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1章 後編
新たな≪仲間≫を求めて(秘策と実行)
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※長めです。
「レイン。石に浄化魔法を付与してそれを川の主流に俺がバラ撒いて行けば解決するんじゃないか?」
ドレイクは、思考の渦から脱出出来ていないレインに救いの手を差し伸べる。
「あっ!その手がった!!」
レインはやっと思考の渦から脱出した。そして早速エンチャントに取り掛かることにした。
エンチャントとは、物体に補助魔法を与える為に彫刻や刺繍などで魔方陣を描き付与する事。で、そのエンチャントを使用する者達を付与師と呼ぶ。
LEM内ではサブ職の1つとしてあったが、今はスキルとして習得した。
この辺もゲームと違う所だろう。サブ職全てが今はスキルに変換されているから、全然気が付かなかった。
早速、始めることにしよう。
早速始めよう。
小川の辺に転がっている、50センチの岩と20センチの石を浄化石にする為に浄化する。理由としては、【ゲルート】を繁殖しない為だ。
【ゲルート】の残骸が付着していれば、そこから一気に繁殖してしまう。ので、浄化してまっさらにしていた方がより強力になる。
次に、岩や石の中心に魔方陣を彫っていく。丁寧に彫りあげていく。
しかし初めてに魔方陣を彫るのに身体は躊躇なく彫っていく。一応、アカシックレコード・ミニの浄化の魔方陣のページを開きながら確認している。ドレイクも辺りを警戒しながら確認しているので間違いないようだ。
魔方陣は多分前智識として竜神様が与えたのだろう。それに知らない魔方陣の読み方や仕組みが分かりやすく頭の中を駆け巡っている。
想像するとかなり恐いけど。
知らない間に頭の智識をイジられているが危害は無いし。どちらかと言うと、この世界の【一般常識が詰め込まれた体】って事で、周りから早々浮くこともないと思えば、安上がりな気がするし。
ドレイクは少し嫌そうにしているが便利なので放置することにした。と言うか、気にしないことにした。
気にしても今の生活が変わるわけではないし。それに考え過ぎは逆に気が滅入る。
これからの私は、分からないことは全て【異世界だから】で片付けよう。
ワタクシワカラナイ。イセカイダカラシカタナイ。
そんな事を考えながらレインは手を動かし、魔方陣が彫られた数十個の石と岩4個を作り上げた。気付かないうちにその全てにもう1つの魔方陣が彫られた。
循環系の魔方陣で大気中の魔と歪みを動力源にした半永久装置で、浄化した川の水は土に流れ、大地の歪みを正常に戻す仕組みになっている。
循環系の魔方陣も完全な無意識で行ったのだが気にしない。
そういうものだと思って忘れよう。ドレイクもそうするそうだ。
出来た装置(?)を発動させてから、レインは魔方陣が刺繍された大きな麻袋入れ、ドレイクのマジックバッグに仕舞い込む。
麻袋の刺繍は魔力遮断。刻まれた石や岩たちが、それを運ぶドレイクの≪死の魔力≫から守るためだ。
それを受け取ったドレイクはレインからの注意事項を聴きながら革の手袋をはめ、ドラゴンの姿になり大空へと飛び立った。
「レイン。石に浄化魔法を付与してそれを川の主流に俺がバラ撒いて行けば解決するんじゃないか?」
ドレイクは、思考の渦から脱出出来ていないレインに救いの手を差し伸べる。
「あっ!その手がった!!」
レインはやっと思考の渦から脱出した。そして早速エンチャントに取り掛かることにした。
エンチャントとは、物体に補助魔法を与える為に彫刻や刺繍などで魔方陣を描き付与する事。で、そのエンチャントを使用する者達を付与師と呼ぶ。
LEM内ではサブ職の1つとしてあったが、今はスキルとして習得した。
この辺もゲームと違う所だろう。サブ職全てが今はスキルに変換されているから、全然気が付かなかった。
早速、始めることにしよう。
早速始めよう。
小川の辺に転がっている、50センチの岩と20センチの石を浄化石にする為に浄化する。理由としては、【ゲルート】を繁殖しない為だ。
【ゲルート】の残骸が付着していれば、そこから一気に繁殖してしまう。ので、浄化してまっさらにしていた方がより強力になる。
次に、岩や石の中心に魔方陣を彫っていく。丁寧に彫りあげていく。
しかし初めてに魔方陣を彫るのに身体は躊躇なく彫っていく。一応、アカシックレコード・ミニの浄化の魔方陣のページを開きながら確認している。ドレイクも辺りを警戒しながら確認しているので間違いないようだ。
魔方陣は多分前智識として竜神様が与えたのだろう。それに知らない魔方陣の読み方や仕組みが分かりやすく頭の中を駆け巡っている。
想像するとかなり恐いけど。
知らない間に頭の智識をイジられているが危害は無いし。どちらかと言うと、この世界の【一般常識が詰め込まれた体】って事で、周りから早々浮くこともないと思えば、安上がりな気がするし。
ドレイクは少し嫌そうにしているが便利なので放置することにした。と言うか、気にしないことにした。
気にしても今の生活が変わるわけではないし。それに考え過ぎは逆に気が滅入る。
これからの私は、分からないことは全て【異世界だから】で片付けよう。
ワタクシワカラナイ。イセカイダカラシカタナイ。
そんな事を考えながらレインは手を動かし、魔方陣が彫られた数十個の石と岩4個を作り上げた。気付かないうちにその全てにもう1つの魔方陣が彫られた。
循環系の魔方陣で大気中の魔と歪みを動力源にした半永久装置で、浄化した川の水は土に流れ、大地の歪みを正常に戻す仕組みになっている。
循環系の魔方陣も完全な無意識で行ったのだが気にしない。
そういうものだと思って忘れよう。ドレイクもそうするそうだ。
出来た装置(?)を発動させてから、レインは魔方陣が刺繍された大きな麻袋入れ、ドレイクのマジックバッグに仕舞い込む。
麻袋の刺繍は魔力遮断。刻まれた石や岩たちが、それを運ぶドレイクの≪死の魔力≫から守るためだ。
それを受け取ったドレイクはレインからの注意事項を聴きながら革の手袋をはめ、ドラゴンの姿になり大空へと飛び立った。
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