私の転生先を神様(竜神様)が"勝手に"決めました ~ドラゴンテイマーになりました~

黒炎 瑠懿

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1章 後編

新たな≪仲間≫を求めて(次へ ※注意 微グロ)

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※注意 微グロ



 各長の地位をレインとドレイクに別れた者達から1体ずつ決めたらしい。たまに、会議で集まっている。

 各長が亡くなってから1週間。少し慌ただしくなったが今は落ち着いている。
 長が亡くなった際、スパイダー達は遺骸を解体しネックレスやブレスレット(この場合アンクレット?)にて肌見放さず身に付けている。どうやら、この行動は彼らなりの埋葬らしい。
 ちなみに少しグロくなるが、中身は大き目の箱に入れレイン達にお願いし、火葬を手伝ってもらっていた。
 その後、灰をスパイダー達が各自ので作った袋に入れ、彼らの巣の近くにある土の中に埋めた。
 スパイダー達が、箱を持って来た時に中身を念話で聞いたら濁されたので、多分そうだろうと推測した。

 彼らに辛くないか聞くと、≪いつもの事だ≫≪弱い者から居なくなるのは当たり前だ≫≪長が1番強い。だけどもうそろそろ"還るかえる"だろうと長が言っていた≫と答えた。厳しい自然の摂理らしい。
 それでも、寂しそうに≪"ちゃんとした弔い"が出来てよかったよ≫と言っていた。

 そこでレインは木工のスキルを駆使し各長の像を作り、台座に永久保存の魔方陣を彫り、スパイダー達にわたした。彼らは嬉しそうにそれを埋葬した場所の上に置いた。
 時々、スパイダー達がその近くで祷りを捧げている。
 

 これが1週間のうちに起きた出来事。ようやく、折り合いが着いたのだろう。毎日忙しそうに畑の作物を収穫している。
 ホッと胸を撫で下ろすレインだった。
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