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1章 後編
新たな≪仲間≫を求めて(頼るのは情報)
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結果として≪レッド≫≪ブルー≫≪グリーン≫≪イエロー≫≪ホワイト≫≪ブラック≫各2組が仲間になった。やはり、希少種の≪ロイヤル≫は見つからなかったので、地道に進化させていく事にした。
暫くスパイダー系を創作したが結果として見つからなかったので、精霊王に会いに鍵を取りだした。
すると、目の前に木目調の立派な扉が現れた。鍵を鍵穴に差し込み回すとカチャリと音がし、ノブを回すとそこには以前来たガボセの近くに出た。
中にはいると森の精霊王が足を組みながら優雅にお茶を飲んでいた。
こちらに気が付くと片手を上げ笑みを浮かべる。
「やぁ。久々だね。元気にしてたかい?立ち話もなんだから座ってよ」
「お久し振りです。これ、お土産です」
「ありがとう。君たちのお土産は僕や他の精霊達も好きだからね」
和気藹々と、レインと精霊王は近況報告をした。この世界に来て約2ヶ月と半月。今日で3回目の森の精霊王への訪問になる。1回目は初めてあった日。2回目は1ヶ月前。試しに鍵で精霊王の所に行った時。
前回は手土産にレイン特製のお菓子を作り、みんな(精霊王、レイン達とその場にいた精霊達)でお茶会をした。
精霊達のは大いに喜んだ。何でもたまに精霊王の上にいる、霊帝様が作ってくれる甘菓子を食べさせてもらうための精霊の多くは無類の菓子好き。中でも甘党が多いそう。
なので、今日もレインはお菓子を手土産に情報収集をしに来たのだった。
聞きたい情報はスパイダー系の生息位置。可能ならそこまでの道案内もお願いしたいが、やはり生息している場所に行き仲間にした方がいいような気がする。
「あの、精霊王。スパイダー系の魔甲虫のことでお聞きしたいのですが...…」
「あぁ、スパイダー系の魔甲虫なら今日中にでも付くと思うよ」
「えっ?」
何でもないみたいに話す精霊王と、何を言われたかわからないレインでした。
暫くスパイダー系を創作したが結果として見つからなかったので、精霊王に会いに鍵を取りだした。
すると、目の前に木目調の立派な扉が現れた。鍵を鍵穴に差し込み回すとカチャリと音がし、ノブを回すとそこには以前来たガボセの近くに出た。
中にはいると森の精霊王が足を組みながら優雅にお茶を飲んでいた。
こちらに気が付くと片手を上げ笑みを浮かべる。
「やぁ。久々だね。元気にしてたかい?立ち話もなんだから座ってよ」
「お久し振りです。これ、お土産です」
「ありがとう。君たちのお土産は僕や他の精霊達も好きだからね」
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なので、今日もレインはお菓子を手土産に情報収集をしに来たのだった。
聞きたい情報はスパイダー系の生息位置。可能ならそこまでの道案内もお願いしたいが、やはり生息している場所に行き仲間にした方がいいような気がする。
「あの、精霊王。スパイダー系の魔甲虫のことでお聞きしたいのですが...…」
「あぁ、スパイダー系の魔甲虫なら今日中にでも付くと思うよ」
「えっ?」
何でもないみたいに話す精霊王と、何を言われたかわからないレインでした。
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