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第54話 マジギレの天才軍師様
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マジギレ天才軍師様のビッチと言うディスりは無情にもまだ続く、
「そんな彼女を狙う逆玉殿方は引っ切り無しで彼女を何とか口説き落とそうとするでしょう。そして、ルナールさんは『お嬢系ビッチ』に成り下がるのよ! 略して、『おじょビッチ』! あとですね、ルナールさんは推しに弱いですからね。推しの為なら身も心も全て推しに捧げるでしょう。『推し系ビッチ』と言っても差し支えないでしょう。略して『推しビッチ』! さあ、みなさんご一緒に」
「「「おじょビッチ&推しビッチ!!」」」
「大変良く出来ました。拍手!」
『『『パチパチ パチパチ』』』
無情にも拍手の音が教室内を木霊する。
あ、あまりにも的確に急所をついてくる…… 的確過ぎて草も生えない……
ルナール嬢もまたもや廃人の人となった。
「次はクリスちゃんで良いかしら?」
――まだやるのかよ! マジギレした分、トコトン殺るつもりなんだろう……
「メアリーちゃん! 私、アレク様に操を立ててるからビッチじゃないよ」
ヤベェヤツが何やらヤベェ事を言い出した。
「クリスちゃん、甘いわよ。甘すぎて吐き気がするわ」
――容赦がまるで無さすぎる…… そして、辛辣だ! ここまで辛辣な言葉を耳にした時がないぞ!
「良い? クリスちゃんの幼女体型を好きで、好きで堪らない、殿方も一定数いるの。もの凄い執念でクリスちゃんを追いかけ回すわ。そうなったらあなたは『ロリコン系ビッチ』になるの? 私の言葉分かる? クリスちゃん! あなたは『ロリビッチ』になる運命なのよ! みなさん、腹の底から叫ぶわよ!」
「「「ロリビッチ!!!!」」」
――ひ、酷すぎる……
「みんな大きな声が出て最高に良かったわよ。拍手~!」
『『『パチパチ パチパチ』』』
割れんばかりの拍手の中、クリス嬢は涙目になっていた…… 中二病幼女に対しても容赦の無さに恐怖すら覚える……
「最後はミレーユね」
「ヒィィィィ」
マジギレ天才軍師様はニッコリと笑う。それとは対照的に顔面蒼白なるデストロイヤー。
「ミレーユ。ちょっと殿方に声でも掛けられたら、何も考えずホイホイと殿方のあとをついて行きそうね(ニッコリ)。まあ、あなたはド天然危険物だから考え無しに騙され続けて行くんでしょうね」
――このマジギレ天才軍師様は本物だ! 本物のディスりマスターだ! ヤベェぞ! コイツをマジギレさせると相当ヤベェ報復攻撃をされてしまう! コイツには暴力すら無効化させてしまうディスりと言うの核弾頭を持ち合わせているとは…… 唯々、デストロイヤーが何故か可哀想に見えてくるという不思議……
「あなたみたいな人の事を、世間様はこぞってこう言うの『ビッチガチ系ビッチ』!と言うのよ。通称『ビッチ・ダ・ビッチ』! さらにその上を行く、『ガチ勢系ビッチ』別名『ガチビッチ』! と言うの。最高ランクになるわね。さあ、みなさん天高く届くように大きな声で叫びましょう!!」
「「「ビッチ・ダ・ビッチ!!!!&ガチビッチーー!!!!!!」」」
「とても大きな声で天まで届いたと思うわ。これで私の講義はおしまいよ。拍手!」
『『『パチパチ パチパチ』』』
マジギレ天才軍師様は満足そうな顔をしていた。それに反対にミレーユ・デストロイヤーは号泣していた。
僕はその号泣している姿を見ても、なんでだろう。全然可哀想に見えないのが不思議だ。
「殿方には、あなたの涙は効果抜群だと思うけど、女の私には効果は無いわ」
マジギレ天才軍師様はミレーユ・デストロイヤーの涙をバッサリと切り捨てた。
「えっ!? そうなの?」
ミレーユ・デストロイヤーは号泣を止めた。顔を上げると、その目には涙が一滴も出ていなかった。何てヤツだ! 危うく騙されるところだったぞ。コイツ、ガチでヤベェヤツだと肌で感じた。
「メアリーがムッツリだと思わなかったわ。それにしても、凄い知識量だったわ」
ミレーユ・デストロイヤーの空気を切り裂く攻撃が始まった。
「そうね。これくらいは淑女の嗜みかしら」
マジギレ天才軍師様に軽く受け流した。しかし、第二の矢が放たれる。ロリビッチは追撃を試みる。
「メアリーちゃんって、『ムッツリ系ビッチ』なの?」
「多分ね」
マジギレ天才軍師様はロリビッチの攻撃も軽く受け流しすが、それでもロリビッチは止まらない。
「じゃあ、『ムッビッチ』だね!」
「……………………」
マジギレ天才軍師様は沈黙し、ロリビッチは楽しそうに笑顔を振り撒いていた。
「そんな彼女を狙う逆玉殿方は引っ切り無しで彼女を何とか口説き落とそうとするでしょう。そして、ルナールさんは『お嬢系ビッチ』に成り下がるのよ! 略して、『おじょビッチ』! あとですね、ルナールさんは推しに弱いですからね。推しの為なら身も心も全て推しに捧げるでしょう。『推し系ビッチ』と言っても差し支えないでしょう。略して『推しビッチ』! さあ、みなさんご一緒に」
「「「おじょビッチ&推しビッチ!!」」」
「大変良く出来ました。拍手!」
『『『パチパチ パチパチ』』』
無情にも拍手の音が教室内を木霊する。
あ、あまりにも的確に急所をついてくる…… 的確過ぎて草も生えない……
ルナール嬢もまたもや廃人の人となった。
「次はクリスちゃんで良いかしら?」
――まだやるのかよ! マジギレした分、トコトン殺るつもりなんだろう……
「メアリーちゃん! 私、アレク様に操を立ててるからビッチじゃないよ」
ヤベェヤツが何やらヤベェ事を言い出した。
「クリスちゃん、甘いわよ。甘すぎて吐き気がするわ」
――容赦がまるで無さすぎる…… そして、辛辣だ! ここまで辛辣な言葉を耳にした時がないぞ!
