名づくるにいわく
名付けることは形作ること。異山の獣に名を付けて呼び出し、世を乱すものたちがいる。獣行士(じゅうこうし)、と呼ばれる異端者を野盗は抱え込んでいるらしかった。討伐へ派遣された鯨波(げいは)と白麒(はくき)の二人は、立ちはだかる異形を屠っていく。そうして人と獣のはざまを揺らぎながら、互いの名を呼んだ。そのかたちをつなぎ止めるために。
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