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第一部
番外編 薔薇色アクシデント 前*
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※以下、二人がやってるだけの話なので、閲覧は自己責任でお願いします…背後注意です。でも私が書くと結局ギャグっぽくなるのでそんなに濃くはないです。たぶん…(ご意見募集にお返事くださった皆様、ありがとうございました。お納めください。)
それが始まった時、俺とグウェンは同時に気づいた。
俺は思わず顔を覆っていた手を下げて、彼と顔を見合わせる。
「えっ……おい、これ」
「……始まったようだ」
グウェンドルフの魔力暴走が始まった。
別に、魔力暴走を起こすこと自体は問題じゃない。いつものことだ。
問題なのは、今現在俺たちが裸で抱き合っていて、俺の中にグウェンのものががっつり入っているというこの状況である。
「ちょっ、まだ時間あるって」
「すまない。よく分からないが、少しずれたようだ」
ずれたようだ。じゃないんだよ!
確かに今日そういう気分になって誘ったのは俺だ。グウェンは魔力暴走が始まるかもしれないと躊躇っていた。でもあと二時間くらいはあるって聞いたから、始まるまでには終わるだろうと、強行させたのも俺だ。
でもそれが早まるなんて聞いてない。
「んっ、ん、ちょっと待って。何か変っ」
肌が触れたところからグウェンの魔力が流れ込んでくる。グウェンの肩を掴んだ手から入ってくるのはいい。裸だから絡み合っている足に触れる肌からも伝わってくるけど、それもまぁ気にしないでいようと思えば出来る。
でもあらぬところに挿入っているものから、直接体内に入ってくるこの感じはダメだ。ダメな気がする。
「んっ、あっ、まって、ちょっと抜いて」
動きを止めているグウェンに待ったをかけると、これからというところだったが、さすがに彼も続行は不可能と思ったのか俺の腰を掴んで慎重に引き抜き始める。
「んんんっ、ひっ、あっ、ちょっと待って、それもまって!」
ずっ、と中を擦られる感覚がしたら、それを上回る快感が身体の奥に駆け抜けてビクッと腰が震えた。
動きを止めたグウェンが眉根に皺を寄せて小さく息をつく。
「大丈夫か」
「んっ、んっ、まって、なんか、おかしい」
グウェンから魔力が流れてくる。中に直接浸透してくる魔力が、俺の中に勝手に溢れ出て内壁を犯してくる。それもこの上ない快感を伴って。
なんなんだこの状況は。
こんなの想定してない。皮膚の上からじゃなくて、内膜に直接魔力が入り込んでくるのがこんなに気持ちいいなんて。
それに加えて中を擦られたら、多分ヤバいことになる。
「ふっ、う、どうしよ、今動かれたらヤバい」
「どうした、苦しいのか」
涙目になった俺を心配してグウェンが顔を覗き込んでくる。
「違う、逆。んっ、なんか、中に魔力が入ってくるのが、んん……すごい気持ちよくて、困る」
そう言うとグウェンは真顔で息を飲んで、その後深呼吸した。
「とにかく、一旦抜こう」
グウェンがもう一度俺の中から引き抜こうと腰を動かした。
途端に痺れるような刺激と共に、中に魔力が流れ込む快感が強すぎて俺はグウェンの首にしがみ付いた。
「待って! やだ、抜かないで!」
「レイナルド?」
「抜かないで、んっ、あっ、戻って、中入れてっ」
耳元でグウェンが息を詰める。
俺も自分でとんでもないことを口走っていることに気が付いている。でも抗い難い。中途半端に高められた身体が欲する強烈な快感に。
「レイナルド、だが」
「いいから入れて! んっ、はやく、んんっ、気持ちいいからっ」
グウェンの首にぎゅうぎゅう抱きついてよがると、彼は一時躊躇ってからまたゆっくり腰を入れてきた。
「あっ、あ、んんっ、ああ、ヤバい、溶けそう」
身体全体が痺れるような快感が走って俺は震えた。中に流れ込んでくる魔力が内壁をなぞりながら潜り込んでくる感覚にぞくぞくするほどの快楽を覚える。
どうしよう。気持ち良すぎて理性飛びそう。
中が煽動してる気がする。必死でグウェンの硬い熱に取り入ろうと内壁がさざめきたっている。
「んっ、ごめ、グウェンは大丈夫? キツイ?」
ずっと眉根に皺を寄せて俺を見下ろしているグウェンが心配になって掠れた声でそう聞くと、彼は小さく首を振った。
「……大丈夫だ。どちらかと言うと、私もいい。だが」
「なら、いいからっ、んっ、動いて、中突いて」
もう快感に飲まれかかっている俺がグウェンの言葉を途中で遮ってそう強請ると、彼はまたぐっと眉間に皺を寄せてから少し強めに腰を突き入れた。
良いと言ったから、魔力を受け取っている俺だけじゃなくて放出してるグウェンも気持ち良いのかもしれない。それでもまだ俺を心配して堪えている様子の彼を見て、俺は胸がぎゅっとなるような幸福感を覚える。
「あっ、ん、あっ、もっと、グウェン」
大して触られていないのに、俺の性器ももう完全に勃っていた。中を何度も擦られると腰骨の奥がビリビリする。感じたことのない快感がグウェンと繋がったところから湧き上がって、俺は必死で彼にすがりついた。
恐ろしいことを口走る口を塞いで欲しくて自分からキスをせがむと、すぐに唇を塞がれた。
「んっ、ん、ふぁ、んんっ」
口の中に入ってくる舌からも、魔力が流れてくる。あまりの快感に一瞬気が遠のき、中を擦られる刺激で我に返った。柔らかくなった内壁を強く突かれると身震いするくらい気持ち良い。眦に溜まった涙がぽろっと溢れた。
「っ」
グウェンが突然動きを止めた。は、と息を強く吐き出して険しい顔で俺を見下ろす。
「レイナルド、一旦抜く。もうこれ以上は」
「なんで、だめっ、もっと、んんっ」
突然溢れるほどの快感を取り上げられて、俺は必死で首を横に振った。足をグウェンの腰に絡めて引き抜こうとする彼に抵抗する。
こんな状態で止めようとするなんて信じられない。もうイキそうなくらいなのに絶対に嫌だ。
グウェンは眉を顰めたまま俺を宥めようとする。
「これ以上は、多分酷くしてしまうから」
「いいからっ、強くしていいから、もっと」
ここで止められたらおかしくなる。
いくら俺のことを慮ったからって、これはない。
ここで止める方が酷いだろう。
ここまできたら最後までやれよ。
本当に同じ男なのかこいつは。
「続けていいからっ、お願い」
「っ……」
懇願すると、グウェンは耐えるような顔をして俺の腰を掴み、本当に引き抜こうとしてきた。
気付いた俺は慌てて彼の肩に爪を立てて抵抗する。
「いやだ! グウェンのバカっ、不感症!」
「レイナルド」
「ふざけんな! ここで止めるなんて絶対やだっ、俺がいいって言ってんだからやればいいだろ! 腑抜けんな!」
そう詰ったら、グウェンは真顔になって動きを止めた。
俺はなんとかして続行させようと足をグウェンの腰に回して引き戻そうと足掻く。汗で滑ってなかなか足がかからない。
「う……いいからやれって」
やけくそで詰った。
足で彼の腰を引き寄せようとして上手くいかないから余計に腹が立って涙が出る。
ぐりっと肩に爪を立てると、俺の腰を掴んだグウェンの手がぴくりと動いた。
「……わかった。強請ったのは君だ。望む通りにしよう」
俺を上回る怒気を感じさせる低い声がした。
涙で霞む目で彼を見上げると、黒々としたグウェンの瞳の奥に怪しい光が見える。真顔で俺を見下ろす彼の顔に背中がぞくりとした。
ヤバい。
キレたか。
流石に言いすぎた。謝罪しようと口を開きかけた時、腰に回していた左足を掴まれ、大きく開かされて肩に担がれた。
戸惑う間もなくがくんと頭が揺れるくらい強く腰を突き入れられる。
「んあっ?!」
グウェンが俺の足を担いだまま体重をかけ、熱く昂ったものを中まで押し込んでくる。
「ひっ、ちょ、うそ」
この二ヶ月で最初よりは慣れてきたとはいえ、今まで入れられたことのない身体の奥までグウェンの熱を突き込まれる。衝撃で背中が弓なりに反った。目の前が真っ白になるくらいの快感が背筋を駆け抜ける。
「あっ、あっ待っ、そんな、奥っ、んあっ」
慌ててグウェンの肩を掴んで爪を立てたが、据わった目をした彼は意に返さない。
咄嗟にずり下がろうとした腰をがっちり掴まれて、一番奥まで何度も勢い良く突き入れられた。
「あっ、あっ、や、イクっん、んんんっ」
あまりの快感に一気に昇り詰めてしまった俺は爪先をぎゅっと丸めて達した。絶頂する法悦が凄すぎて腰ががくがく震える。
中が締まったのかグウェンが一瞬息を詰めたが、そのまま動きを止めずに中を強く穿ってきた。
「ひっあっ、ああっあ!」
良すぎて意識が飛びそうになる。達したばかりで敏感になった内壁を強く擦られて、身体の中心で魔力が浸透すると凄まじい快楽を生む。身動きが出来ないように押さえつけられ、暴力的なまでの快感に身悶えた。気がついたらまたすぐに達しそうになっていた。
「あっ、あっ、まって、またっ、あっ、ぁああっ」
強く突き上げられて、俺はまた絶頂した。
さっきから前を触ってないのに。後ろだけで。
中がびくびく痙攣してグウェンが息を詰め、動きを止めた。身体の中に魔力ではない何かが広がる感覚がして、中に出されたのがわかった。その刺激でまた快感のスイッチを押される。
「んんっ、ふぁ」
中に出したな。
俺がやれって言った以上文句は言わないし、初めて中に出されて実は少し嬉しい。
全身が痙攣して息も絶え絶えになり、俺はいまだ収まらない魔力の放出を中に感じて悦楽の波に呑まれそうになっていた。
それが始まった時、俺とグウェンは同時に気づいた。
俺は思わず顔を覆っていた手を下げて、彼と顔を見合わせる。
「えっ……おい、これ」
「……始まったようだ」
グウェンドルフの魔力暴走が始まった。
別に、魔力暴走を起こすこと自体は問題じゃない。いつものことだ。
問題なのは、今現在俺たちが裸で抱き合っていて、俺の中にグウェンのものががっつり入っているというこの状況である。
「ちょっ、まだ時間あるって」
「すまない。よく分からないが、少しずれたようだ」
ずれたようだ。じゃないんだよ!
確かに今日そういう気分になって誘ったのは俺だ。グウェンは魔力暴走が始まるかもしれないと躊躇っていた。でもあと二時間くらいはあるって聞いたから、始まるまでには終わるだろうと、強行させたのも俺だ。
でもそれが早まるなんて聞いてない。
「んっ、ん、ちょっと待って。何か変っ」
肌が触れたところからグウェンの魔力が流れ込んでくる。グウェンの肩を掴んだ手から入ってくるのはいい。裸だから絡み合っている足に触れる肌からも伝わってくるけど、それもまぁ気にしないでいようと思えば出来る。
でもあらぬところに挿入っているものから、直接体内に入ってくるこの感じはダメだ。ダメな気がする。
「んっ、あっ、まって、ちょっと抜いて」
動きを止めているグウェンに待ったをかけると、これからというところだったが、さすがに彼も続行は不可能と思ったのか俺の腰を掴んで慎重に引き抜き始める。
「んんんっ、ひっ、あっ、ちょっと待って、それもまって!」
ずっ、と中を擦られる感覚がしたら、それを上回る快感が身体の奥に駆け抜けてビクッと腰が震えた。
動きを止めたグウェンが眉根に皺を寄せて小さく息をつく。
「大丈夫か」
「んっ、んっ、まって、なんか、おかしい」
グウェンから魔力が流れてくる。中に直接浸透してくる魔力が、俺の中に勝手に溢れ出て内壁を犯してくる。それもこの上ない快感を伴って。
なんなんだこの状況は。
こんなの想定してない。皮膚の上からじゃなくて、内膜に直接魔力が入り込んでくるのがこんなに気持ちいいなんて。
それに加えて中を擦られたら、多分ヤバいことになる。
「ふっ、う、どうしよ、今動かれたらヤバい」
「どうした、苦しいのか」
涙目になった俺を心配してグウェンが顔を覗き込んでくる。
「違う、逆。んっ、なんか、中に魔力が入ってくるのが、んん……すごい気持ちよくて、困る」
そう言うとグウェンは真顔で息を飲んで、その後深呼吸した。
「とにかく、一旦抜こう」
グウェンがもう一度俺の中から引き抜こうと腰を動かした。
途端に痺れるような刺激と共に、中に魔力が流れ込む快感が強すぎて俺はグウェンの首にしがみ付いた。
「待って! やだ、抜かないで!」
「レイナルド?」
「抜かないで、んっ、あっ、戻って、中入れてっ」
耳元でグウェンが息を詰める。
俺も自分でとんでもないことを口走っていることに気が付いている。でも抗い難い。中途半端に高められた身体が欲する強烈な快感に。
「レイナルド、だが」
「いいから入れて! んっ、はやく、んんっ、気持ちいいからっ」
グウェンの首にぎゅうぎゅう抱きついてよがると、彼は一時躊躇ってからまたゆっくり腰を入れてきた。
「あっ、あ、んんっ、ああ、ヤバい、溶けそう」
身体全体が痺れるような快感が走って俺は震えた。中に流れ込んでくる魔力が内壁をなぞりながら潜り込んでくる感覚にぞくぞくするほどの快楽を覚える。
どうしよう。気持ち良すぎて理性飛びそう。
中が煽動してる気がする。必死でグウェンの硬い熱に取り入ろうと内壁がさざめきたっている。
「んっ、ごめ、グウェンは大丈夫? キツイ?」
ずっと眉根に皺を寄せて俺を見下ろしているグウェンが心配になって掠れた声でそう聞くと、彼は小さく首を振った。
「……大丈夫だ。どちらかと言うと、私もいい。だが」
「なら、いいからっ、んっ、動いて、中突いて」
もう快感に飲まれかかっている俺がグウェンの言葉を途中で遮ってそう強請ると、彼はまたぐっと眉間に皺を寄せてから少し強めに腰を突き入れた。
良いと言ったから、魔力を受け取っている俺だけじゃなくて放出してるグウェンも気持ち良いのかもしれない。それでもまだ俺を心配して堪えている様子の彼を見て、俺は胸がぎゅっとなるような幸福感を覚える。
「あっ、ん、あっ、もっと、グウェン」
大して触られていないのに、俺の性器ももう完全に勃っていた。中を何度も擦られると腰骨の奥がビリビリする。感じたことのない快感がグウェンと繋がったところから湧き上がって、俺は必死で彼にすがりついた。
恐ろしいことを口走る口を塞いで欲しくて自分からキスをせがむと、すぐに唇を塞がれた。
「んっ、ん、ふぁ、んんっ」
口の中に入ってくる舌からも、魔力が流れてくる。あまりの快感に一瞬気が遠のき、中を擦られる刺激で我に返った。柔らかくなった内壁を強く突かれると身震いするくらい気持ち良い。眦に溜まった涙がぽろっと溢れた。
「っ」
グウェンが突然動きを止めた。は、と息を強く吐き出して険しい顔で俺を見下ろす。
「レイナルド、一旦抜く。もうこれ以上は」
「なんで、だめっ、もっと、んんっ」
突然溢れるほどの快感を取り上げられて、俺は必死で首を横に振った。足をグウェンの腰に絡めて引き抜こうとする彼に抵抗する。
こんな状態で止めようとするなんて信じられない。もうイキそうなくらいなのに絶対に嫌だ。
グウェンは眉を顰めたまま俺を宥めようとする。
「これ以上は、多分酷くしてしまうから」
「いいからっ、強くしていいから、もっと」
ここで止められたらおかしくなる。
いくら俺のことを慮ったからって、これはない。
ここで止める方が酷いだろう。
ここまできたら最後までやれよ。
本当に同じ男なのかこいつは。
「続けていいからっ、お願い」
「っ……」
懇願すると、グウェンは耐えるような顔をして俺の腰を掴み、本当に引き抜こうとしてきた。
気付いた俺は慌てて彼の肩に爪を立てて抵抗する。
「いやだ! グウェンのバカっ、不感症!」
「レイナルド」
「ふざけんな! ここで止めるなんて絶対やだっ、俺がいいって言ってんだからやればいいだろ! 腑抜けんな!」
そう詰ったら、グウェンは真顔になって動きを止めた。
俺はなんとかして続行させようと足をグウェンの腰に回して引き戻そうと足掻く。汗で滑ってなかなか足がかからない。
「う……いいからやれって」
やけくそで詰った。
足で彼の腰を引き寄せようとして上手くいかないから余計に腹が立って涙が出る。
ぐりっと肩に爪を立てると、俺の腰を掴んだグウェンの手がぴくりと動いた。
「……わかった。強請ったのは君だ。望む通りにしよう」
俺を上回る怒気を感じさせる低い声がした。
涙で霞む目で彼を見上げると、黒々としたグウェンの瞳の奥に怪しい光が見える。真顔で俺を見下ろす彼の顔に背中がぞくりとした。
ヤバい。
キレたか。
流石に言いすぎた。謝罪しようと口を開きかけた時、腰に回していた左足を掴まれ、大きく開かされて肩に担がれた。
戸惑う間もなくがくんと頭が揺れるくらい強く腰を突き入れられる。
「んあっ?!」
グウェンが俺の足を担いだまま体重をかけ、熱く昂ったものを中まで押し込んでくる。
「ひっ、ちょ、うそ」
この二ヶ月で最初よりは慣れてきたとはいえ、今まで入れられたことのない身体の奥までグウェンの熱を突き込まれる。衝撃で背中が弓なりに反った。目の前が真っ白になるくらいの快感が背筋を駆け抜ける。
「あっ、あっ待っ、そんな、奥っ、んあっ」
慌ててグウェンの肩を掴んで爪を立てたが、据わった目をした彼は意に返さない。
咄嗟にずり下がろうとした腰をがっちり掴まれて、一番奥まで何度も勢い良く突き入れられた。
「あっ、あっ、や、イクっん、んんんっ」
あまりの快感に一気に昇り詰めてしまった俺は爪先をぎゅっと丸めて達した。絶頂する法悦が凄すぎて腰ががくがく震える。
中が締まったのかグウェンが一瞬息を詰めたが、そのまま動きを止めずに中を強く穿ってきた。
「ひっあっ、ああっあ!」
良すぎて意識が飛びそうになる。達したばかりで敏感になった内壁を強く擦られて、身体の中心で魔力が浸透すると凄まじい快楽を生む。身動きが出来ないように押さえつけられ、暴力的なまでの快感に身悶えた。気がついたらまたすぐに達しそうになっていた。
「あっ、あっ、まって、またっ、あっ、ぁああっ」
強く突き上げられて、俺はまた絶頂した。
さっきから前を触ってないのに。後ろだけで。
中がびくびく痙攣してグウェンが息を詰め、動きを止めた。身体の中に魔力ではない何かが広がる感覚がして、中に出されたのがわかった。その刺激でまた快感のスイッチを押される。
「んんっ、ふぁ」
中に出したな。
俺がやれって言った以上文句は言わないし、初めて中に出されて実は少し嬉しい。
全身が痙攣して息も絶え絶えになり、俺はいまだ収まらない魔力の放出を中に感じて悦楽の波に呑まれそうになっていた。
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