14 / 19
入学前の下準備
黒島 瑞希
しおりを挟む
黒島 瑞希
主人公の1つ下の後輩という設定の彼女は、数いる俺の推しの中でも特に息子がお世話になった人の1人だ。一時期我が息子の母親は彼女なのでは?と思っていた時期もある。
彼女の魅力は多くあげられるが、まず最初にあげるとしたら、なんと言ってもその高身長ならではの女性的な身体だろう。
その胸はまさにエベレスト級の高さ、いや、太平洋のような大きさといったほうがわかりやすいか?そんなものを2つも持っていたらさぞかし肩が凝るだろう。お兄さんがマッサージしてあげようか?ぐふふ。おっと、すやすや寝ていた息子が起きてしまいそうだ。危ない危ない。
目線を下に下げれば、そこにはギュッとくびれたウエスト。うむ、ファンタジーだな。触ったら折れちゃいそうだ。気をつけよう(意味深)
さらに目線を下げると、そこには大きな桃(尻)が。素晴らしい、頬ずりしてしてしまいたくなるほどだ。きっと桃太郎の桃もこのくらいの大きさだったに違いない。
そしてその先にはスラッとした細長い御御足。クッ、イケナイ扉が開いてしまいそうだっ!反射的に土下座してしまいそうになるのをこらえる。ブヒブヒと豚語を話さなかった俺の理性を褒めて欲しい。
これらのパーツに加え、ショートボブの吸い込まれそうになる黒髪、キリッとつり上がった眉、大きな碧眼、美しい鼻、プルンとした唇、それらを完璧に組み立てて作られた顔。
彼女を一言で表すならば、ファンタジー
2次元でしか存在しない美しさがある。
彼女の魅力はこれだけじゃない。
俺たち紳士は彼女のことを感謝と尊敬の念を込めて〈氷の女王〉と呼んでいた。由来はその性格だ。
黒島 瑞希は大の男嫌いである。
そのため、初対面の主人公たちに対してはものすごく冷たい。
その視線は絶対零度を彷彿とさせ、画面越しからでも俺たち紳士の心をありのままの丸裸にひん剥き、めくるめく新世界に旅立たせる程の威力を持つ。もちろん俺もその1人だ。新世界は素晴らしかった……
なので当然彼女からは絶対零度の視線と舌打ちのセットがプレゼントされるものだと思っていた。というかそれ前提で土下座で感謝する準備と、新世界に旅立つ覚悟を決めて置いたのだが、
「あなたはとても強そうに見えます…。よければ私に戦い方を教えて欲しいのですが…。」
なんで俺褒められてんの?
てかこのセリフって……
ルートが始まるときのセリフに似てるような
もしかして……………
学園に入学すらしてないのに推しのルートがもう始まってしまった……!?
________________________________________
男嫌いなダイナマイトボディ、ボーイッシュ クーデレ 高戦力 後輩、〈氷の女王〉黒島 瑞希たん
属性は盛れば盛るほどいいと習いまちた!
読んでくれた人に感謝!
主人公の1つ下の後輩という設定の彼女は、数いる俺の推しの中でも特に息子がお世話になった人の1人だ。一時期我が息子の母親は彼女なのでは?と思っていた時期もある。
彼女の魅力は多くあげられるが、まず最初にあげるとしたら、なんと言ってもその高身長ならではの女性的な身体だろう。
その胸はまさにエベレスト級の高さ、いや、太平洋のような大きさといったほうがわかりやすいか?そんなものを2つも持っていたらさぞかし肩が凝るだろう。お兄さんがマッサージしてあげようか?ぐふふ。おっと、すやすや寝ていた息子が起きてしまいそうだ。危ない危ない。
目線を下に下げれば、そこにはギュッとくびれたウエスト。うむ、ファンタジーだな。触ったら折れちゃいそうだ。気をつけよう(意味深)
さらに目線を下げると、そこには大きな桃(尻)が。素晴らしい、頬ずりしてしてしまいたくなるほどだ。きっと桃太郎の桃もこのくらいの大きさだったに違いない。
そしてその先にはスラッとした細長い御御足。クッ、イケナイ扉が開いてしまいそうだっ!反射的に土下座してしまいそうになるのをこらえる。ブヒブヒと豚語を話さなかった俺の理性を褒めて欲しい。
これらのパーツに加え、ショートボブの吸い込まれそうになる黒髪、キリッとつり上がった眉、大きな碧眼、美しい鼻、プルンとした唇、それらを完璧に組み立てて作られた顔。
彼女を一言で表すならば、ファンタジー
2次元でしか存在しない美しさがある。
彼女の魅力はこれだけじゃない。
俺たち紳士は彼女のことを感謝と尊敬の念を込めて〈氷の女王〉と呼んでいた。由来はその性格だ。
黒島 瑞希は大の男嫌いである。
そのため、初対面の主人公たちに対してはものすごく冷たい。
その視線は絶対零度を彷彿とさせ、画面越しからでも俺たち紳士の心をありのままの丸裸にひん剥き、めくるめく新世界に旅立たせる程の威力を持つ。もちろん俺もその1人だ。新世界は素晴らしかった……
なので当然彼女からは絶対零度の視線と舌打ちのセットがプレゼントされるものだと思っていた。というかそれ前提で土下座で感謝する準備と、新世界に旅立つ覚悟を決めて置いたのだが、
「あなたはとても強そうに見えます…。よければ私に戦い方を教えて欲しいのですが…。」
なんで俺褒められてんの?
てかこのセリフって……
ルートが始まるときのセリフに似てるような
もしかして……………
学園に入学すらしてないのに推しのルートがもう始まってしまった……!?
