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第186話 第三王子は恐怖を覚える!
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ソフィアちゃんの音声が汚水処理施設内に木霊する。僕の耳からソフィアちゃんの音声が永遠に流れる…… 耳に音声が残ってしまった『シュウ』です。
僕は汚水処理場の後始末を済ませ、お城に向かった。すでに主要メンバーと三号生のみんなが待っていた。
「遅いぞ、なにやってたんだよ! シュウ」
ダンベルが優しく迎えてくれた。
「悪い悪い、一人だったからさぁ、片付けが遅くなってしまったよ」
「ロッシュウ様はいつでもどこでも一人ボッチなんですね。お可哀想に……」
僕の背後にレイニーが立っていた。
「レ、レ、レイニー!? いつの間に僕の背後に!」
「先ほどからですが何か? 王妃様が今のロッシュウ様を見たらどんなに悲しまれることか……」
「だったらレイニーも汚水処理場に来てくれたって良いじゃないか!」
「それは出来ません。私には私の用事がありますから」
――この人、本当に僕の専属メイドなの? あまりにも自由すぎるぞ。
「まあ、良いわ。シュウ君も座って」
お母上様の『まあ、良いわ』の言葉が今一わからないが、指定された椅子に座った。
「ところでシュウ君。汚水処理場の様子はどうだった?」
「はい、お母上様。すでにマリーパパさんから報告は頂いていると思いますが、みなさんの反応からすれば、水スライムについては予想通り受け入れてもらったと思います。怖いとか恐ろしいとかの声は全く聞こえませんでした。ただ……」
「ただ なに?」
「え~と、無職の男女が二人確認出来ました」
「まことか!?」
「ウツボ様!? 急にどうされたのですか?」
「いや、すまん。つい無職と聞いてな……」
「無職だと何か問題でも?」
ウツボ様はプルプルと震えだし
「ウツボ様、大丈夫ですか?」
「ありがとうよ お若いの…… 悲しいことだが国民から無職が出てしまった……」
――ハァ!? 人の言葉をしゃべる大きな猪なの? 最後は呪われるの?
僕はウツボ様が心配になり、手を伸ばそうとした瞬間
「シュウ! 無職には手を出すな! 呪いをもらうぞ!」
マリーパパが僕に向かって叫んだ!
――ウツボ様って、アルラサンド王国の国王だよね? 無職じゃないよね?
「マリーパパさん。無職ってダメなことなんですか? 無職じゃダメなんですか?」
「「「――――!?」」」
「えっ?」
その場に居た全員が一斉に僕を見た!
「シュウ兄様は全然、無職の恐ろしさをわかってない!」
「そうです! シュウさん、ソフィアちゃんの言う通りです」
「アイリスちゃん。シュウ兄様に伝承に伝わる無職の恐ろしさを教えてヤルです!」
「OK。ソフィアちゃん!」
――!? どうしたのみんな? 無職ってそんなに恐いものなの?
「兄様の名前を教えて?」
「ロッシュウ。みんなからシュウと呼ばれているけど……」
ソフィアちゃんが僕の名前を知っているはずなのに名前を聞いてきた。
「贅沢な名だね。今日からお前は『無職』だ!」
――へぇ? ガメツイばばあ?
アイリスちゃんが
「アイリスです。こっちが無職のシュウです」
アイリスちゃんはぼくに指を指した。続けて
「昔、昔は無職と人は仲良しだったんだよ」
「人間と無職とは一緒に暮らせないんだよ」
――ハァ? 風の民?
ソフィアちゃんが僕に
「無職みーっけ!! あなた無職っていうのね!?」
アイリスちゃんが
「無職! あなた無職でしょう」
ソフィアちゃんが嬉しそうに
「無職!? 無職なの!?」
ソフィアちゃんとアイリスちゃんの二人がかりで
「「無職出ておいで~ 出ないと目玉をほじくるぞ」」
「……………………」
アイリスちゃんが
「本当に無職いたの? 見間違えじゃないの?」
ソフィアちゃんが答える
「違うもん…… 本当に無職いるもん」
「無職だけど無職じゃなかった!!」
「無職だけど無職じゃなかった!!」
「……………………」
――なぜ、ツープラトン!? 僕の心はもうボロボロです……
アイリスちゃんが……
「無職のバカ! もう知らない!」
ソフィアちゃんとアイリスちゃんがさらに二人がかりで…… 怒涛のコンボを決めてくる。
「見ろ! 無職がゴミのようだ!」
「無職でも人間だぞ!」
「わしらの姫様はこの手を好きだと言うてくださる 無職のきれいな手だと言うてくださるわい」
「国が滅びて、無職だけ生きてるなんて滑稽だわ」
「兄様は好きだ でも無職は嫌いだ」
「何で無職はすぐ死んでしまうん?」
「40秒で就職しな!」
「働かずに喰うチコの実は美味しいか?」
「無職の良い所は、失くすものが少ないことね」
「落ち込んだりもしたけど、私は無職です」
「哀れ無職は死出の旅路」
「もう! 止めてくれー!! もうわかったから止めてくれー!!」
僕はあまりにもヒドイの怒涛のコンボにKOされてしまった……
「シュウさん。無職と言う恐ろしさがわかってもらえましたか?」
「はい…… わかりました……」
「シュウ兄様…… 働きたくないと我儘を言ってニートになるのもダメよ」
「はい…… わかりました……」
「アイリス、ソフィアちゃん。ありがとう。シュウ君、無職の恐ろしさをわかってくれたようで私は嬉しいぞ。アイリスがここまで成長力しているとはパパは嬉しく思うぞ」
「お父様…… ありがとうございます。それもソフィアちゃんのお陰ですわ。ソフィアちゃんありがとうね」
「テヘヘヘヘ」
ソフィアちゃんは愛くるしい笑顔で笑っていた。その一方僕は無職の恐ろしさを思い知られ呆然としていた……
僕は汚水処理場の後始末を済ませ、お城に向かった。すでに主要メンバーと三号生のみんなが待っていた。
「遅いぞ、なにやってたんだよ! シュウ」
ダンベルが優しく迎えてくれた。
「悪い悪い、一人だったからさぁ、片付けが遅くなってしまったよ」
「ロッシュウ様はいつでもどこでも一人ボッチなんですね。お可哀想に……」
僕の背後にレイニーが立っていた。
「レ、レ、レイニー!? いつの間に僕の背後に!」
「先ほどからですが何か? 王妃様が今のロッシュウ様を見たらどんなに悲しまれることか……」
「だったらレイニーも汚水処理場に来てくれたって良いじゃないか!」
「それは出来ません。私には私の用事がありますから」
――この人、本当に僕の専属メイドなの? あまりにも自由すぎるぞ。
「まあ、良いわ。シュウ君も座って」
お母上様の『まあ、良いわ』の言葉が今一わからないが、指定された椅子に座った。
「ところでシュウ君。汚水処理場の様子はどうだった?」
「はい、お母上様。すでにマリーパパさんから報告は頂いていると思いますが、みなさんの反応からすれば、水スライムについては予想通り受け入れてもらったと思います。怖いとか恐ろしいとかの声は全く聞こえませんでした。ただ……」
「ただ なに?」
「え~と、無職の男女が二人確認出来ました」
「まことか!?」
「ウツボ様!? 急にどうされたのですか?」
「いや、すまん。つい無職と聞いてな……」
「無職だと何か問題でも?」
ウツボ様はプルプルと震えだし
「ウツボ様、大丈夫ですか?」
「ありがとうよ お若いの…… 悲しいことだが国民から無職が出てしまった……」
――ハァ!? 人の言葉をしゃべる大きな猪なの? 最後は呪われるの?
