一緒に銀行強盗に捕まったおじさんがドMすぎて、縛られて勃起しているのを見つけてしまった話

倉藤

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セフレ編

最悪という名の幸せ。変態という名の恋人。【後編】

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 俺は無言のまま腕を引っ張り、木陰で服を着せ、バーベキュー会場へは戻らず、春太郎の家に帰った。

 もじもじしているところを家の中に押し込み、キスをする。

「———ンン・・・・・・まっ」
「待てない、無理。あーくそ、ここままヤリてぇのにッ」

 汚い春太郎を風呂場に連れて行き、脱がせるのも脱ぐのも面倒くさくて、二人で服を着たままシャワーを浴びた。

 少し冷たいシャワーの水圧を弱くして首筋や脇、足の付け根にじんわりと当ててやると、気持ちいいのか唇を噛み、耳がじわっと赤くなる。

 続けて張り付いた服の上から乳首を刺激すれば、ぷくんとすぐに立ち上がる。

 ヘッド部分を動かないように押さえ、断続的にシャワーが当たるようにしてから上を向かせ唇を貪った。

「は、んん、・・・・・・んあ」

 最初に頭からシャワーをかけたので、互いに髪の毛は濡れている。俺は自分のと春太郎の、両方の前髪をかきあげた。

「やっぱ、あんたは可愛い」

 ジッと見下ろすと、春太郎の頬が真っ赤に染まり、視線をうろうろさせたあと、俺を見つめる。まつ毛と瞳は濡れ、瞼に涙が溜まっている。

 顔立ちだけで見ればパーフェクトなんだよなぁと、そう思っていた初期。

 汚くても臭くても、今は春太郎が可愛い。

 社会の底辺を這いずる春太郎を、俺が掬い上げて愛してあげたくなるんだ。

「・・・・・・はぁん、ち、ちくび」

 お、感情を込めすぎてしまっていたようだ。うっかり、シャワーを強く押し当ててしまった。

 出会った当日にも、こんなことがあったな?

 そのときはティンコだったけど、今日はティクビだ。

「ごめん、強すぎた?」

 離そうとすると、手首をぎゅっと掴まれる。

「や、や、やめな・・・・・・で、あンンッ」

 エロすぎ。自分で押し当てて、ビクビクしてる。

 俺は反対側の乳首を口に含み、ジュッと吸いついた。

「ひ、い、んんう———・・・・・・」

 ふふ、気持ちよさそうだ。

 くねくねと腰が動いてる。

 張り付いたズボンを脱がせ、下着の上から膨らみをカリカリと引っ掻きながら、乳首を口で愛撫し続けていると、やがて「ンーーー!」と切羽詰まった声を出して、春太郎が震えた。
 
 あー、かわい。これだけでイッた。

 下着から白濁液がとろりと滲みて溢れている。

 そこに乳首から川のように流れて垂れているシャワーの水がかかって、ぽたぽたと床に白い水溜まりができ、母乳が出てるみたいに見える———。

「・・・・・・あのさ、春太郎はおっぱい欲しくならないの?」

 俺は聞いてみた。じつは気になっていたのだ。

 バブといえば定番じゃないんだろうか。

「へ、え、えとぉ」

 春太郎は焦っている。イッた直後で息も絶え絶えに物凄く焦っている。ちょっと申し訳なかった。

 だが俺はズイズイと聞く。

 気になるからだ。

「恥ずかしがらなくていいよ、どうなの?」
「・・・・・・うう、そ、それは・・・・・・」

 そして悩みに悩み、春太郎は消え入りそうな声で「欲しい」とつぶやく。

 なんだ。それならそうと早く言ってくれたら良かったのに。

 春太郎と出逢って、どんなことでも受け入れる深い深いふところを手に入れた。

 アソコだけでなく、器までもデカい男に進化した俺だぞ?

 なにを躊躇することがあるというのだろう。

 俺はぶちんとシャツのボタンを引きちぎり、胸筋の引き締まったダヴィデ像のごとき(自称)逞しい胸元を春太郎の前にさらした。

「おっぱいどうぞ?」
「あ、あ、じゃ、じゃあ・・・・・・おじゃましますぅ」

 おそるおそる、春太郎がぴとっと俺の胸板にくっつく。

 ぴた、ぴた、と手をやり、胸にくっつけた頬っぺたの位置を動かし、しばらくして乳首と乳首の間らへん、左寄りで、たぶん心臓のあたりで落ち着いた。

 ———コレは・・・・・・ギ、ギュゥゥゥンン!!!!

 ハッ、久しぶりにエグい「ギュン」がきた。

 俺のティンコはびんびんだ!

 どきどき、どうしよ。我慢できない。

 俺は春太郎を胸に抱いた姿勢で片足を上げさせ、尻の穴に指を這わせる。

 春太郎はビクりと反応したが、「いい、綺麗にしてあげる」と押しとどめ、研究し尽くした己れの知識を総動員させて洗浄を施した。

 髪も身体もすべて洗いおわると、俺の鼻息は興奮のあまり「フーフー」と荒くなっていた。

 すると気がついた春太郎が俺の胸から離れ、

「こ・・・・・・ここでする?」

 と壁に手をつき、尻の割れ目を広げて見せる。

 くぱぁと卑猥なアナルを見せつけられて、黙っていられるはずもなく、「する!」とガッチガチのティンコをあてがった。

 ズドンといきたいとこだがここは我慢して、「ずぷぷぷぷ」と時間をかけて埋めてゆく。

「はああああ・・・・・・ん」

 ううッ、気持ちよさそうな声だけで腰にくる。

 立ちバックだと相手の股間にも手を回しやすい、リズミカルに腰をグラインドさせ、春太郎のティンコもニュルニュルとしごいた。

「アッ、やあ・・・・・・ひぐ、出ちゃ」

 涙目で訴えられる。

 春太郎は早漏気味で、精液も潮もいっぱいピュッピュできる可愛いお漏らし体質だ。

 わかっていてわざと腫れ上がったしこりを激しく擦り上げ、前をしごきながら尿道をいじり倒す。

「ンアアッ、でる、でるぅ!!」

 叫びと共に壁に白い液が飛び散るが、まだ手と腰は止めない。

「あーーー、あぁ、アッ、は、あん、ううう・・・・・・」

 顎をつかんで後ろを向かせ、唇を重ねる。舌を強引に絡めて、懸命に喘いでいる声を塞いでやれば、ガクガクと膝頭が震えはじめ、春太郎は腰を抜かしガクンと崩れ落ちた。

 俺は咄嗟に後ろから抱きかかえ、床に優しく膝をつかせる。

「・・・・・・ふッ、大丈夫? 手首、ちょっと強く掴むよ」

 声をかけてから四つん這いになった春太郎の上に覆いかぶさり、押さえ込むようにして、律動を再開させる。

 尖った乳首をつまみ、ぷるぷると揺れるペニスを握ってしごく。春太郎の口からはトロトロになった声が漏れ、くたっと力のない身体はされるがままだ。

 俺はチュッと春太郎の耳裏に口付け、ぐりぐりと腰を押し付けた。

「あ、ん、ん——ッ、くううう・・・・・・」

 甘イキを繰り返している奥の奥がもったりと俺の亀頭を包み込む感触がする。

「———春太郎、奥が柔らかくなってる。いい?」

 聞きながらぐりぐりと入口をこじ開け、ぐぽんッとS字の曲がり角の向こうまで自身をぶち込んだ。

「んぐおおッ! ンあ゛あ゛アア!!!」

 春太郎は激しく痙攣して、ナカがこれ以上なく絞られる。

「あ———、いきそっ、———ッッ!」

 まだ出したくなくて腰を引こうとすると、嵩と竿の段差に結腸の入り口が引っかかり、「おおんッ♡」と気持ちよさそうな悲鳴が上がった。

 ぐぽぐぽと動かすたびに腸壁がうねり、俺は辛抱ならず最奥に自身を押し込み、どぷりッと熱を吐き出す。

「ンあああ———、お、おにゃか、あったかひ・・・・・・これ、しゅき♡」

 とぷとぷとたっぷり注いでやると、春太郎はごろんと床に寝転んで仰向けになって、うっとりと俺に呟いた。

 俺もその横に寝転がり、春太郎を抱き締める。

「好きなら、何度でもしてあげる」
「うれし。れも・・・・・・汚れちゃ」

 春太郎はハァハァと呼吸をし、俺を気づかう。

 そんな春太郎に、俺はガラにもなく緊張していた。照れ隠しに鼻を掻き、抱き締めた春太郎に顔を見られないよう、ぶっきらぼうに「汚れてもいいじゃん」と早口で告げる。

「汚れても俺が洗ってあげるから。・・・・・・明日も、明後日もさ」
「はへ? しょれって・・・・・・」

 へろへろのまま春太郎はグイッと顔を上げ、うるうるしながら俺を見つめた。

「ん。一緒に暮らしてやってもいいぞ、春太郎」

 そう言うと、ぽろぽろと涙をこぼす。

 あー、くそ。エンジェルフィルターがグレードアップしてるじゃないか。誰だよアップデートしたやつは。

 ったく、そのへんの女子より数百倍はそそる泣き方しやがって。

 めちゃくちゃ信じたくないけれど、可愛すぎか春太郎め。

 これだから俺は・・・・・・春太郎にメロメロだ。


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 いつもありがとうございます!
 本編はこれにて【完結】です。パチパチパチ。
 あと一つだけ書きたいエピソードがあるので、【同棲編】を番外編としてちょびっとだけ書きたいと思ってます。
 もう少々お付き合いくださいませ。楽しんでいただければ幸いです!

 ◇サム・レイニー◇
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