一緒に銀行強盗に捕まったおじさんがドMすぎて、縛られて勃起しているのを見つけてしまった話

倉藤

文字の大きさ
上 下
15 / 18
セフレ編

最悪という名の幸せ。変態という名の恋人。【後編】

しおりを挟む
 俺は無言のまま腕を引っ張り、木陰で服を着せ、バーベキュー会場へは戻らず、春太郎の家に帰った。

 もじもじしているところを家の中に押し込み、キスをする。

「———ンン・・・・・・まっ」
「待てない、無理。あーくそ、ここままヤリてぇのにッ」

 汚い春太郎を風呂場に連れて行き、脱がせるのも脱ぐのも面倒くさくて、二人で服を着たままシャワーを浴びた。

 少し冷たいシャワーの水圧を弱くして首筋や脇、足の付け根にじんわりと当ててやると、気持ちいいのか唇を噛み、耳がじわっと赤くなる。

 続けて張り付いた服の上から乳首を刺激すれば、ぷくんとすぐに立ち上がる。

 ヘッド部分を動かないように押さえ、断続的にシャワーが当たるようにしてから上を向かせ唇を貪った。

「は、んん、・・・・・・んあ」

 最初に頭からシャワーをかけたので、互いに髪の毛は濡れている。俺は自分のと春太郎の、両方の前髪をかきあげた。

「やっぱ、あんたは可愛い」

 ジッと見下ろすと、春太郎の頬が真っ赤に染まり、視線をうろうろさせたあと、俺を見つめる。まつ毛と瞳は濡れ、瞼に涙が溜まっている。

 顔立ちだけで見ればパーフェクトなんだよなぁと、そう思っていた初期。

 汚くても臭くても、今は春太郎が可愛い。

 社会の底辺を這いずる春太郎を、俺が掬い上げて愛してあげたくなるんだ。

「・・・・・・はぁん、ち、ちくび」

 お、感情を込めすぎてしまっていたようだ。うっかり、シャワーを強く押し当ててしまった。

 出会った当日にも、こんなことがあったな?

 そのときはティンコだったけど、今日はティクビだ。

「ごめん、強すぎた?」

 離そうとすると、手首をぎゅっと掴まれる。

「や、や、やめな・・・・・・で、あンンッ」

 エロすぎ。自分で押し当てて、ビクビクしてる。

 俺は反対側の乳首を口に含み、ジュッと吸いついた。

「ひ、い、んんう———・・・・・・」

 ふふ、気持ちよさそうだ。

 くねくねと腰が動いてる。

 張り付いたズボンを脱がせ、下着の上から膨らみをカリカリと引っ掻きながら、乳首を口で愛撫し続けていると、やがて「ンーーー!」と切羽詰まった声を出して、春太郎が震えた。
 
 あー、かわい。これだけでイッた。

 下着から白濁液がとろりと滲みて溢れている。

 そこに乳首から川のように流れて垂れているシャワーの水がかかって、ぽたぽたと床に白い水溜まりができ、母乳が出てるみたいに見える———。

「・・・・・・あのさ、春太郎はおっぱい欲しくならないの?」

 俺は聞いてみた。じつは気になっていたのだ。

 バブといえば定番じゃないんだろうか。

「へ、え、えとぉ」

 春太郎は焦っている。イッた直後で息も絶え絶えに物凄く焦っている。ちょっと申し訳なかった。

 だが俺はズイズイと聞く。

 気になるからだ。

「恥ずかしがらなくていいよ、どうなの?」
「・・・・・・うう、そ、それは・・・・・・」

 そして悩みに悩み、春太郎は消え入りそうな声で「欲しい」とつぶやく。

 なんだ。それならそうと早く言ってくれたら良かったのに。

 春太郎と出逢って、どんなことでも受け入れる深い深いふところを手に入れた。

 アソコだけでなく、器までもデカい男に進化した俺だぞ?

 なにを躊躇することがあるというのだろう。

 俺はぶちんとシャツのボタンを引きちぎり、胸筋の引き締まったダヴィデ像のごとき(自称)逞しい胸元を春太郎の前にさらした。

「おっぱいどうぞ?」
「あ、あ、じゃ、じゃあ・・・・・・おじゃましますぅ」

 おそるおそる、春太郎がぴとっと俺の胸板にくっつく。

 ぴた、ぴた、と手をやり、胸にくっつけた頬っぺたの位置を動かし、しばらくして乳首と乳首の間らへん、左寄りで、たぶん心臓のあたりで落ち着いた。

 ———コレは・・・・・・ギ、ギュゥゥゥンン!!!!

