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1章 前編
ゲームの世界ぽい私の島(私、怒ってます。)
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本や手紙を読み終えた私は、手紙を封筒に戻し本の中に手紙を挟めて、机の上で同じく本を眺めていたドレイクを頭の上に乗せた。腹這いなったドレイクのお腹が、私の頭の上に乗っているのでとても気持ちよかった。両手で本を持ち図書館を出た。とりあえず、私は私の部屋に入った。ベッドの横にあるサイドテーブルに本を置き、ベッドにダイブする。前に、頭の上に乗っていたドレイクの両脇を持ち上げ、そのままベッドに投げた。お尻から放り投げたので顔からダイブとはならない筈だが、一瞬放心状態なったドレイクがポヨポヨとベッドで跳ねていた。何をする!!?と言いたげなドレイクを余所に私もドレイクの横にダイブした。
ボヨンーボヨンーと跳ねる私と"変な奴"と見据えるドレイクと目があった。
「......。なんか八つ当たりしたかったから投げた」
「ギュー!!」
さすがのドレイクも我慢ならず、声を上げて怒っていた。怒っても可愛らしい。
「だって私、今の状況飲み込んでる最中なのに、+αも良いとこだよ。世界を救ってくれ?ドラゴンを助けてくれ?この世界を壊すのは人間たちなのに、余所の世界から来た私にどうしろと?結婚前だったのに?こちらとら、一般人だわ!」
考えする事やしなきゃいけない事など、今日一日で起きた事に我慢の限界が来てしまった。怒りで頭の中がパンクした。体勢を変えて体育座りをし膝頭に頭を預けた。落ち込むと私はいつもこうしてる。
「先輩に会いたいよー」
思わず絶対に逢うことの出来ない人の名前を言ってしまった。けど、言わずにはいられなかった。寂しくて、異世界で1人ぼっち、こんな時異世界物好きの先輩はどうするだろう。余計な事を考えて気分がドンドン暗くなる。
すると、肩を叩かれた。顔を上げるとドレイクがいた。口角を上げて濃いアメジストの目を細めて私の目の高さぐらいを飛んでいた。
その時私はビクッとした。この目は危険だ。私は直感でそう思った。よく先輩が私に対して私情で怒った時、お仕置きするサインだ。背後に黒い邪悪なオーラをスタンドさせて怒るのだ。
今の私は、ドラゴン(蛇)に睨まれた人間(蛙)なのだ。
すると、ドレイクが小さな両前足を私の頬に向かって勢い良くスイングした。思わず私は目をつぶった。
ボヨンーボヨンーと跳ねる私と"変な奴"と見据えるドレイクと目があった。
「......。なんか八つ当たりしたかったから投げた」
「ギュー!!」
さすがのドレイクも我慢ならず、声を上げて怒っていた。怒っても可愛らしい。
「だって私、今の状況飲み込んでる最中なのに、+αも良いとこだよ。世界を救ってくれ?ドラゴンを助けてくれ?この世界を壊すのは人間たちなのに、余所の世界から来た私にどうしろと?結婚前だったのに?こちらとら、一般人だわ!」
考えする事やしなきゃいけない事など、今日一日で起きた事に我慢の限界が来てしまった。怒りで頭の中がパンクした。体勢を変えて体育座りをし膝頭に頭を預けた。落ち込むと私はいつもこうしてる。
「先輩に会いたいよー」
思わず絶対に逢うことの出来ない人の名前を言ってしまった。けど、言わずにはいられなかった。寂しくて、異世界で1人ぼっち、こんな時異世界物好きの先輩はどうするだろう。余計な事を考えて気分がドンドン暗くなる。
すると、肩を叩かれた。顔を上げるとドレイクがいた。口角を上げて濃いアメジストの目を細めて私の目の高さぐらいを飛んでいた。
その時私はビクッとした。この目は危険だ。私は直感でそう思った。よく先輩が私に対して私情で怒った時、お仕置きするサインだ。背後に黒い邪悪なオーラをスタンドさせて怒るのだ。
今の私は、ドラゴン(蛇)に睨まれた人間(蛙)なのだ。
すると、ドレイクが小さな両前足を私の頬に向かって勢い良くスイングした。思わず私は目をつぶった。
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