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第117話 第三王子はあいさつに立ち会う!
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ソフィアちゃんには辛辣なお言葉とエリスからはダメ押しのお言葉を賜りました『シュウ』です。実は知っていたんですよ。僕がオセロやチェスなどテーブルゲームが弱いことを! シクシク(泣)
お母上様達がお風呂から上がるまでの時間、暇をもて余した僕らはテーブルゲームをしながら時間潰していると、お母上様達がお風呂から上がって来た。
「いや~ マルクス! 予想以上の気持ち良さだった! これを知ったら今までの湯浴みなどには入れないな」
「そうだろ、そうだろ。我が家の自慢の銭湯だからな」
「そうね。それは言えてるわ。お肌もツルンツルンになるし、ハンマー、是非屋敷にも銭湯が欲しいわね」
「ああ、そうだな。銭湯があれば、屋敷の者達も喜ぶだろう」
「ええ、そうね。エアリスさん、銭湯作ってもらえるよう魔物さん達に口添えしてもらえないかしら?」
「それは、大丈夫よ。あの魔物達も喜んで協力してくれると思うわ」
「良かった~。これからいろいろ楽しみね。あと、例のお茶会の件もよろしくね」
「父上と母上の名前にも伝えておくわ」
「まさか、王国名の国王王妃両陛下とお知り合いだったなんて、お会いするのが楽しみだわ」
――今、父上と母上の名前が聞こえたぞ! と言うことは父上と母上もまた来るってことか? また、とんでもない茶番の予感…… 母上の狂人をまた目にしなければならないのか…… 憂鬱だ……
「あとは、魔物さん達のところまでエリス達が案内してくれると思うから先に向かってて、私たちも用事を済ませたらそちらに向かうわ」
「ええ、待っているわね」
お母上様、お父上様はすっかりマリーパパ、マリーママと仲良くなったみたいで良かった。やっぱり人間関係の潤滑油はお風呂だよなぁ…… 裸の付き合いかぁ…… 学院に入ってから仲間とのガチの水浴びしかなかったからな。学院にも銭湯作りたいよな……
「そろそろ、お父様出かけませんと魔物のみなさんが首を長くして待ってると思いますよ」
「おお、そうであった。あまり待たせるのも失礼だからな。では、マルクス。先に行ってるぞ」
「ああ、すぐに私達も行くからな」
◇
エリスの転移魔法で、農村部まで来ました!
あそこに見えるのは、ビアンカさをんはじめ村の人々とサムソン達、二号生のみんなだった。
愛嬌の良いリンリンさんが、
「これは、これは。良くおいでになられました。パワーネット公爵殿、奥方様。私達はみなさんのところで言うと魔物の部類になりますので。気分が優れないと言うのであれば、その時はお申し出下さい……」
リンリンはペコリと頭を下げた。
「丁寧なご挨拶頂きありがとうございます。皆様にはいつもマリーがお世話になってなっているようで感謝しております。私がマリーの父親のハンマー・オーガ・パワーネット。隣におりますのが、我が妻の」
「エミー・ネグレクド・パワーネットです。皆様にはお会い出来ましたこと光栄に存じます。娘、マリー共々よろしくお願いいたします」
マリーパパとマリーママはみんなにお辞儀をした。
「私はパワーネット家で家令を務めております。ゴリー・サンチョストです。良しなにお願いします」
ゴリーさんもお辞儀をしていた。マリーパパが、
「まあ、堅苦しい挨拶もここまでで、私のことはマリーパパと呼んでくれ」
「え~と、私はマリーママでお願い」
「ゴリーでお願いします」
ハルタンのみんなはマリーパパの公爵らしくないというかあまりにも気さくすぎて、呆然としていた。
マリーが、
「ちょ、ちょっと、みんな起きて! 公爵だからといって畏まることは無いからね。ここ(ハルタン)じゃ、貴族とか爵位とか関係ないから、みんなもそのつもりでお願い!」
我に返ったみんなは、
「あまりにも気さくすぎてブルースかと思ったぞ」
「よろしく頼むぜ! マリーパパさんよ」
「マリーママもよろしくね」
等々みんながマリーパパとマリーママを囲んで、ワイワイやっていた。
マリーパパとマリーママには、マリーが事前に魔物さん達の特徴、性格など詳しく説明をしてくれていたので、すんなりみんなの輪に入ることが出来た。あとは、マリーパパとマリーママの何でも受け入れてくれる器があってのことだろう…… 僕もこういう器になりたいと思う……
「ところで、マリーから聞いてたのだが、相撲出来ると聞いていたが、今から相撲は取れるだろうか?」
サムソンさんがマリーパパに
「おっ? 相撲に興味があんのかい? この前、相撲大会をしたばっかりだからよ、すぐにも出来るぜ! ちょうど、二号生の連中が、相撲、相撲ってうるさくてよ。まだ土俵を壊してなかったんだよ。んじゃ、マリーパパとマリーママの歓迎会で相撲大会でもやるか?」
リンリンさんが、
「マリーママも相撲、やってみない? 面白いわよ。これもハルタンの名物だから体験した方が良いわよ」
「エッ!? 私も……」
「私も出るから一緒にやってみましょうよ。お母様!」
「マリー、あなたが言うんじゃしょうがないわね。良いわ、女は度胸! まかせなさい!」
「やったー! お母様も参加するって!」
「じゃ、大会前にマリーパパとマリーママはこっちに来てくれ。ルールとかレクチャーするからよ」
「おお、よろしく頼む」
「サムソンさん、よろしくね」
僕たちはサムソンさんと分かれ、土俵の不具合がないか点検整備をした。いつでも準備万端! いつでも来い!
