可笑しな漫画家が異世界転生した模様。ーただの神様達と神獣や少女で漫画家を困らせるようです。ー

裏。ー影。ー

休。ー温和な御仁。ー

ん……？
馬鹿も休み休みを言ってんの？

邪魔者を取っ払うのは、僕らの役目だよ。

視るのはアイツらの役目だから。

ほら、行った行った。
あとは『ヴォケ』に言っとこーっと。

ん、ごめんね。
待った？

僕もやることがあるんだ。
君も手伝ってくれるかい？

この鋏で糸を切ればいい。

簡単な仕事だよ。

みえない？

大丈夫じゃなさそうだね…少し借りるよ。

……うん、大丈夫そうだ。

あ、忘れてた。

みえるね？

うるさいなあ。

けど、想定内だ。

君の名と力、借り受けるよ。

『██████████████████』。

馬鹿も休み休み言ってんの？

ねえ？

お姉さんレディ、お姉さんレディ。

そんな及び腰だと、生きてけなくなるよ。

まっ、それは。

どの世界でも一緒だろうけど(笑)

それじゃーね、お姉さんレディ、お姉さんレディ。

あとは眠るだけだ、それはこの世の何よりも簡単だよね。

そ、行ってらっしゃい。

ルピクお願い、ルピクお願い。

それじゃーね、お姉さんレディ、お姉さんレディ。

お姉さんレディ。

『待たせてごめんね、馬鹿も休み休み言ってたからつい感情が乗っちゃったよ。』

うん、それはもらうからちょうだい。

君に言われるとへこむなー。

いつもからかわれるから今回はからかっちゃった、あはは。

ちょっ、それは……！もごもご、もごっー、もっもー、もっ。(意訳:ごめんね。)

ぷはっ、苦しかったー……。
草むらに頭突っ込まれると、弱いってこと知っててこうするんだもんねー。

ぶー、ぶー。

なんて、ウソ。

ありがとう、いつも助かってるよ。

『ヴィレ』。