 ハッ、久しぶりにエグい「ギュン」がきた。

 俺のティンコはびんびんだ!

 どきどき、どうしよ。我慢できない。

 俺は春太郎を胸に抱いた姿勢で片足を上げさせ、尻の穴に指を這わせる。

 春太郎はビクりと反応したが、「いい、綺麗にしてあげる」と押しとどめ、研究し尽くした己れの知識を総動員させて洗浄を施した。

 髪も身体もすべて洗いおわると、俺の鼻息は興奮のあまり「フーフー」と荒くなっていた。

 すると気がついた春太郎が俺の胸から離れ、

「こ・・・・・・ここでする?」

 と壁に手をつき、尻の割れ目を広げて見せる。

 くぱぁと卑猥なアナルを見せつけられて、黙っていられるはずもなく、「する!」とガッチガチのティンコをあてがった。

 ズドンといきたいとこだがここは我慢して、「ずぷぷぷぷ」と時間をかけて埋めてゆく。

「はああああ・・・・・・ん」

 ううッ、気持ちよさそうな声だけで腰にくる。

 立ちバックだと相手の股間にも手を回しやすい、リズミカルに腰をグラインドさせ、春太郎のティンコもニュルニュルとしごいた。

「アッ、やあ・・・・・・ひぐ、出ちゃ」

 涙目で訴えられる。

 春太郎は早漏気味で、精液も潮もいっぱいピュッピュできる可愛いお漏らし体質だ。

 わかっていてわざと腫れ上がったしこりを激しく擦り上げ、前をしごきながら尿道をいじり倒す。

「ンアアッ、でる、でるぅ!!」

 叫びと共に壁に白い液が飛び散るが、まだ手と腰は止めない。

「あーーー、あぁ、アッ、は、あん、ううう・・・・・・」

 顎をつかんで後ろを向かせ、唇を重ねる。舌を強引に絡めて、懸命に喘いでいる声を塞いでやれば、ガクガクと膝頭が震えはじめ、春太郎は腰を抜かしガクンと崩れ落ちた。

 俺は咄嗟に後ろから抱きかかえ、床に優しく膝をつかせる。

「・・・・・・ふッ、大丈夫? 手首、ちょっと強く掴むよ」

 声をかけてから四つん這いになった春太郎の上に覆いかぶさり、押さえ込むようにして、律動を再開させる。

 尖った乳首をつまみ、ぷるぷると揺れるペニスを握ってしごく。春太郎の口からはトロトロになった声が漏れ、くたっと力のない身体はされるがままだ。

 俺はチュッと春太郎の耳裏に口付け、ぐりぐりと腰を押し付けた。

「あ、ん、ん——ッ、くううう・・・・・・」

 甘イキを繰り返している奥の奥がもったりと俺の亀頭を包み込む感触がする。

「———春太郎、奥が柔らかくなってる。いい?」

 聞きながらぐりぐりと入口をこじ開け、ぐぽんッとS字の曲がり角の向こうまで自身をぶち込んだ。

「んぐおおッ! ンあ゛あ゛アア!!!」

 春太郎は激しく痙攣して、ナカがこれ以上なく絞られる。

「あ———、いきそっ、———ッッ!」

 まだ出したくなくて腰を引こうとすると、嵩と竿の段差に結腸の入り口が引っかかり、「おおんッ♡」と気持ちよさそうな悲鳴が上がった。

 ぐぽぐぽと動かすたびに腸壁がうねり、俺は辛抱ならず最奥に自身を押し込み、どぷりッと熱を吐き出す。

「ンあああ———、お、おにゃか、あったかひ・・・・・・これ、しゅき♡」

 とぷとぷとたっぷり注いでやると、春太郎はごろんと床に寝転んで仰向けになって、うっとりと俺に呟いた。

 俺もその横に寝転がり、春太郎を抱き締める。

「好きなら、何度でもしてあげる」
「うれし。れも・・・・・・汚れちゃ」

 春太郎はハァハァと呼吸をし、俺を気づかう。

 そんな春太郎に、俺はガラにもなく緊張していた。照れ隠しに鼻を掻き、抱き締めた春太郎に顔を見られないよう、ぶっきらぼうに「汚れてもいいじゃん」と早口で告げる。

「汚れても俺が洗ってあげるから。・・・・・・明日も、明後日もさ」
「はへ? しょれって・・・・・・」

 へろへろのまま春太郎はグイッと顔を上げ、うるうるしながら俺を見つめた。

「ん。一緒に暮らしてやってもいいぞ、春太郎」

 そう言うと、ぽろぽろと涙をこぼす。

 あー、くそ。エンジェルフィルターがグレードアップしてるじゃないか。誰だよアップデートしたやつは。

 ったく、そのへんの女子より数百倍はそそる泣き方しやがって。

 めちゃくちゃ信じたくないけれど、可愛すぎか春太郎め。

 これだから俺は・・・・・・春太郎にメロメロだ。


 ---------------------------------------------------

 
 いつもありがとうございます!
 本編はこれにて【完結】です。パチパチパチ。
 あと一つだけ書きたいエピソードがあるので、【同棲編】を番外編としてちょびっとだけ書きたいと思ってます。
 もう少々お付き合いくださいませ。楽しんでいただければ幸いです!

 ◇サム・レイニー◇
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?

すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。 「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」 家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。 「私は母親じゃない・・・!」 そう言って家を飛び出した。 夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。 「何があった?送ってく。」 それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。 「俺と・・・結婚してほしい。」 「!?」 突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。 かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。 そんな彼に、私は想いを返したい。 「俺に・・・全てを見せて。」 苦手意識の強かった『営み』。 彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。 「いあぁぁぁっ・・!!」 「感じやすいんだな・・・。」 ※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。 ※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。 それではお楽しみください。すずなり。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

鬼上司と秘密の同居

なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳 幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ… そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた… いったい?…どうして?…こうなった? 「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」 スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか… 性描写には※を付けております。

いっぱい命じて〜無自覚SubはヤンキーDomに甘えたい〜

きよひ
BL
無愛想な高一Domヤンキー×Subの自覚がない高三サッカー部員 Normalの諏訪大輝は近頃、謎の体調不良に悩まされていた。 そんな折に出会った金髪の一年生、甘井呂翔。 初めて会った瞬間から甘井呂に惹かれるものがあった諏訪は、Domである彼がPlayする様子を覗き見てしまう。 甘井呂に優しく支配されるSubに自分を重ねて胸を熱くしたことに戸惑う諏訪だが……。 第二性に振り回されながらも、互いだけを求め合うようになる青春の物語。 ※現代ベースのDom/Subユニバースの世界観(独自解釈・オリジナル要素あり) ※不良の喧嘩描写、イジメ描写有り 初日は5話更新、翌日からは2話ずつ更新の予定です。

王道学園の冷徹生徒会長、裏の顔がバレて総受けルート突入しちゃいました!え?逃げ場無しですか?

名無しのナナ氏
BL
王道学園に入学して1ヶ月でトップに君臨した冷徹生徒会長、有栖川 誠(ありすがわ まこと)。常に冷静で無表情、そして無言の誠を生徒達からは尊敬の眼差しで見られていた。 そんな彼のもう1つの姿は… どの企業にも属さないにも関わらず、VTuber界で人気を博した個人VTuber〈〈 アイリス 〉〉!? 本性は寂しがり屋の泣き虫。色々あって周りから誤解されまくってしまった結果アイリスとして素を出していた。そんなある日、生徒会の仕事を1人で黙々とやっている内に疲れてしまい__________ ※ ・非王道気味 ・固定カプ予定は無い ・悲しい過去🐜のたまにシリアス ・話の流れが遅い

【完結】ぎゅって抱っこして

かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。 でも、頼れる者は誰もいない。 自分で頑張らなきゃ。 本気なら何でもできるはず。 でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。

目が覚めたら囲まれてました

るんぱっぱ
BL
燈和(トウワ)は、いつも独りぼっちだった。 燈和の母は愛人で、すでに亡くなっている。愛人の子として虐げられてきた燈和は、ある日家から飛び出し街へ。でも、そこで不良とぶつかりボコボコにされてしまう。 そして、目が覚めると、3人の男が燈和を囲んでいて…話を聞くと、チカという男が燈和を拾ってくれたらしい。 チカに気に入られた燈和は3人と共に行動するようになる。 不思議な3人は、闇医者、若頭、ハッカー、と異色な人達で! 独りぼっちだった燈和が非日常な幸せを勝ち取る話。

処理中です...