お母上様達がお風呂から上がるまでの時間、暇をもて余した僕らはテーブルゲームをしながら時間潰していると、お母上様達がお風呂から上がって来た。
「いや~ マルクス! 予想以上の気持ち良さだった! これを知ったら今までの湯浴みなどには入れないな」
「そうだろ、そうだろ。我が家の自慢の銭湯だからな」
「そうね。それは言えてるわ。お肌もツルンツルンになるし、ハンマー、是非屋敷にも銭湯が欲しいわね」
「ああ、そうだな。銭湯があれば、屋敷の者達も喜ぶだろう」
「ええ、そうね。エアリスさん、銭湯作ってもらえるよう魔物さん達に口添えしてもらえないかしら?」
「それは、大丈夫よ。あの魔物達も喜んで協力してくれると思うわ」
「良かった~。これからいろいろ楽しみね。あと、例のお茶会の件もよろしくね」
「父上と母上の名前にも伝えておくわ」
「まさか、王国名の国王王妃両陛下とお知り合いだったなんて、お会いするのが楽しみだわ」
――今、父上と母上の名前が聞こえたぞ! と言うことは父上と母上もまた来るってことか? また、とんでもない茶番の予感…… 母上の狂人をまた目にしなければならないのか…… 憂鬱だ……
「あとは、魔物さん達のところまでエリス達が案内してくれると思うから先に向かってて、私たちも用事を済ませたらそちらに向かうわ」
「ええ、待っているわね」
お母上様、お父上様はすっかりマリーパパ、マリーママと仲良くなったみたいで良かった。やっぱり人間関係の潤滑油はお風呂だよなぁ…… 裸の付き合いかぁ…… 学院に入ってから仲間とのガチの水浴びしかなかったからな。学院にも銭湯作りたいよな……
「そろそろ、お父様出かけませんと魔物のみなさんが首を長くして待ってると思いますよ」
「おお、そうであった。あまり待たせるのも失礼だからな。では、マルクス。先に行ってるぞ」
「ああ、すぐに私達も行くからな」
◇
エリスの転移魔法で、農村部まで来ました!
あそこに見えるのは、ビアンカさをんはじめ村の人々とサムソン達、二号生のみんなだった。
愛嬌の良いリンリンさんが、
「これは、これは。良くおいでになられました。パワーネット公爵殿、奥方様。私達はみなさんのところで言うと魔物の部類になりますので。気分が優れないと言うのであれば、その時はお申し出下さい……」
リンリンはペコリと頭を下げた。
「丁寧なご挨拶頂きありがとうございます。皆様にはいつもマリーがお世話になってなっているようで感謝しております。私がマリーの父親のハンマー・オーガ・パワーネット。隣におりますのが、我が妻の」
「エミー・ネグレクド・パワーネットです。皆様にはお会い出来ましたこと光栄に存じます。娘、マリー共々よろしくお願いいたします」
マリーパパとマリーママはみんなにお辞儀をした。
「私はパワーネット家で家令を務めております。ゴリー・サンチョストです。良しなにお願いします」
ゴリーさんもお辞儀をしていた。マリーパパが、
「まあ、堅苦しい挨拶もここまでで、私のことはマリーパパと呼んでくれ」
「え~と、私はマリーママでお願い」
「ゴリーでお願いします」
ハルタンのみんなはマリーパパの公爵らしくないというかあまりにも気さくすぎて、呆然としていた。
マリーが、
「ちょ、ちょっと、みんな起きて! 公爵だからといって畏まることは無いからね。ここ(ハルタン)じゃ、貴族とか爵位とか関係ないから、みんなもそのつもりでお願い!」
我に返ったみんなは、
「あまりにも気さくすぎてブルースかと思ったぞ」
「よろしく頼むぜ! マリーパパさんよ」
「マリーママもよろしくね」
等々みんながマリーパパとマリーママを囲んで、ワイワイやっていた。
マリーパパとマリーママには、マリーが事前に魔物さん達の特徴、性格など詳しく説明をしてくれていたので、すんなりみんなの輪に入ることが出来た。あとは、マリーパパとマリーママの何でも受け入れてくれる器があってのことだろう…… 僕もこういう器になりたいと思う……
「ところで、マリーから聞いてたのだが、相撲出来ると聞いていたが、今から相撲は取れるだろうか?」
サムソンさんがマリーパパに
「おっ? 相撲に興味があんのかい? この前、相撲大会をしたばっかりだからよ、すぐにも出来るぜ! ちょうど、二号生の連中が、相撲、相撲ってうるさくてよ。まだ土俵を壊してなかったんだよ。んじゃ、マリーパパとマリーママの歓迎会で相撲大会でもやるか?」
リンリンさんが、
「マリーママも相撲、やってみない? 面白いわよ。これもハルタンの名物だから体験した方が良いわよ」
「エッ!? 私も……」
「私も出るから一緒にやってみましょうよ。お母様!」
「マリー、あなたが言うんじゃしょうがないわね。良いわ、女は度胸! まかせなさい!」
「やったー! お母様も参加するって!」
「じゃ、大会前にマリーパパとマリーママはこっちに来てくれ。ルールとかレクチャーするからよ」
「おお、よろしく頼む」
「サムソンさん、よろしくね」
僕たちはサムソンさんと分かれ、土俵の不具合がないか点検整備をした。いつでも準備万端! いつでも来い!
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