可笑しな漫画家が異世界転生した模様。ーただの神様達と神獣や少女で漫画家を困らせるようです。ー

羽根。ー虚虚虚虚虚虚虚虚虚虚。ー

…………きっと気づかれていることでしょう。

『シャーロット』は、『部屋』の中でそれはぐっすりと眠っていた。
それはそれで大丈夫だろう。

さて、何か違和感を感じないか？

周りを見てみよう、ヒントは与えないが案内くらいはしてやるから。

……………そこには何も無いぞ？
ん、どうした？

ふむ、羽根か。それも黒い羽だろうな。
それなら、『アレ』が知っているだろう。

ただ『アレ』に会うにはかなりの労力と時間が必要だな、その前に。

青白い足が出現したようだ。
ただ、『この仔』は危害を加えない。
そうだ、いたくしないぞ。

『虚うつろの仔』がいる。
………ん？
ああ。『虚は虚きょ』と読む場合もあるぞ。
今回以降は、『うつろ』と呼ぶさ。
それで、『虚の仔』がどうしたか？