思わずにはいられないが、意味不明すぎて逆になすがままになってしまった。流されるというのはこういうことである。
ノアはどこからか金髪の長い付け毛を持ってきて、俺の頭にそれを編み込んでつけた。一つに纏めて高く結い上げ、ポニーテールのように髪型を整える。それから耳と首にも白い瑪瑙の玉のような重たい飾りを付けられて着実に女装が完成していく。
首についた指の跡はどうすることもできないので、上の服の下に首元まで隠れる黒い薄手のインナーを着せられた。
メルは服を脱ぐときにターバンに隠して、一旦鞄の中に避難させている。
「背も高いので衣装が映えますね! お化粧しなくてもこのままで十分美しいです、凛々しくて素敵です!」
ノアが嬉しそうに手を叩いている。
猫のように懐っこい顔をした少年には好感を持つが、褒められている内容が内容だけに、俺は複雑な顔をした。
確かに髪は長くてもポニーテールだし、下に履いてるのもスカートに見えるが袴だから、前世の記憶がある俺からすると男が着ていてもギリ許容できる。が、だとしても今世の俺の常識からするとこれは女性の衣装なんだよな。
ああ、俺の黒歴史に新たな一ページが追加されてしまう……。
ため息を吐いて「化粧はしないで……」と呟きながら椅子に腰掛けた。
すっと足元に出されたのは女性ものの紐の細いサンダルだったが、底は平らだしサンダルの形状は男女でもほとんど変わらないから素直に履き替えた。
「もう少し時間はあると思うので、準備が終わったことだけ伝えてきますね!」
と言ってノアが元気に部屋から出ていったのを見送って俺は鞄の中からメルを掬い出した。
「この服じゃターバン巻けないよな……。メルどうする?」
手のひらの上に乗せたメルに聞くと、こてんと首を傾げたメルは最初羽織りの長い裾に入ろうとした。しかし布がつるつるしていて滑るらしく、裾からするんと出てきてしまったので一度頭の上に乗せた。
「広間に行く時は鞄の中に入れるからね」
「ぴぃ」
仕方ないね、というようにメルが返事をする。
そもそも卵も産まれてない設定だから、衣装の上に鞄を付けてても問題ないだろう。鞄を外した時のために中に入れていた簡易魔法陣の羊皮紙だけ服の隙間に忍ばせた。俺の順番の時だけルシアに鞄を預かってもらおう。
そういえば、一芸を披露するとか言われたが全くのノープランだ。まるで意欲が湧かないから仕方ない。何も考えていないが、やらないという選択肢はあるんだろうか。もう挨拶だけして終わろうかな。誰も俺には期待してないだろうし。
そんなことを考えながら少しうとうとしていたが、ふと我に返った。
グウェンを探そう。
朝早くに鐘が鳴ったから彼は今俺を探しているかもしれない。
昨日の朝別れる間際、三回目の鐘が鳴ったら俺を探すように言った記憶がある。
まだ時間があるなら、会えるかどうかはわからないが探してみるだけ探してみよう。
そう思い立って椅子から立ち上がり、メルを鞄の中に入れてから部屋の扉を開けた。
とりあえずこの辺りを探そうと少し廊下を進むと、聴衆として呼ばれた役人や貴族が来ているのか通路を歩いている人々があちこちで話をしていて騒がしかった。
明らかに候補者然とした衣装を着ている俺は廊下を歩いていると悪目立ちして、すれ違った人達がひそひそと俺について話す声が聞こえてくる。
「あれが、六女に選ばれた異国出身の一人でしょう」
「え? 普通の青年だと思いましたが、あんなに髪が長かったですか?」
「女装でしょうね、そういう趣味をお持ちなのか。あの陛下に選ばれるだけのことはある」
「堂に入ってますねぇ。確かにあの格好であれば女性の中にいても違和感はそこまでないかもしれませんが、まさか陛下にもそういう趣向があったのでしょうか」
おい。
聞こえてる!
聞こえてるぞ!
これは皇帝にやらされてるだけで断じて俺の趣味じゃない!
と大声で叫ぼうとしたが、次に聞こえてきた声を聞いて思わず歩きながら聞き耳を立てた。
「陛下が悪魔に憑かれてしまったのなら、典礼を開く意味などないのに、どうしてダーウード様はまだ諦めようとなさらないのか」
「ご自身が手塩にかけて育ててきた孫ですからね、諦めきれないのでしょう。摂政を立てて早くアルフ様に譲位してもらわなければ、政が滞るというのに」
孫、という単語が聞こえてきて俺は歩くスピードを緩めた。
あの宰相のお爺さんは、アシュラフ皇帝の祖父ということだろうか。しかしマスルールが宰相はイラムには行き来出来ないと言ったから、それでいうとダーウード宰相は皇族ではなく妃側の親族ということになる。
そうだったのか、と新しく知った事実を一応頭の中に書き留めてから足を進めると、前方から壮年の男性が歩いてきた。
黒い民族衣装を着た目つきの鋭い黒髪の男性は、俺を見ると明らかに嫌悪を顔に浮かべて眉を寄せ、軽く睨んでくる。
一方的な敵意を向けられて、俺は足を止めた。
彼はそんな俺を一瞥すると立ち止まらずにさっさとすれ違っていく。
「ジャアファル様、これはこれは本日はわざわざ典礼にご出席なさるのですか」
噂話をしていたおっさん達の一人がその男性に声をかけた。
「用事のついでだ。宰相に話がある」
「でしたらジャアファル様からも、ダーウード様に申し上げてください。早く陛下を退位させるようにと」
「そんなことはわかっている。私もそのつもりで来た」
「そうですか、それならば安心です。ジャアファル様がアルフ様の摂政になってくだされば、ダーウード様の派閥も少しは大人しくなるでしょう。私たちももう少しやりやすくなります」
ごまをする勢いでおっさん達がジャアファルと呼ばれた男性について歩きながら口々に訴えている。
通路にいた人は皆広間の方に移動したのか今は周りに俺しかいない。だからなのか知らないが結構危ない発言をしていると思うんだがいいのか。
聞いたところ、ラムルの内部も一枚岩ではないということらしい。やはりアシュラフ皇帝をさっさと退位させたい派閥もあるようだ。
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