私の転生先を神様(竜神様)が"勝手に"決めました ~ドラゴンテイマーになりました~

黒炎 瑠懿

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1章 前編

迷いの森にて(森の王と今後の話し合い 1 )

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※少し長めです。

 レインは精霊王の謝罪を受け入れた。しかし、ドレイクは精霊王に睨み付けていた。まぁ、ドレイクの考えはごもっともなので、しばらくほっとくことにした。
「それと、レインには話さないといけないことが何個かある」
「??」
 なんのことだか分からずドレイクと一緒に首を傾げた。精霊王は溜め息を付きながら話した。
「その様子だと、竜神は仕事をしていないようだね。竜神らしいけど。(............仕事しろよ)」
 最後の方に何かまた、言ったような気がしたが気のせいだろう。そうゆう事にしたレインだった。
「まぁ、いいや。レインは今日から柱の竜の代理人になったよ。これからもよろしくね。後この島は島の外よりも時間が早く過ぎるようになっていて、島の1年は島の外の6年に値する。もちろん、外は1年しか経っていないし、島の中でも感じられないから常に【ステータス】を確認すること。この知識ことは知らないよね?レインは16になるまで島の外には出せない約束なっているし、16になったら正式に柱の竜を伝承する事になってるよ。それと1度外に出たらその人は同じ時間に経過するからね。気を付けて。後は、この島で好きに過ごすといいよ。仲間をテイムしたり、料理したり。ただ1つだけやってほしい事は、竜神の祠と言う場所に作った料理をお供えして欲しいかな。量はなるだけ多目にだってさ。まぁ、竜神は食べさせないらしいけどね。そんな感じて過ごしてもらえば良いそうだよ」


 親戚の叔父さん見たいに話してくれる精霊王に親しみを感じ、レインは今まで知らなかった情報を頭に叩き込む。本当に竜神は触りしか話していないのだなと思うことしか出来ない内容だった。そうだよね。何故あんなに急いでいたのだろうか?不思議で頭を傾げるレインだった。

 精霊王が言うには、竜神の祠とは初代"誕生"と"生命"を司る竜が地上と神界を繋げる道がであり。そこには勿論竜神や女神そして柱の竜たちが住んでいる。"誕生"と"生命"を司る竜と"平穏"と"安らかな眠り"を司る竜たちは、基本的に地上と神界の狭間(現在いる島)"はじまりとおわりの島"に住んでいる。たまに、地上と神界を行き来して世界の均衡を保っている。まぁ、それが壊れてしまった今では他の柱が担っているそうだ。レインが16になるまでは他の柱が守るらしい。ちなみに、レインとドレイクは生き残った柱の竜の真竜人亜種ドラゴンクオーターで、母親たちはこの島出身だが父親が地上に住んでいる半竜人亜種ハーフドラゴンらしい。レインの父親は生きているがドレイクの両親は既に旅立ってしまったそうだ。中々にヘビー話だ。
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