婚約破棄された日

四季

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婚約破棄された日

その日はありふれた日だったのに

婚約を破棄する

彼がそう発した瞬間

ありふれた日はありふれた日でなくなった

私たちの関係はもう終わり

二度と共に歩むことはない

そう突きつけられているみたいで

言葉にならない切なさと悲しさがあった

あぁ

どうしてこんなことになってしまったの?

あぁ

どうして上手くいかなかったの?

脳内ではそんな声ばかりが響く

責めるように

悔やむように

婚約破棄されて

ありふれた日だったその日が

負の意味で特別な日になってしまった

切ない記憶

婚約破棄された日
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