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アタラシイトシ、オトコドオシ、ヨドウシ、ドウシヨウ?
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「明日ん夜、俺んち来れば? 正月早々、父親出張、母親夜勤、姉貴彼氏ん家」
「イエェーイ。そんじゃ、カップ麺持参で邪魔すっから。徹夜で麻里子カートしようぜ。それかファザー・活かつぅ」
元旦の朝、あけおめを言うために掛けたLINE通話を早々に切り、明日の泊まり用の服をうきうきとリュックに詰める。
すぐ近所に住む 和孝との仲は気安い。
保育園の頃から、小、中、高とずっと一緒だ。
来年はお互い大学受験だから無理かもしれないが、この冬はまだギリギリまで遊んでいたい。
麻里子と主婦仲間達がスーパーの店内でショッピングカートを押して激走しながら特売品と見切り品をゲットしていく対戦ゲーム、麻里子カートに俺と和孝はここ最近ずっとはまっている。
でも、時間がたんまりあるならファザー・活かつぅも捨てがたい。ハイスカで三つ折り靴下の三つ編み女子高生が、丑三つ時にパパ活しながらモンスターを倒してパパからお小遣いを都度三万ずつ振込んでもらうRPGゲーム。
家族不在で夜通しゲームするなら、エロ要素の多いファザー・活かつぅが正解な気がする。
カップ麺の在庫を確認しに台所に行き、ペロペロヤングアダルト焼きそばとドスケ兵衛のうどんを手に入れ部屋に戻った。
*****************
翌日、夜7時。
ピーンポーンと音がなるボタンをポチッと押すと、頭にハチマキをした和孝が秒で出てきた。
「へい、らっしゃい!」
「いや、つまんねぇーよ」
「♪めっんっくいっねー」
「……ゴメン、俺はどこをどうツッコみゃーいいわけ? 渋オジ隊? 今日は寿司は食わねぇーぞ。それか、面食いと麺食いで駄洒落とか?」
「勝っちゃん賢いよなぁ。俺、せっかく徹夜して考えたのに」
夜通しゲームする予定なのに無駄な徹夜を前日にする馬鹿がここにいる。
「さっさメシ済ませてゲームしようぜ。ペロヤングとドスケ兵衛と、和孝はどっち食う?」
リュックから出して片手にそれぞれ持つと、和孝が躊躇無くドスケ兵衛を取って懐に抱いた。
「俺、ドスケ兵衛が大好き」
まるで少女がウサギの縫いぐるみを抱き締めているみたいに見えて、ちょっとだけどぎまぎしたのは内緒だ。
腹も減っていたので、早速に台所で湯を沸かしてカップ麺を作る。
ペロヤングの湯切りは和孝がやってくれた。
「女だったら和孝はいい嫁さんになっただろうに、残念だな」
「眺めているだけの夫はモテねぇーぞ」
「俺はちゃんと食料運んで来たっつーの」
「家計に金さえ入れときゃいいみたいな考え方、今どき古いっしょ」
ちゅるちゅるちゅる、と音をさせながら、和孝が下手くそに麺をすする。
すぼめる口の動きがエロく見えて、俺は目をそらした。
俺が自分のペロヤングを食べるのに集中していると、和孝が急に言った。
「勝っちゃんの口の動き、フェラしてるっぽい」
思わずテーブルに吹き出した。
和孝が立ち上がって、俺が粗相した食い散らかしを何事も無かったのように、無言で片付けていく。
「……いや、お前何か言えよ」
汚したのは俺、そうさせたのは和孝だ。
「勝っちゃんの口、エロいね」
「はっ? 和孝、お前、絶対に後でゲームでぶちのめすから、覚えとけよ」
二人共が食べ終わって、和孝の部屋に移動した。
なのに、和孝が眠いと言う。
「人を誘っておいて昨日徹夜すっからじゃん、馬鹿?」
ベッドに転がった和孝は欠伸あくびしながらケラケラと笑っている。
「なぁ、勝っちゃんも一緒にゴロゴロしよ? 5分……いや、10分」
腕を伸ばしてきた和孝に手首を掴まれ、ベッドに引っ張られた。
「俺はファザー・活かつぅしてぇーのに」
「そんなにエロゲーがしたいなら、勝っちゃんは俺とエロエロすればいいよ」
「何だよ、エロエロって……ってオイ!」
股間に触れられ反射で跳ね起きようとして、でも起き上がれなかった。
和孝が俺に覆いかぶさっていて、俺の手足を和孝の手足で見事に拘束している。
きっとさっき股間に触れたのは和孝の手で、でも今きっと触れているのは和孝のちんちんだろう。
見えてはいないけれど、硬さで何となく分かる……つぅーか、それ以外におそらく選択肢が無い。
両手と両足を使い、器用に俺の手足を押さえつけている。
「はぁ……ねぇ勝っちゃん、チンコ擦れるの、気持ちぃーね」
「は? いやいやいやいや、駄目だろ、コレ」
「何で? いいじゃん。夜通しエロゲーするより、もっとエロいことしていっぱい抜いた方が気持ちぃーっしょ」
「は? いやいやいやいや……」
まともに記憶のある抵抗の言葉はそこまで。
あとはドスケ兵衛な和孝に唇を吸われ、ペロペロベロベロチューチューされ、何故か有りもしない乳を片側ずつ丁寧に吸われ、俺の分身までもを吸われ……。
それ以上は言いたくない、つぅーかここまででも、もう十分言った。
眠たがっていたはずの和孝の目はずっと冴えざえとしていて、何なら今も冴えまくっている。
夜通しゲームする覚悟は出来ていたけれど、想定外の現実に俺は頭が付いていかない……というかもうベッドの底に置いてきた。頼むから誰も探さないでほしい。
丑三つ時さえとうに過ぎて、外からはチュンチュンと鳥のさえずり声が聞こえてくる。
ベッドの上の和孝の上では、和孝の分身を体に含んだ俺がまだあんあんとさえずっていた。
「イエェーイ。そんじゃ、カップ麺持参で邪魔すっから。徹夜で麻里子カートしようぜ。それかファザー・活かつぅ」
元旦の朝、あけおめを言うために掛けたLINE通話を早々に切り、明日の泊まり用の服をうきうきとリュックに詰める。
すぐ近所に住む 和孝との仲は気安い。
保育園の頃から、小、中、高とずっと一緒だ。
来年はお互い大学受験だから無理かもしれないが、この冬はまだギリギリまで遊んでいたい。
麻里子と主婦仲間達がスーパーの店内でショッピングカートを押して激走しながら特売品と見切り品をゲットしていく対戦ゲーム、麻里子カートに俺と和孝はここ最近ずっとはまっている。
でも、時間がたんまりあるならファザー・活かつぅも捨てがたい。ハイスカで三つ折り靴下の三つ編み女子高生が、丑三つ時にパパ活しながらモンスターを倒してパパからお小遣いを都度三万ずつ振込んでもらうRPGゲーム。
家族不在で夜通しゲームするなら、エロ要素の多いファザー・活かつぅが正解な気がする。
カップ麺の在庫を確認しに台所に行き、ペロペロヤングアダルト焼きそばとドスケ兵衛のうどんを手に入れ部屋に戻った。
*****************
翌日、夜7時。
ピーンポーンと音がなるボタンをポチッと押すと、頭にハチマキをした和孝が秒で出てきた。
「へい、らっしゃい!」
「いや、つまんねぇーよ」
「♪めっんっくいっねー」
「……ゴメン、俺はどこをどうツッコみゃーいいわけ? 渋オジ隊? 今日は寿司は食わねぇーぞ。それか、面食いと麺食いで駄洒落とか?」
「勝っちゃん賢いよなぁ。俺、せっかく徹夜して考えたのに」