僕はウツボ様が心配になり、手を伸ばそうとした瞬間
「シュウ! 無職には手を出すな! 呪いをもらうぞ!」
マリーパパが僕に向かって叫んだ!
――ウツボ様って、アルラサンド王国の国王だよね? 無職じゃないよね?
「マリーパパさん。無職ってダメなことなんですか? 無職じゃダメなんですか?」
「「「――――!?」」」
「えっ?」
その場に居た全員が一斉に僕を見た!
「シュウ兄様は全然、無職の恐ろしさをわかってない!」
「そうです! シュウさん、ソフィアちゃんの言う通りです」
「アイリスちゃん。シュウ兄様に伝承に伝わる無職の恐ろしさを教えてヤルです!」
「OK。ソフィアちゃん!」
――!? どうしたのみんな? 無職ってそんなに恐いものなの?
「兄様の名前を教えて?」
「ロッシュウ。みんなからシュウと呼ばれているけど……」
ソフィアちゃんが僕の名前を知っているはずなのに名前を聞いてきた。
「贅沢な名だね。今日からお前は『無職』だ!」
――へぇ? ガメツイばばあ?
アイリスちゃんが
「アイリスです。こっちが無職のシュウです」
アイリスちゃんはぼくに指を指した。続けて
「昔、昔は無職と人は仲良しだったんだよ」
「人間と無職とは一緒に暮らせないんだよ」
――ハァ? 風の民?
ソフィアちゃんが僕に
「無職みーっけ!! あなた無職っていうのね!?」
アイリスちゃんが
「無職! あなた無職でしょう」
ソフィアちゃんが嬉しそうに
「無職!? 無職なの!?」
ソフィアちゃんとアイリスちゃんの二人がかりで
「「無職出ておいで~ 出ないと目玉をほじくるぞ」」
「……………………」
アイリスちゃんが
「本当に無職いたの? 見間違えじゃないの?」
ソフィアちゃんが答える
「違うもん…… 本当に無職いるもん」
「無職だけど無職じゃなかった!!」
「無職だけど無職じゃなかった!!」
「……………………」
――なぜ、ツープラトン!? 僕の心はもうボロボロです……
アイリスちゃんが……
「無職のバカ! もう知らない!」
ソフィアちゃんとアイリスちゃんがさらに二人がかりで…… 怒涛のコンボを決めてくる。
「見ろ! 無職がゴミのようだ!」
「無職でも人間だぞ!」
「わしらの姫様はこの手を好きだと言うてくださる 無職のきれいな手だと言うてくださるわい」
「国が滅びて、無職だけ生きてるなんて滑稽だわ」
「兄様は好きだ でも無職は嫌いだ」
「何で無職はすぐ死んでしまうん?」
「40秒で就職しな!」
「働かずに喰うチコの実は美味しいか?」
「無職の良い所は、失くすものが少ないことね」
「落ち込んだりもしたけど、私は無職です」
「哀れ無職は死出の旅路」
「もう! 止めてくれー!! もうわかったから止めてくれー!!」
僕はあまりにもヒドイの怒涛のコンボにKOされてしまった……
「シュウさん。無職と言う恐ろしさがわかってもらえましたか?」
「はい…… わかりました……」
「シュウ兄様…… 働きたくないと我儘を言ってニートになるのもダメよ」
「はい…… わかりました……」
「アイリス、ソフィアちゃん。ありがとう。シュウ君、無職の恐ろしさをわかってくれたようで私は嬉しいぞ。アイリスがここまで成長力しているとはパパは嬉しく思うぞ」
「お父様…… ありがとうございます。それもソフィアちゃんのお陰ですわ。ソフィアちゃんありがとうね」
「テヘヘヘヘ」
ソフィアちゃんは愛くるしい笑顔で笑っていた。その一方僕は無職の恐ろしさを思い知られ呆然としていた……
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