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1章 前編

家畜(魔物)を求め (ミーモ仲間に誘う)

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※少し長めです。

 返事のあった木の下に大きな葉っぱを敷き、その上ルクの実を奮発して20個置き、巣から離れ待機した。
 しばらくして【ミーモ】たちが出て来た。葉っぱの上に小さな山になったルクの実を取り囲み小躍りして喜びをアピールしていた。私より小さい【ミーモ】たちは全部で5匹。ちょうどで良かった。その後に私たちを見つけたらしい【ミーモ】たちが私たちに近づく。彼らは小さな手を私たちに手を差し伸べる。この行動は友情を結ぶ契約を相手から契約を持ちかけてくれた。その小さな手たちをレインの手で繋いだ。すると少し小さなアナウンスが脳内に響く。
【【ミーモ】たちとの友情を結ぶことに成功しました。彼らとの友情は未来永劫続くでしょう】
と流れた。そして目の前には小さなウィンドウが出て来た。
【【ミーモ】たちが仲間になりたそうにこちらを見ています。仲間にしますか? YES/NO】
 何処かで見たウィンドウだけど気にせずYESをタップした。レインと【ミーモ】たちから光の鎖が伸びてきて先端同士が交わり私たちは仲間になった。彼らはレインに飛びついつ来た。ドレイクはレインの頭からスルリと脱け出し、近づくの木の枝に腰を下ろした。ずるいと思ったけど、これはこれで良いかもと思った私は悪くないと思う。

 【ミーモ】たちにもみくちゃにされた私は、とりあえず彼らを宥めてから山を降りた。降りる時にもう一度ルクの実を見つけて補充しておいた。まぁ、彼らは採ったそばから食べていたけどね。さっきのと会わせて30個程になりました。
 そんなことをしていると小屋の裏手に着いた。彼らの小屋を畑の近くにした。仕事のしやすさを考慮した結果だ。上に掲げられた看板に"ミーモファーム"とデカデカと書いた。日本語で書いたはずか自動的にこの世界の言葉に変換されたらしい。書き終わると内装をチェックしに中に入る。ナントイウコトデショウ。内装がほぼ無い、柵とエサ箱しかなかった空間に彼ら専用の扉が複数出現していた。また、私たちが使う入り口の隣に彼ら専用の入り口があった。
 後は彼らに決めて貰う事にして、レインたちは彼ら専用の畑に向かった。畑は放牧地のところにある。横下半分ほどが畑になっていて、前は広い広場なっていた。とりあえず、畑にルクの実を20個等間隔で植えり水を巻いたりした。また、ウィンドウが出てきて時間が表示されていた。どうやら30分ほどで育つそうだ。次は【コッコ】だ。私たちはまた森に入った。
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