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1章 前編
家畜(魔物)を求め (ドレイクの意外な一面)
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レインたちは、再び森の中へ入っていった。相変わらずドレイクはレインの頭を陣取り、尻尾を振りながら腹這いになっていた。プックリお腹が歩く度にポヨポヨダンスしているが本人(本竜?)は気にしていない。重さはあまり感じないんだけどね。お腹空いてない心配になっている。
たまに気分が良いのか、ドレイクが鼻歌を歌うことがあるくらいで、何も起こらずただただ歩くだけだ。ドレイクさん何で仮◯◯イダ◯ーズのop歌ってるし、よく知ってるわ。やっぱり前世(前の世界?)でも歌ってたのかな。と思いつつご機嫌なドレイクさんのBGMを聞きながら歩いていく。
しばらく歩いています。【コッコ】がなかなか見付からずドレイクさんの鼻歌は今歌っているので5曲ぐらいになった。今歌っているのは◯'zの"◯、◯る"だ。懐かしいような、良く知ていますよ本当。かなりノリノリで歌っているよね。しかも何気に旨いし。ここ異世界なんだけど。楽しいならそれで良いかな。
「【コッコ】いないね。ねぇ、ドレイクさん?」
「ーー♪......キュ?」
「!!?......ビックリするからその登場の仕方止めてくれるかな?」
レインの頭からノリノリで歌う彼が顔をヌッと覗かせ、一瞬目の前がドレイク一色になりビックリしたレインは危うくドレイクを落としそうなった。
「キュー......」
ごめん。見たいに鳴いて謝られた。戦闘もないし暇なのは良いことだけど、気い抜き過ぎではなかろうか。私にもドレイク並みの心の余裕があれば良いのに、と思うレインだった。
今、昼ちょっと過ぎぐらいになり、とりあえず遅めの昼食にした。朝に食べた携帯食と今日採った果実とクルの実を食べた。携帯食は朝と変わらずだが、果実とクルの実があるだけで結構満腹になった。しかしドレイクは私の食べた果実の3倍くらいの量を食べている。しかも携帯食とクルの実もあり、結構な量をペロリと平らげた。小さな体の何処にそんな量が入るのか。レインは少し心配していたが彼は大変満足した様子で、仰向けになりケプッとゲップをしていた。小さな両前足で、いつも以上にポッコリしたお腹を擦っていた。これは腹這いにしたらいけないやつだわ。そう思いながらレインは座るのに適した石の上に腰を下ろし、地面に転がっているドレイクを自分の膝の上に乗せ、後ろから軽く抱き締めた。ドレイクは嬉しそうに寝息を発てていた。
もう少し休憩する事にした。
たまに気分が良いのか、ドレイクが鼻歌を歌うことがあるくらいで、何も起こらずただただ歩くだけだ。ドレイクさん何で仮◯◯イダ◯ーズのop歌ってるし、よく知ってるわ。やっぱり前世(前の世界?)でも歌ってたのかな。と思いつつご機嫌なドレイクさんのBGMを聞きながら歩いていく。
しばらく歩いています。【コッコ】がなかなか見付からずドレイクさんの鼻歌は今歌っているので5曲ぐらいになった。今歌っているのは◯'zの"◯、◯る"だ。懐かしいような、良く知ていますよ本当。かなりノリノリで歌っているよね。しかも何気に旨いし。ここ異世界なんだけど。楽しいならそれで良いかな。
「【コッコ】いないね。ねぇ、ドレイクさん?」
「ーー♪......キュ?」
「!!?......ビックリするからその登場の仕方止めてくれるかな?」
レインの頭からノリノリで歌う彼が顔をヌッと覗かせ、一瞬目の前がドレイク一色になりビックリしたレインは危うくドレイクを落としそうなった。
「キュー......」
ごめん。見たいに鳴いて謝られた。戦闘もないし暇なのは良いことだけど、気い抜き過ぎではなかろうか。私にもドレイク並みの心の余裕があれば良いのに、と思うレインだった。
今、昼ちょっと過ぎぐらいになり、とりあえず遅めの昼食にした。朝に食べた携帯食と今日採った果実とクルの実を食べた。携帯食は朝と変わらずだが、果実とクルの実があるだけで結構満腹になった。しかしドレイクは私の食べた果実の3倍くらいの量を食べている。しかも携帯食とクルの実もあり、結構な量をペロリと平らげた。小さな体の何処にそんな量が入るのか。レインは少し心配していたが彼は大変満足した様子で、仰向けになりケプッとゲップをしていた。小さな両前足で、いつも以上にポッコリしたお腹を擦っていた。これは腹這いにしたらいけないやつだわ。そう思いながらレインは座るのに適した石の上に腰を下ろし、地面に転がっているドレイクを自分の膝の上に乗せ、後ろから軽く抱き締めた。ドレイクは嬉しそうに寝息を発てていた。
もう少し休憩する事にした。
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