________________________________________
男嫌いなダイナマイトボディ、ボーイッシュ クーデレ 高戦力 後輩、〈氷の女王〉黒島 瑞希たん
属性は盛れば盛るほどいいと習いまちた!
読んでくれた人に感謝!
0
お気に入りに追加
14
あなたにおすすめの小説
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
クラス転移で神様に?
空見 大
ファンタジー
集団転移に巻き込まれ、クラスごと異世界へと転移することになった主人公晴人はこれといって特徴のない平均的な学生であった。
異世界の神から能力獲得について詳しく教えられる中で、晴人は自らの能力欄獲得可能欄に他人とは違う機能があることに気が付く。
そこに隠されていた能力は龍神から始まり魔神、邪神、妖精神、鍛冶神、盗神の六つの神の称号といくつかの特殊な能力。
異世界での安泰を確かなものとして受け入れ転移を待つ晴人であったが、神の能力を手に入れたことが原因なのか転移魔法の不発によりあろうことか異世界へと転生してしまうこととなる。
龍人の母親と英雄の父、これ以上ない程に恵まれた環境で新たな生を得た晴人は新たな名前をエルピスとしてこの世界を生きていくのだった。
現在設定調整中につき最新話更新遅れます2022/09/11~2022/09/17まで予定
転生無双の金属支配者《メタルマスター》
芍薬甘草湯
ファンタジー
異世界【エウロパ】の少年アウルムは辺境の村の少年だったが、とある事件をきっかけに前世の記憶が蘇る。蘇った記憶とは現代日本の記憶。それと共に新しいスキル【金属支配】に目覚める。
成長したアウルムは冒険の旅へ。
そこで巻き起こる田舎者特有の非常識な勘違いと現代日本の記憶とスキルで多方面に無双するテンプレファンタジーです。
(ハーレム展開はありません、と以前は記載しましたがご指摘があり様々なご意見を伺ったところ当作品はハーレムに該当するようです。申し訳ありませんでした)
お時間ありましたら読んでやってください。
感想や誤字報告なんかも気軽に送っていただけるとありがたいです。
同作者の完結作品「転生の水神様〜使える魔法は水属性のみだが最強です〜」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/743079207/901553269
も良かったら読んでみてくださいませ。
異世界転生した俺は平和に暮らしたいと願ったのだが
倉田 フラト
ファンタジー
「異世界に転生か再び地球に転生、
どちらが良い?……ですか。」
「異世界転生で。」
即答。
転生の際に何か能力を上げると提案された彼。強大な力を手に入れ英雄になるのも可能、勇者や英雄、ハーレムなんだって可能だったが、彼は「平和に暮らしたい」と言った。何の力も欲しない彼に神様は『コール』と言った念話の様な能力を授け、彼の願いの通り平和に生活が出来る様に転生をしたのだが……そんな彼の願いとは裏腹に家庭の事情で知らぬ間に最強になり……そんなファンタジー大好きな少年が異世界で平和に暮らして――行けたらいいな。ブラコンの姉をもったり、神様に気に入られたりして今日も一日頑張って生きていく物語です。基本的に主人公は強いです、それよりも姉の方が強いです。難しい話は書けないので書きません。軽い気持ちで呼んでくれたら幸いです。
なろうにも数話遅れてますが投稿しております。
誤字脱字など多いと思うので指摘してくれれば即直します。
自分でも見直しますが、ご協力お願いします。
感想の返信はあまりできませんが、しっかりと目を通してます。
魔王を倒した勇者
大和煮の甘辛炒め
ファンタジー
かつて世界に平和をもたらしたアスフェン・ヴェスレイ。
現在の彼は生まれ故郷の『オーディナリー』で個性的な人物達となんやかんやで暮らしている。
そんな彼の生活はだんだん現役時代に戻っていき、魔王を復活させようと企む魔王軍の残党や新興勢力との戦いに身を投じていく。
これは彼がいつもどうりの生活を取り戻すための物語。
⭐⭐⭐は場面転換です。
この作品は小説家になろうにも掲載しています
俺、貞操逆転世界へイケメン転生
やまいし
ファンタジー
俺はモテなかった…。
勉強や運動は人並み以上に出来るのに…。じゃあ何故かって?――――顔が悪かったからだ。
――そんなのどうしようも無いだろう。そう思ってた。
――しかし俺は、男女比1:30の貞操が逆転した世界にイケメンとなって転生した。
これは、そんな俺が今度こそモテるために頑張る。そんな話。
########
この作品は「小説家になろう様 カクヨム様」にも掲載しています。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
異世界でのんきに冒険始めました!
おむす微
ファンタジー
色々とこじらせた、平凡な三十路を過ぎたオッサンの主人公が(専門知識とか無いです)異世界のお転婆?女神様に拉致されてしまい……勘違いしたあげく何とか頼み込んで異世界に…?。
基本お気楽で、欲望全快?でお届けする。異世界でお気楽ライフ始めるコメディー風のお話しを書いてみます(あくまで、"風"なので期待しないで気軽に読んでネ!)一応15R にしときます。誤字多々ありますが初めてで、学も無いためご勘弁下さい。
ただその場の勢いで妄想を書き込めるだけ詰め込みますので完全にご都合主義でつじつまがとか気にしたら敗けです。チートはあるけど、主人公は一般人になりすましている(つもり)なので、人前で殆んど無双とかしません!思慮が足りないと言うか色々と垂れ流して、バレバレですが気にしません。徐々にハーレムを増やしつつお気楽な冒険を楽しんで行くゆる~い話です。それでも宜しければ暇潰しにどうぞ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる