129 / 158
2章 後編
ドレイクのいない島にて(島を探検します 2 )
しおりを挟む
今度は南東に向かった。
暫く歩いていると、また3方向に分かれた道が見えて来た。右に行けばレイン達の拠点に、カーブのかかる中央の道に行けば東に進み次のエリアに繋がり、左に行けばジャングルを抜けて砂漠地帯とオアシスに繋がる。
クモの巣の様に8つの方向にそれぞれのエリアと関連エリアが存在するように作ってある。多少グネグネ下道になっているが……まぁご愛嬌だ。けして真っ直ぐな線が描けず手が震えていたり、繋がった道(線)が途中途切れてしまい継ぎ足したら曲がったとかでは決してない。
……この件は置いといて、左の道砂漠地帯へと向かう事にした。道を進むにつれて徐々に緑が少くなっていき開けた場所に出た。そこは遮蔽物が少ない砂漠と遠くに点々とある緑色の物体が目に入った。多分あの緑色がオアシスなのだろう。
取り敢えず、レイン達はオアシスに向かった。
オアシスに着くと温泉湖と同じロッジが何件か建っていて中も同じ感じの造りをしている。少し違うところがあるとしたら、温泉湖の方は浴槽が砂漠の方はシャワーが付いていたり、ベットが竹細工の涼しい造りになっているぐらいだろうか。
ロッジを点検した後オアシスの周辺を散策することにした。湖の周りには地球産だろうか南国系のフルーツやヤシの木が自生していた。鑑定してから試しに味見すると多分地球と同じぐらい美味しいもしくは、それ以上の美味しさがある物もあった。
変な虫や大抵の病気に強い品種になっていた。どうやらこの世界仕様に竜神や女神が改良したのだろう。何とも有り難い話だ。レインは取り敢えず、天に祈っておいた。
ジーク達はレインを不思議そうに見ていたが、見たことの無いフルーツに舌鼓を打ち、付き添いの蜘蛛と魔狼達が何個かの実種や株を採取し拠点に運び込みしていた。全部採らない様に注意したり、ゴミの片付けも終わらせ次のエリアへと向かう。
暫く歩いていると、また3方向に分かれた道が見えて来た。右に行けばレイン達の拠点に、カーブのかかる中央の道に行けば東に進み次のエリアに繋がり、左に行けばジャングルを抜けて砂漠地帯とオアシスに繋がる。
クモの巣の様に8つの方向にそれぞれのエリアと関連エリアが存在するように作ってある。多少グネグネ下道になっているが……まぁご愛嬌だ。けして真っ直ぐな線が描けず手が震えていたり、繋がった道(線)が途中途切れてしまい継ぎ足したら曲がったとかでは決してない。
……この件は置いといて、左の道砂漠地帯へと向かう事にした。道を進むにつれて徐々に緑が少くなっていき開けた場所に出た。そこは遮蔽物が少ない砂漠と遠くに点々とある緑色の物体が目に入った。多分あの緑色がオアシスなのだろう。
取り敢えず、レイン達はオアシスに向かった。
オアシスに着くと温泉湖と同じロッジが何件か建っていて中も同じ感じの造りをしている。少し違うところがあるとしたら、温泉湖の方は浴槽が砂漠の方はシャワーが付いていたり、ベットが竹細工の涼しい造りになっているぐらいだろうか。
ロッジを点検した後オアシスの周辺を散策することにした。湖の周りには地球産だろうか南国系のフルーツやヤシの木が自生していた。鑑定してから試しに味見すると多分地球と同じぐらい美味しいもしくは、それ以上の美味しさがある物もあった。
変な虫や大抵の病気に強い品種になっていた。どうやらこの世界仕様に竜神や女神が改良したのだろう。何とも有り難い話だ。レインは取り敢えず、天に祈っておいた。
ジーク達はレインを不思議そうに見ていたが、見たことの無いフルーツに舌鼓を打ち、付き添いの蜘蛛と魔狼達が何個かの実種や株を採取し拠点に運び込みしていた。全部採らない様に注意したり、ゴミの片付けも終わらせ次のエリアへと向かう。
0
お気に入りに追加
190
あなたにおすすめの小説
死に戻り公爵令嬢が嫁ぎ先の辺境で思い残したこと
Yapa
ファンタジー
ルーネ・ゼファニヤは公爵家の三女だが体が弱く、貧乏くじを押し付けられるように元戦奴で英雄の新米辺境伯ムソン・ペリシテに嫁ぐことに。 寒い地域であることが弱い体にたたり早逝してしまうが、ルーネは初夜に死に戻る。 もしもやり直せるなら、ルーネはしたいことがあったのだった。
積みかけアラフォーOL、公爵令嬢に転生したのでやりたいことをやって好きに生きる!
ぽらいと
ファンタジー
アラフォー、バツ2派遣OLが公爵令嬢に転生したので、やりたいことを好きなようにやって過ごす、というほのぼの系の話。
悪役等は一切出てこない、優しい世界のお話です。
Rich&Lich ~不死の王になれなかった僕は『英霊使役』と『金運』でスローライフを満喫する~
八神 凪
ファンタジー
僕は残念ながら十六歳という若さでこの世を去ることになった。
もともと小さいころから身体が弱かったので入院していることが多く、その延長で負担がかかった心臓病の手術に耐えられなかったから仕方ない。
両親は酷く悲しんでくれたし、愛されている自覚もあった。
後は弟にその愛情を全部注いでくれたらと、思う。
この話はここで終わり。僕の人生に幕が下りただけ……そう思っていたんだけど――
『抽選の結果あなたを別世界へ移送します♪』
――ゆるふわ系の女神と名乗る女性によりどうやら僕はラノベやアニメでよくある異世界転生をすることになるらしい。
今度の人生は簡単に死なない身体が欲しいと僕はひとつだけ叶えてくれる願いを決める。
「僕をリッチにして欲しい」
『はあい、わかりましたぁ♪』
そして僕は異世界へ降り立つのだった――
侯爵家の愛されない娘でしたが、前世の記憶を思い出したらお父様がバリ好みのイケメン過ぎて毎日が楽しくなりました
下菊みこと
ファンタジー
前世の記憶を思い出したらなにもかも上手くいったお話。
ご都合主義のSS。
お父様、キャラチェンジが激しくないですか。
小説家になろう様でも投稿しています。
突然ですが長編化します!ごめんなさい!ぜひ見てください!
軟禁されてた呪いの子は冷酷伯爵に笑う(完)
江田真芽
恋愛
ドロシー。(神からの贈り物)
そんな名前を持った私は呪われの子。一度も外に出たことはないし、光を浴びたことがない。私は呪われているから、外に出てはいけないの。
え?祝福の子‥?加護を与えたり、呪いを解く力がある‥?へぇ、世界にはそんな素晴らしい力を持った人がいるんだね。
‥‥え?私にその力がある?いやいや。だって私、呪いの子だよ?
残酷な表現や不快になるような表現あり。ネグレクト環境が出てきます。
最強令嬢とは、1%のひらめきと99%の努力である
megane-san
ファンタジー
私クロエは、生まれてすぐに傷を負った母に抱かれてブラウン辺境伯城に転移しましたが、母はそのまま亡くなり、辺境伯夫妻の養子として育てていただきました。3歳になる頃には闇と光魔法を発現し、さらに暗黒魔法と膨大な魔力まで持っている事が分かりました。そしてなんと私、前世の記憶まで思い出し、前世の知識で辺境伯領はかなり大儲けしてしまいました。私の力は陰謀を企てる者達に狙われましたが、必〇仕事人バリの方々のおかげで悪者は一層され、無事に修行を共にした兄弟子と婚姻することが出来ました。……が、なんと私、魔王に任命されてしまい……。そんな波乱万丈に日々を送る私のお話です。
辺境伯令嬢に転生しました。
織田智子
ファンタジー
ある世界の管理者(神)を名乗る人(?)の願いを叶えるために転生しました。
アラフィフ?日本人女性が赤ちゃんからやり直し。
書き直したものですが、中身がどんどん変わっていってる状態です。
追放したんでしょ?楽しく暮らしてるのでほっといて
だましだまし
ファンタジー
私たちの未来の王子妃を影なり日向なりと支える為に存在している。
敬愛する侯爵令嬢ディボラ様の為に切磋琢磨し、鼓舞し合い、己を磨いてきた。
決して追放に備えていた訳では無いのよ?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる