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学園編(初等部)
試合で怒る
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真正面からでは、身体強化を使えても勝算は低い。
身長差と体格差があるからだ。だけど、小柄な体格は小柄ながらに戦う術がある。
エリク先生の戦い方は本能と理性で動いている。理性で戦う中で、時に本能で攻撃をしたり躱す。
時に鋭すぎる本能は逆効果になる事もあるのだから。右手に持つ槍を回して身体強化を施し走る。
右手と左手で槍を持ち、左側の地面に矛先を向けてエリク先生に下から上へ槍を振り上げた。
しかし、エリク先生の槍が横に払ったので、私は尽かさず槍を地に刺した。
槍を利用して、身体を空中へ逃す。地に刺さった私の槍は、エリク先生の攻撃を止めた。
エリク先生は止められてから、上へ振り上げた。私は槍の上にいたので、このままでは当たってしまう。
足を槍の大刀打ちの部分に乗り、地面に刺さった槍を抜き下から上に振り払った。
だけどエリク先生は、私の攻撃を避けて私が乗っていた槍をそのまま振り上げた。
私はバランスを崩し空中へ、エリク先生はその私に槍を上から下へ振り下ろす。
空中にいる私は勿論、逃げる事は出来ないだろう。だけど、手には槍を持っている。
振り下ろされたエリク先生の槍に、私はタイミングを合わせ槍を横へ払う。
振り下ろされた槍と、横に払われた槍はぶつかる。振り下ろされた槍の攻撃が少しそれた。
数秒も攻撃を止める事が出来た私は、口金の部分に槍を引っかけ、エリク先生の槍の上へ。
身体強化をしている私は、ほんの数秒あれば攻撃を避ける事が出来る。
エリク先生の槍を槍で地面に叩きつけ、私はすぐに後方へ下がった。
エリク先生の口角が上がった時、直感で下がったが正しかったらしい。
「エリク先生!?そこまでですよ!」
「面白くなりそうなんだ!止めるな!」
他の先生達がエリク先生を止める。エリク先生達が口論した時、エリク先生の頭に鉄拳を落とした人物。
「やかましい!これは試合じゃない、授業だ。馬鹿者め!!」
赤茶髪に蒼い瞳をした美女がいた。この人も先生で女子生徒にも人気の先生だ。
名をアピス・グナフィート。そう、バゼルのお姉さんである。
「アピス先生、いてぇよ!?」
「貴様は鉄拳を落とさんと聞かんだろう。」
文句を言うエリク先生を、アピス先生が鉄拳で黙らせた。
「ご苦労。先程の動き、見事だった。」
「ありがとうございます。」
その後は槍の訓練だった。訓練を終えれば、また授業である。
《アピス視点》
私の名はアピス・グナフィート。ホープリシア学園の騎士科の教師をしている。
今年の1年生も、面白い子達がいる。
レオン・グランテスカとカイン・バルファトラやアイラ・マーチェスも注目している。
しかし、リベル・アーネハイムと戦ったセシリア・メルファーナ。
彼女の戦いは見ていなかったが、とても凄かったらしい。私は興味を持った。
そして今回の授業は楽しみだった。実際、エリクとの戦いを見て、驚いたのだ。
槍を躱す身のこなし・機転の速さ。エリクも心なしか楽しそうだ。
エリクが口角を上げた時、セシリアは下がったのは正しい判断だった。
あのまま攻撃していては、確実に一撃をもらっていたからだ。
私は試合の様に楽しむエリクに、鉄拳を落とし静かにさせた。
セシリア・メルファーナ。私は彼女の成長が楽しみと感じた。
《セシリア視点》
放課後になればガーディアンズの活動なのだ。
「お疲れ様、少し休もうか!」
アシンの言葉に皆は作業を辞めて、紅茶を飲む。
「部活動の事は、あらかた片付いて来たね。」
「そうですね。後、4日は必要ですが。」
「それじゃあ、ガーディアンズのメンバーで親睦を深める事、しない?」
「何をするおつもりですか?」
「エジス、そんなの僕が決めてると思う?」
「思わないですね。」
「事実だけど、失礼だね!」
リベルが輝く微笑みを浮かべ、アシンに言う。
「それなら、キングVS私達で試合をしましょう。」
「何で僕、1人なの!?」
「日頃の行いですよ。」
「つまり、ストレス発散する気だね!」
「いいえ、思う存分楽しんで親睦を深めるんです。」
「それは君達だけだよ!・・・セシリア!皆が冷たいよ!」
「私に言わないで下さい。キングさんは今まで人に迷惑をかけ、人をからかって来たのです。頑張って下さい。」
「そんな応援いらない!?」
「まあまあ、落ち着いて。この際、鬼ごっこはどうかな?」
「流石、殿下!」
「鬼はアシンで。」
「酷い!」
「僕は忘れていないよ?あの時の事。」
「シスイ様、殺気がだだ漏れです。」
「ごめんよ。思い出したら自然と。」
「ご安心ください。エジスと私も同じ気持ちです。」
「そこの、セシリア以外の3人!勝手に共闘しないでよ!」
4人がうるさい間に、私は作業を開始する。結局、親睦を深める為に試合が行われる事になった。
私は審判でいいかな。そんな事を思ったのだった。
ーーそして、現在では放課後で、訓練場にて試合を行っている。
昨日、話していた試合を昨日の内に、訓練場を借りたのだそう。
あの話は本当だったらしい。私は何をしてるか?
