26 / 158
1章 前編
家畜(魔物)を求め (ドレイクの意外な一面)
しおりを挟む
レインたちは、再び森の中へ入っていった。相変わらずドレイクはレインの頭を陣取り、尻尾を振りながら腹這いになっていた。プックリお腹が歩く度にポヨポヨダンスしているが本人(本竜?)は気にしていない。重さはあまり感じないんだけどね。お腹空いてない心配になっている。
たまに気分が良いのか、ドレイクが鼻歌を歌うことがあるくらいで、何も起こらずただただ歩くだけだ。ドレイクさん何で仮◯◯イダ◯ーズのop歌ってるし、よく知ってるわ。やっぱり前世(前の世界?)でも歌ってたのかな。と思いつつご機嫌なドレイクさんのBGMを聞きながら歩いていく。
しばらく歩いています。【コッコ】がなかなか見付からずドレイクさんの鼻歌は今歌っているので5曲ぐらいになった。今歌っているのは◯'zの"◯、◯る"だ。懐かしいような、良く知ていますよ本当。かなりノリノリで歌っているよね。しかも何気に旨いし。ここ異世界なんだけど。楽しいならそれで良いかな。
「【コッコ】いないね。ねぇ、ドレイクさん?」
「ーー♪......キュ?」
「!!?......ビックリするからその登場の仕方止めてくれるかな?」
レインの頭からノリノリで歌う彼が顔をヌッと覗かせ、一瞬目の前がドレイク一色になりビックリしたレインは危うくドレイクを落としそうなった。
「キュー......」
ごめん。見たいに鳴いて謝られた。戦闘もないし暇なのは良いことだけど、気い抜き過ぎではなかろうか。私にもドレイク並みの心の余裕があれば良いのに、と思うレインだった。
今、昼ちょっと過ぎぐらいになり、とりあえず遅めの昼食にした。朝に食べた携帯食と今日採った果実とクルの実を食べた。携帯食は朝と変わらずだが、果実とクルの実があるだけで結構満腹になった。しかしドレイクは私の食べた果実の3倍くらいの量を食べている。しかも携帯食とクルの実もあり、結構な量をペロリと平らげた。小さな体の何処にそんな量が入るのか。レインは少し心配していたが彼は大変満足した様子で、仰向けになりケプッとゲップをしていた。小さな両前足で、いつも以上にポッコリしたお腹を擦っていた。これは腹這いにしたらいけないやつだわ。そう思いながらレインは座るのに適した石の上に腰を下ろし、地面に転がっているドレイクを自分の膝の上に乗せ、後ろから軽く抱き締めた。ドレイクは嬉しそうに寝息を発てていた。
もう少し休憩する事にした。
たまに気分が良いのか、ドレイクが鼻歌を歌うことがあるくらいで、何も起こらずただただ歩くだけだ。ドレイクさん何で仮◯◯イダ◯ーズのop歌ってるし、よく知ってるわ。やっぱり前世(前の世界?)でも歌ってたのかな。と思いつつご機嫌なドレイクさんのBGMを聞きながら歩いていく。
しばらく歩いています。【コッコ】がなかなか見付からずドレイクさんの鼻歌は今歌っているので5曲ぐらいになった。今歌っているのは◯'zの"◯、◯る"だ。懐かしいような、良く知ていますよ本当。かなりノリノリで歌っているよね。しかも何気に旨いし。ここ異世界なんだけど。楽しいならそれで良いかな。
「【コッコ】いないね。ねぇ、ドレイクさん?」
「ーー♪......キュ?」
「!!?......ビックリするからその登場の仕方止めてくれるかな?」
レインの頭からノリノリで歌う彼が顔をヌッと覗かせ、一瞬目の前がドレイク一色になりビックリしたレインは危うくドレイクを落としそうなった。
「キュー......」
ごめん。見たいに鳴いて謝られた。戦闘もないし暇なのは良いことだけど、気い抜き過ぎではなかろうか。私にもドレイク並みの心の余裕があれば良いのに、と思うレインだった。
今、昼ちょっと過ぎぐらいになり、とりあえず遅めの昼食にした。朝に食べた携帯食と今日採った果実とクルの実を食べた。携帯食は朝と変わらずだが、果実とクルの実があるだけで結構満腹になった。しかしドレイクは私の食べた果実の3倍くらいの量を食べている。しかも携帯食とクルの実もあり、結構な量をペロリと平らげた。小さな体の何処にそんな量が入るのか。レインは少し心配していたが彼は大変満足した様子で、仰向けになりケプッとゲップをしていた。小さな両前足で、いつも以上にポッコリしたお腹を擦っていた。これは腹這いにしたらいけないやつだわ。そう思いながらレインは座るのに適した石の上に腰を下ろし、地面に転がっているドレイクを自分の膝の上に乗せ、後ろから軽く抱き締めた。ドレイクは嬉しそうに寝息を発てていた。
もう少し休憩する事にした。
0
お気に入りに追加
190
あなたにおすすめの小説

【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?

