私の転生先を神様(竜神様)が"勝手に"決めました ~ドラゴンテイマーになりました~

黒炎 瑠懿

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1章 後編

新たな≪仲間≫を求めて(リアル作業ゲーはツミかける)

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 【密樹】が無事に何本か見つかり採取を始める。この樹木をサリー達に運んでもらい、あちらで立派に育ててからシロップを作ることにする。
 若木なので慎重に扱わねばストレスで育たないしかわりに枯れる。樹木に関してはサリー達に一任しているので大丈夫だろう。
 それに【ミーモ】達とタッグを組んで新たな"食材や料理"を製作する光景が目に浮かぶ。
 そんなことを考えているうちに【密樹】の若木を採取が終わると魔甲虫探しを再開する。

 今歩きながら探索しているのだが、出てくる魔物は【スライム】や【ゲルート】が多くなり最終的には【ゲルート】しか出てこなくなった。
 【ゲルート】の倒し方は聖魔法をぶつけ、一気に消去してしまうことが大事。魔石も全て跡形もなく。
 理由としては、魔石や形跡があると【ゲルート】はそこから何度も復活してしまうため。それに形跡の数や魔石で復活する数も倍そうする。無限ループや増加祭りに入りたくなければ、全て消し去ることがベスト。かなり厄介なのだ。【ゲルート】の倒し方は......
 その分、魔力上げやレベル上げには持ってこいの魔物だが......死ななければ......ね。

 無表情で【ゲルート】を倒しマナポーションを飲みながら前へ進むレイン達でした。



 暫く歩いていると、小川と花畑のある拓けた場所に出た。水質や花の鑑定すると、花の方は栄養が足りなく、次の花が咲かないかもとのこと。更に水質は見た目は普通の小川だが、触ると手が溶けるらしい。元凶はこの小川の主流の方に【ゲルート】がスポーンしたようだの腐蝕が水に溶けてしまったことによる水質悪化。主流まではここから数百キロ先らしく、行くとなるとかなりの日数がいるらしい。だが、こちらにはドレイクがいるので、彼に現地まで飛んで行き元凶を倒してもらった後、浄化魔法か聖水を振り掛けることで戻るだろう。かなり時間がかかりそうだが。

「ドレイク。ここから数百キロ先に主流があるらしいの。そこに【ゲルート】がスポーンしてここら一帯の腐蝕の原因になってるぽい。そこまで行って倒してから浄化魔法か聖水を振り掛けてくれるない?」
「あぁ、それぐらいなら構わないが、 問題がある」
 レインは真剣な表情でドレイクにお願いするが、彼は表情を曇らせながら続けて言った。
「お前の考えている≪浄化≫は俺には使えない」
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