そんなのコハクをもふもふして、本を読んでいるに決まっている。
最初は真面目に審判をしてたんだけど、途中からルール無視の真剣勝負になったんだ。
駄目だと言ってるのに聞きやしない。なら、ほっとくしかないもの。
人様に迷惑をかけようものなら、魔法を放つだけなんだけど。
そう、人様に迷惑を・・・ドオーン。
「・・・」
『セシー、落ち着いて・・・』
〈コハクは下がってて。〉
私は立ち上がりまだ勝負をしている4人に向き直る。
何があったか?私の所に攻撃が飛んできた。それは結界で防いでんだけど、折角のお菓子と紅茶を台無しにされたのだ。
食べ物の恨みは凄いんだよ?覚悟しろ!そんな意味を込めて。
風魔法で空気を圧縮させ、衝撃波を生む魔法。
「衝撃波」
私はそれを4人に放った。
「「「「うっ!?」」」」
「キングさん方。私が止めても無視をして、攻撃を続けていましたね。」
「「「「はい・・・」」」」
私の目の前には整列している4人。
「4人で仲良く、ここの修復作業を行なって下さいね。」
「嘘!?」
「何を驚いてるんですか?当たり前ですよ。」
今回の部活動の件で、予算を整えるのが大変なのだ。支給されたお金を調整している。
そんな時に、意味の分からない試合で壊れた物をなおす費用を調整するのは、時間がかかる。
かと言って、このままにしておけば、次の人や授業に困るのだ。
だから、4人で仲良く直して貰おう。
「分かりましたか?」
事細かに説明すると、誰も何も言わないのでよし。
「でも・・・」
「キングさん。直して頂けますね?」
アシンが何かを言う前に笑顔(冷気)で問う。
「はい!」
こうして、4人は30分で修復させたのだった。
え?私も魔法を放ったって?周りに被害が出ない魔法なので、大丈夫だよ。
身長差と体格差があるからだ。だけど、小柄な体格は小柄ながらに戦う術がある。
エリク先生の戦い方は本能と理性で動いている。理性で戦う中で、時に本能で攻撃をしたり躱す。
時に鋭すぎる本能は逆効果になる事もあるのだから。右手に持つ槍を回して身体強化を施し走る。
右手と左手で槍を持ち、左側の地面に矛先を向けてエリク先生に下から上へ槍を振り上げた。
しかし、エリク先生の槍が横に払ったので、私は尽かさず槍を地に刺した。
槍を利用して、身体を空中へ逃す。地に刺さった私の槍は、エリク先生の攻撃を止めた。
エリク先生は止められてから、上へ振り上げた。私は槍の上にいたので、このままでは当たってしまう。
足を槍の大刀打ちの部分に乗り、地面に刺さった槍を抜き下から上に振り払った。
だけどエリク先生は、私の攻撃を避けて私が乗っていた槍をそのまま振り上げた。
私はバランスを崩し空中へ、エリク先生はその私に槍を上から下へ振り下ろす。
空中にいる私は勿論、逃げる事は出来ないだろう。だけど、手には槍を持っている。
振り下ろされたエリク先生の槍に、私はタイミングを合わせ槍を横へ払う。
振り下ろされた槍と、横に払われた槍はぶつかる。振り下ろされた槍の攻撃が少しそれた。
数秒も攻撃を止める事が出来た私は、口金の部分に槍を引っかけ、エリク先生の槍の上へ。
身体強化をしている私は、ほんの数秒あれば攻撃を避ける事が出来る。
エリク先生の槍を槍で地面に叩きつけ、私はすぐに後方へ下がった。
エリク先生の口角が上がった時、直感で下がったが正しかったらしい。
「エリク先生!?そこまでですよ!」
「面白くなりそうなんだ!止めるな!」
他の先生達がエリク先生を止める。エリク先生達が口論した時、エリク先生の頭に鉄拳を落とした人物。
「やかましい!これは試合じゃない、授業だ。馬鹿者め!!」
赤茶髪に蒼い瞳をした美女がいた。この人も先生で女子生徒にも人気の先生だ。
名をアピス・グナフィート。そう、バゼルのお姉さんである。
「アピス先生、いてぇよ!?」
「貴様は鉄拳を落とさんと聞かんだろう。」
文句を言うエリク先生を、アピス先生が鉄拳で黙らせた。
「ご苦労。先程の動き、見事だった。」
「ありがとうございます。」
その後は槍の訓練だった。訓練を終えれば、また授業である。
《アピス視点》
私の名はアピス・グナフィート。ホープリシア学園の騎士科の教師をしている。
今年の1年生も、面白い子達がいる。
レオン・グランテスカとカイン・バルファトラやアイラ・マーチェスも注目している。
しかし、リベル・アーネハイムと戦ったセシリア・メルファーナ。
彼女の戦いは見ていなかったが、とても凄かったらしい。私は興味を持った。
そして今回の授業は楽しみだった。実際、エリクとの戦いを見て、驚いたのだ。
槍を躱す身のこなし・機転の速さ。エリクも心なしか楽しそうだ。
エリクが口角を上げた時、セシリアは下がったのは正しい判断だった。
あのまま攻撃していては、確実に一撃をもらっていたからだ。
私は試合の様に楽しむエリクに、鉄拳を落とし静かにさせた。
セシリア・メルファーナ。私は彼女の成長が楽しみと感じた。
《セシリア視点》
放課後になればガーディアンズの活動なのだ。
「お疲れ様、少し休もうか!」
アシンの言葉に皆は作業を辞めて、紅茶を飲む。
「部活動の事は、あらかた片付いて来たね。」
「そうですね。後、4日は必要ですが。」
「それじゃあ、ガーディアンズのメンバーで親睦を深める事、しない?」
「何をするおつもりですか?」
「エジス、そんなの僕が決めてると思う?」
「思わないですね。」
「事実だけど、失礼だね!」
リベルが輝く微笑みを浮かべ、アシンに言う。
「それなら、キングVS私達で試合をしましょう。」
「何で僕、1人なの!?」
「日頃の行いですよ。」
「つまり、ストレス発散する気だね!」
「いいえ、思う存分楽しんで親睦を深めるんです。」
「それは君達だけだよ!・・・セシリア!皆が冷たいよ!」
「私に言わないで下さい。キングさんは今まで人に迷惑をかけ、人をからかって来たのです。頑張って下さい。」
「そんな応援いらない!?」
「まあまあ、落ち着いて。この際、鬼ごっこはどうかな?」
「流石、殿下!」
「鬼はアシンで。」
「酷い!」
「僕は忘れていないよ?あの時の事。」
「シスイ様、殺気がだだ漏れです。」
「ごめんよ。思い出したら自然と。」
「ご安心ください。エジスと私も同じ気持ちです。」
「そこの、セシリア以外の3人!勝手に共闘しないでよ!」
4人がうるさい間に、私は作業を開始する。結局、親睦を深める為に試合が行われる事になった。
私は審判でいいかな。そんな事を思ったのだった。
ーーそして、現在では放課後で、訓練場にて試合を行っている。
昨日、話していた試合を昨日の内に、訓練場を借りたのだそう。
あの話は本当だったらしい。私は何をしてるか?
そんなのコハクをもふもふして、本を読んでいるに決まっている。
最初は真面目に審判をしてたんだけど、途中からルール無視の真剣勝負になったんだ。
駄目だと言ってるのに聞きやしない。なら、ほっとくしかないもの。
人様に迷惑をかけようものなら、魔法を放つだけなんだけど。
そう、人様に迷惑を・・・ドオーン。
「・・・」
『セシー、落ち着いて・・・』
〈コハクは下がってて。〉
私は立ち上がりまだ勝負をしている4人に向き直る。
何があったか?私の所に攻撃が飛んできた。それは結界で防いでんだけど、折角のお菓子と紅茶を台無しにされたのだ。
食べ物の恨みは凄いんだよ?覚悟しろ!そんな意味を込めて。
風魔法で空気を圧縮させ、衝撃波を生む魔法。
「衝撃波」
私はそれを4人に放った。
「「「「うっ!?」」」」
「キングさん方。私が止めても無視をして、攻撃を続けていましたね。」
「「「「はい・・・」」」」
私の目の前には整列している4人。
「4人で仲良く、ここの修復作業を行なって下さいね。」
「嘘!?」
「何を驚いてるんですか?当たり前ですよ。」
今回の部活動の件で、予算を整えるのが大変なのだ。支給されたお金を調整している。
そんな時に、意味の分からない試合で壊れた物をなおす費用を調整するのは、時間がかかる。
かと言って、このままにしておけば、次の人や授業に困るのだ。
だから、4人で仲良く直して貰おう。
「分かりましたか?」
事細かに説明すると、誰も何も言わないのでよし。
「でも・・・」
「キングさん。直して頂けますね?」
アシンが何かを言う前に笑顔(冷気)で問う。
「はい!」
こうして、4人は30分で修復させたのだった。
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