転生テイマー、異世界生活を楽しむ
さっちさん
ファンタジー
題名変更しました。
内容がどんどんかけ離れていくので…
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ありきたりな転生ものの予定です。
主人公は30代後半で病死した、天涯孤独の女性が幼女になって冒険する。
一応、転生特典でスキルは貰ったけど、大丈夫か。私。
まっ、なんとかなるっしょ。

ここは貴方の国ではありませんよ
水姫
ファンタジー
傲慢な王子は自分の置かれている状況も理解出来ませんでした。
厄介ごとが多いですね。
裏を司る一族は見極めてから調整に働くようです。…まぁ、手遅れでしたけど。
※過去に投稿したモノを手直し後再度投稿しています。

母親に家を追い出されたので、勝手に生きる!!(泣きついて来ても、助けてやらない)
いくみ
ファンタジー
実母に家を追い出された。
全く親父の奴!勝手に消えやがって!
親父が帰ってこなくなったから、実母が再婚したが……。その再婚相手は働きもせずに好き勝手する男だった。
俺は消えた親父から母と頼むと、言われて。
母を守ったつもりだったが……出て行けと言われた……。
なんだこれ!俺よりもその男とできた子供の味方なんだな?
なら、出ていくよ!
俺が居なくても食って行けるなら勝手にしろよ!
これは、のんびり気ままに冒険をする男の話です。
カクヨム様にて先行掲載中です。
不定期更新です。

3回目巻き戻り令嬢ですが、今回はなんだか様子がおかしい
エヌ
恋愛
婚約破棄されて、断罪されて、処刑される。を繰り返して人生3回目。
だけどこの3回目、なんだか様子がおかしい
一部残酷な表現がございますので苦手な方はご注意下さい。

異世界転移したけど、果物食い続けてたら無敵になってた
甘党羊
ファンタジー
唐突に異世界に飛ばされてしまった主人公。
降り立った場所は周囲に生物の居ない不思議な森の中、訳がわからない状況で自身の能力などを確認していく。
森の中で引きこもりながら自身の持っていた能力と、周囲の環境を上手く利用してどんどん成長していく。
その中で試した能力により出会った最愛のわんこと共に、周囲に他の人間が居ない自分の住みやすい地を求めてボヤきながら異世界を旅していく物語。
協力関係となった者とバカをやったり、敵には情け容赦なく立ち回ったり、飯や甘い物に並々ならぬ情熱を見せたりしながら、ゆっくり進んでいきます。

転生幼女のチートな悠々自適生活〜伝統魔法を使い続けていたら気づけば賢者になっていた〜
犬社護
ファンタジー
ユミル(4歳)は気がついたら、崖下にある森の中にいた。
馬車が崖下に落下した影響で、前世の記憶を思い出す。周囲には散乱した荷物だけでなく、さっきまで会話していた家族が横たわっており、自分だけ助かっていることにショックを受ける。
大雨の中を泣き叫んでいる時、1体の小さな精霊カーバンクルが現れる。前世もふもふ好きだったユミルは、もふもふ精霊と会話することで悲しみも和らぎ、互いに打ち解けることに成功する。
精霊カーバンクルと仲良くなったことで、彼女は日本古来の伝統に関わる魔法を習得するのだが、チート魔法のせいで色々やらかしていく。まわりの精霊や街に住む平民や貴族達もそれに振り回されるものの、愛くるしく天真爛漫な彼女を見ることで、皆がほっこり心を癒されていく。
人々や精霊に愛されていくユミルは、伝統魔法で仲間たちと悠々自適な生活を目指します。

辺境の街で雑貨店を営む錬金術士少女ノヴァ ~魔力0の捨てられ少女はかわいいモフモフ聖獣とともにこの地では珍しい錬金術で幸せをつかみ取ります~
あきさけ
ファンタジー
とある平民の少女は四歳のときに受けた魔力検査で魔力なしと判定されてしまう。
その結果、森の奥深くに捨てられてしまった少女だが、獣に襲われる寸前、聖獣フラッシュリンクスに助けられ一命を取り留める。
その後、フラッシュリンクスに引き取られた少女はノヴァと名付けられた。
さらに、幼いフラッシュリンクスの子と従魔契約を果たし、その眠っていた才能を開花させた。
様々な属性の魔法が使えるようになったノヴァだったが、その中でもとりわけ珍しかったのが、素材の声を聞き取り、それに応えて別のものに作り替える〝錬金術〟の素養。
ノヴァを助けたフラッシュリンクスは母となり、その才能を育て上げ、人の社会でも一人前になれるようノヴァを導きともに暮らしていく。
そして、旅立ちの日。
母フラッシュリンクスから一人前と見なされたノヴァは、姉妹のように育った末っ子のフラッシュリンクス『シシ』とともに新米錬金術士として辺境の街へと足を踏み入れることとなる。
まだ六歳という幼さで。
※この小説はカクヨム様、アルファポリス様で連載中です。
上記サイト以外では連載しておりません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる