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真。ー詩。ー
武闘派に相見える。ー連累は相容れないようです。ー
しおりを挟む久々に血肉踊る王族と、会ったわい。
だが、あの国の姫君……蜜を知ってしまったからのぅ。
全てを知ったつもりで、いるでない。
御身は直情的じゃ。
恋に恋したのだろうが、御身のその先が煉獄へ繋がっていようと、突き進むのみなのじゃ。
若人が違う「人」、それも___『悪鬼の如く振る舞うモノ』を好むとは。
その想いを撒き散らすか、秘匿として決断か、懊悩するだろうさ。
で、あるからして道は数多伸びておる。
『随分物好きな姫君がいたものだ、この世にも。』
『想えば想う程。』
『苦しむのも事実。』
『だがしかし温情はかけない。』
『それを想定して、のことだろう?』
『賢賢し姫よ。』
『あなたに認めていただけることを夢見ております、愚陋な王の娘に恩赦を。』
お主のことを、好いているのもまた物好きな『魑魅魍魎共』だと知ってのことか。
己の恋を無碍にするか、秘めておくか、懊悩するが良いぞ。
何、老婆心から言わせてもらっただけのこと。
『己の好きなように、思うがままにするが吉ですので。』
『お忘れなきよう、姫さま。』
『老練の模索者。ー所詮は年寄りの戯言じゃ。ー』
『寝ずの番と恋涙。ー夜は恐いかな?ー』
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