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おまけ1(印刷用紙の選び方)

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オマケにちょこっと印刷用紙に関して語ります。
「印刷用紙すら何を選べばいいか分からん……」という方はご参考までにどうぞ。

【本文用紙】

本文に使う印刷用紙は

・両面印刷出来るもの
・インクジェットプリンタ対応のもの
・裏移りしない厚みのもの

を基準に選ぶといいです。

500枚入りでドーンと売っている一番安いコピー用紙だと、さすがに薄すぎて裏移りするのでやめておきましょう。(テストプリントには使ってもいいかと思います)

私は本文用紙は「書籍用紙 淡クリームキンマリ90kg」を使っています。


真っ白ではなくほんのりクリームがかった紙で、文字とのコントラストが抑えられるので読みやすく、目が疲れづらいです。
文字量の多い小説作品には特に向いている紙です。オススメです。

ちなみに自家製本に手を出した当初は、EPSONの両面印刷出来る再生紙を使って練習しました。
それでも良い感じに出来て、かな~り感動しました。
いきなりいい紙を使うのに抵抗がある方は、そちらから試してみてもいいかもしれません。


【表紙用紙】

今回はCanonの「フォトマットペーパー」を使っています。
マットで手触りがよく、かつ発色がいいです。マット大好き。

他にも光沢写真用紙や絹目用紙等、とにかくお好きな紙を使っていただければいいのですが
表紙に関しては、EPSONの紙だけはやめておいた方がいいです!

というのも、EPSONの写真用紙等厚手の紙は、印刷面でない裏面に「EPSON」の文字が入っています。


こんな感じで。

これで作ると、表紙をめくった時にEPSONの文字がコンニチワする本になってしまいます。
EPSONだけはやめましょう。

お好みの紙を見つけて、よい自家製本ライフを!
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