私の転生先を神様(竜神様)が"勝手に"決めました ~ドラゴンテイマーになりました~

黒炎 瑠懿

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1章 前編

ゲームの世界ぽい私の島(家の中を探索したら 4 )

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 続いてはドレイクの部屋に向かった。ドレイクの部屋って必要なのかな?だってドラゴンだよ。スカルドラゴンだよ。どうやって扉開けるの?そもそも出れるの?と疑問に思ったがドレイク本人?(本ドラゴン?)としてはかなり嬉しかったらしい。尻尾を私の腕から放しブンブン振って喜びを表現してた。本人?(本ドラゴン?)が良いならそれで良いかな。
 とりあえず、中に入った。中はかなり広々していた。こちらもどうやら冷蔵・冷凍室と同じ様になっていて、入ってすぐの部屋は、普通の客間の様な感じなっていたがそれでも、やっぱり配色が良い仕事をしている。気品があり落ち着いた色合いのお陰で私の部屋とは違うが感じになっていた。ただ、ここには窓か少ない感じなっていた。スカルドラゴンだからかな?少し薄暗い。ランプが何ヵ所か灯ってもいた。
 もう1つの部屋はなんと言うか......その......解放感が凄かった。大きなバルコニーがあり多分ドラゴン使用だと思う。バルコニーの先が柵がなくそこから部屋に入れるようになっていた。そして窓もドラゴン使用でとても大きくさっきの部屋と違い日光が入ってきた。壁紙やカーテンはさっきの部屋と同じだか明るいだけにかなり暖かい雰囲気になっている。しかし、そ例外は何もない空間が広がっていた。
「手抜きなか?」
「キュー!!」
「えっ!違うの?」
「キュ」
「自分で作る感じなの?」
「キュキュー」
「へー。そうなんだね」
 どうやら、この部屋はドレイク自身が自分で作る寝部屋らしい。「どうして?」と聞いてもさっきと同じでなにも言わない。これも諦めるしかなさそうだ。
 若干興奮気味のドレイクを落ち着かせてから、廊下に戻った。
 多分だけど、明日からそこに大きな巣を造る予定なのかなと思う。それまでの簡易ベッドがさっきの暗い部屋なんだろうね。あのベッドもかなりデカかったし。そんなことを考えながら、最後の突き当たりの部屋へ向かった。ちょうど真北に位置した場所だ。中を開けるとそこは"図書館"だった。"図書室"ではなく"図書館"だ所狭しと本が列べられジャンルごとになっていた。中央に大きなデスクと簡易スタンド、羽ペンなどの筆記用具、それから、大きめの本がデスクの上に置かれいた。
 近付いてよく見ると本の上には封筒が置いてあった。
 ドレイクを机の上に乗せ、封筒の中を確認した。数枚の紙が折り畳まれていた。
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