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あぁはい、婚約破棄されました。で？ それが何ですか？ あんなの彼のわがままでしょう。
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「君みたいな従順でない女、大嫌いだ。よって、婚約は破棄とする」
婚約者ブリュラからある日突然そう告げられた。
しかも理由が『従順でない』だから呆れるほかない。
とはいえ、それが理由なのなら、私では改善できそうにない。なぜなら、私は従順になんてなれないから。そもそも彼の奴隷になる気もないし。
だから婚約破棄を受け入れることにした。
私が従順になれるとしたら、その者の理念に共感した時だけだ。
「そうですか。では、さようなら」
◆
あの後私は国を守る兵士となり、自分なりにできることを活かす道を選んだ。
これからもきっと戦い続けるだろう。
でもそれが私の道。
妻になるよりこの方が私には合っているのだと思う。
そういえば。ブリュラはあの後女関係で揉めたらしい。そして、最終的には、社会的に死ぬこととなってしまったようだ。
◆終わり◆
婚約者ブリュラからある日突然そう告げられた。
しかも理由が『従順でない』だから呆れるほかない。
とはいえ、それが理由なのなら、私では改善できそうにない。なぜなら、私は従順になんてなれないから。そもそも彼の奴隷になる気もないし。
だから婚約破棄を受け入れることにした。
私が従順になれるとしたら、その者の理念に共感した時だけだ。
「そうですか。では、さようなら」
◆
あの後私は国を守る兵士となり、自分なりにできることを活かす道を選んだ。
これからもきっと戦い続けるだろう。
でもそれが私の道。
妻になるよりこの方が私には合っているのだと思う。
そういえば。ブリュラはあの後女関係で揉めたらしい。そして、最終的には、社会的に死ぬこととなってしまったようだ。
◆終わり◆
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