夜通しゲームする予定なのに無駄な徹夜を前日にする馬鹿がここにいる。
「さっさメシ済ませてゲームしようぜ。ペロヤングとドスケ兵衛と、和孝はどっち食う?」
リュックから出して片手にそれぞれ持つと、和孝が躊躇無くドスケ兵衛を取って懐に抱いた。
「俺、ドスケ兵衛が大好き」
まるで少女がウサギの縫いぐるみを抱き締めているみたいに見えて、ちょっとだけどぎまぎしたのは内緒だ。
腹も減っていたので、早速に台所で湯を沸かしてカップ麺を作る。
ペロヤングの湯切りは和孝がやってくれた。
「女だったら和孝はいい嫁さんになっただろうに、残念だな」
「眺めているだけの夫はモテねぇーぞ」
「俺はちゃんと食料運んで来たっつーの」
「家計に金さえ入れときゃいいみたいな考え方、今どき古いっしょ」
ちゅるちゅるちゅる、と音をさせながら、和孝が下手くそに麺をすする。
すぼめる口の動きがエロく見えて、俺は目をそらした。
俺が自分のペロヤングを食べるのに集中していると、和孝が急に言った。
「勝っちゃんの口の動き、フェラしてるっぽい」
思わずテーブルに吹き出した。
和孝が立ち上がって、俺が粗相した食い散らかしを何事も無かったのように、無言で片付けていく。
「……いや、お前何か言えよ」
汚したのは俺、そうさせたのは和孝だ。
「勝っちゃんの口、エロいね」
「はっ? 和孝、お前、絶対に後でゲームでぶちのめすから、覚えとけよ」
二人共が食べ終わって、和孝の部屋に移動した。
なのに、和孝が眠いと言う。
「人を誘っておいて昨日徹夜すっからじゃん、馬鹿?」
ベッドに転がった和孝は欠伸あくびしながらケラケラと笑っている。
「なぁ、勝っちゃんも一緒にゴロゴロしよ? 5分……いや、10分」
腕を伸ばしてきた和孝に手首を掴まれ、ベッドに引っ張られた。
「俺はファザー・活かつぅしてぇーのに」
「そんなにエロゲーがしたいなら、勝っちゃんは俺とエロエロすればいいよ」
「何だよ、エロエロって……ってオイ!」
股間に触れられ反射で跳ね起きようとして、でも起き上がれなかった。
和孝が俺に覆いかぶさっていて、俺の手足を和孝の手足で見事に拘束している。
きっとさっき股間に触れたのは和孝の手で、でも今きっと触れているのは和孝のちんちんだろう。
見えてはいないけれど、硬さで何となく分かる……つぅーか、それ以外におそらく選択肢が無い。
両手と両足を使い、器用に俺の手足を押さえつけている。
「はぁ……ねぇ勝っちゃん、チンコ擦れるの、気持ちぃーね」
「は? いやいやいやいや、駄目だろ、コレ」
「何で? いいじゃん。夜通しエロゲーするより、もっとエロいことしていっぱい抜いた方が気持ちぃーっしょ」
「は? いやいやいやいや……」
まともに記憶のある抵抗の言葉はそこまで。
あとはドスケ兵衛な和孝に唇を吸われ、ペロペロベロベロチューチューされ、何故か有りもしない乳を片側ずつ丁寧に吸われ、俺の分身までもを吸われ……。
それ以上は言いたくない、つぅーかここまででも、もう十分言った。
眠たがっていたはずの和孝の目はずっと冴えざえとしていて、何なら今も冴えまくっている。
夜通しゲームする覚悟は出来ていたけれど、想定外の現実に俺は頭が付いていかない……というかもうベッドの底に置いてきた。頼むから誰も探さないでほしい。
丑三つ時さえとうに過ぎて、外からはチュンチュンと鳥のさえずり声が聞こえてくる。
ベッドの上の和孝の上では、和孝の分身を体に含んだ俺がまだあんあんとさえずっていた。
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