可笑しな漫画家が異世界転生した模様。ーただの神様達と神獣や少女で漫画家を困らせるようです。ー

同時に来るもの。ー格の違いを見せつけるものでございます。ー

さて、『かの幼き魔導師さん』に任せたことだし…俺は暫く雑魚の、掃除でもしておきますか～……｡
俺は草むらに声をかけた。
『見てるよ？俺は。
だから、大人しく出てきておいで。』
草むらから出てきたものが、頭を掻きながらため息をついた。
『…………はぁ～…感知力どうなってやがんだ、『かの悪魔の神』さんよぉ…。』
ナイフを腰のポケット付きのカバンから、取り出しくるくると回転させながら話しかけてくるものがいた。
だから面白く思い、からかうように話した。
『ははっ…どうなっているんだろうね。
じゃあ、遊ぼうか？』
『はあ～…ちっ、余裕そうな面をしやがって。
しゃーねぇな…。
ヤる覚悟で遊んでやるから、さっさと来いよ。
『かの悪魔の神』サマ。』
『いいよ、じゃあ先に俺からねー。』
足に力を込めて、跳躍しながら爪を鋭くさせ引き裂くように腕を振りかぶった。
受け止めるやつの耳元でそうして囁いた。
『いいねえ、そのイカれた戦闘センス。』
『ほらほら？
まだまだ行くよ～。』
二百、五百、九百、千一百撃、一万撃……。
そんな感じで『かの半端な取り込まれた神様』にぶち込んで、微笑んだ。
『どうだい？まだ動くのかい？』
『ごはっ……イカれてやがるよ、ほんとに。』