「良い? クリスちゃんの幼女体型を好きで、好きで堪らない、殿方も一定数いるの。もの凄い執念でクリスちゃんを追いかけ回すわ。そうなったらあなたは『ロリコン系ビッチ』になるの? 私の言葉分かる? クリスちゃん! あなたは『ロリビッチ』になる運命なのよ! みなさん、腹の底から叫ぶわよ!」
「「「ロリビッチ!!!!」」」
――ひ、酷すぎる……
「みんな大きな声が出て最高に良かったわよ。拍手~!」
『『『パチパチ パチパチ』』』
割れんばかりの拍手の中、クリス嬢は涙目になっていた…… 中二病幼女に対しても容赦の無さに恐怖すら覚える……
「最後はミレーユね」
「ヒィィィィ」
マジギレ天才軍師様はニッコリと笑う。それとは対照的に顔面蒼白なるデストロイヤー。
「ミレーユ。ちょっと殿方に声でも掛けられたら、何も考えずホイホイと殿方のあとをついて行きそうね(ニッコリ)。まあ、あなたはド天然危険物だから考え無しに騙され続けて行くんでしょうね」
――このマジギレ天才軍師様は本物だ! 本物のディスりマスターだ! ヤベェぞ! コイツをマジギレさせると相当ヤベェ報復攻撃をされてしまう! コイツには暴力すら無効化させてしまうディスりと言うの核弾頭を持ち合わせているとは…… 唯々、デストロイヤーが何故か可哀想に見えてくるという不思議……
「あなたみたいな人の事を、世間様はこぞってこう言うの『ビッチガチ系ビッチ』!と言うのよ。通称『ビッチ・ダ・ビッチ』! さらにその上を行く、『ガチ勢系ビッチ』別名『ガチビッチ』! と言うの。最高ランクになるわね。さあ、みなさん天高く届くように大きな声で叫びましょう!!」
「「「ビッチ・ダ・ビッチ!!!!&ガチビッチーー!!!!!!」」」
「とても大きな声で天まで届いたと思うわ。これで私の講義はおしまいよ。拍手!」
『『『パチパチ パチパチ』』』
マジギレ天才軍師様は満足そうな顔をしていた。それに反対にミレーユ・デストロイヤーは号泣していた。
僕はその号泣している姿を見ても、なんでだろう。全然可哀想に見えないのが不思議だ。
「殿方には、あなたの涙は効果抜群だと思うけど、女の私には効果は無いわ」
マジギレ天才軍師様はミレーユ・デストロイヤーの涙をバッサリと切り捨てた。
「えっ!? そうなの?」
ミレーユ・デストロイヤーは号泣を止めた。顔を上げると、その目には涙が一滴も出ていなかった。何てヤツだ! 危うく騙されるところだったぞ。コイツ、ガチでヤベェヤツだと肌で感じた。
「メアリーがムッツリだと思わなかったわ。それにしても、凄い知識量だったわ」
ミレーユ・デストロイヤーの空気を切り裂く攻撃が始まった。
「そうね。これくらいは淑女の嗜みかしら」
マジギレ天才軍師様に軽く受け流した。しかし、第二の矢が放たれる。ロリビッチは追撃を試みる。
「メアリーちゃんって、『ムッツリ系ビッチ』なの?」
「多分ね」
マジギレ天才軍師様はロリビッチの攻撃も軽く受け流しすが、それでもロリビッチは止まらない。
「じゃあ、『ムッビッチ』だね!」
「……………………」
マジギレ天才軍師様は沈黙し、ロリビッチは楽しそうに笑顔を振り撒いていた。
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