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15話
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侵入者の報告を受けた五十代男は楽しい時間を邪魔され不愉快そうな顔をしたが、小さく一度だけ舌打ちをして、そのまま部屋から出ていった。
「エアハルト、大丈夫!?」
「……うん、ありがとう。大丈夫だよ。平気」
取り敢えず暴行は落ち着いたので声をかけてみる。
エアハルトはまだ地面に座るような体勢のままでいたが、表情は僅かに和らいでいた。
「クロレアの特別部隊、か……」
呟くエアハルト。
体勢を変えようとするたびにあちこちが痛むようで、彼はたびたび身体を気にしていた。
ただ、今は、その苦痛を面に滲ませることはない。常に冷静、穏やかな表情を保ち続けている。
「助けに来てくれたのかしら」
期待が芽吹く。
希望の光が射し込むよう。
「……可能性はあるね」
「じゃあ、もしかしたら私たち助かるかも!」
私の心が希望へ傾き過ぎることを警戒したのか、エアハルトは「……あまり期待しないで待っていようか」と控えめに発した。
気まずくなって、視線を脇へやる。
するとエアハルトはこちらの胸の内を察したのか「でも、チャンスではあるかもね」と言葉を続けたのだった。
「そ、そうだった! それより! できることがありそうなら手当したいのだけれど……ええと、骨、折れてそう?」
「いやそこまでじゃないとは思う」
「本当に? あんなに殴られていたのに。嘘は駄目よ? もう隠さないでと言ったでしょう」
「うん。隠さない。だから本当のことしか言ってないよ。痛いことは痛いけど……でも息はできてるし、生きてる。それは紛れもない事実だよ」
そう言って、エアハルトは穢れのない笑みを滲ませる。
そのうちに部屋の外から何やら騒がしさを感じるようになる。
もしかしたら、なんて曖昧な希望を、ただひたすらに前を向くための力に変えて。
小さな光さえも見逃さないように。
微かな音すらも聞き逃さないように。
刹那、扉が開いた。
「いた!!」
扉を開けたのは黒い笑みを浮かべるリボソ軍服の男たちではなかった――長い金髪をうなじでお団子一つにまとめている可憐な乙女――リリー、まさにその少女であった。
「リリー!」
「ナスカ! 良かった! 無事でっ……」
リリーはこちらに向かって全力で駆けてきてその勢いのままに抱きついてくる。
しゃがむような体勢で飛びつかれることとなってしまい、勢いを加えた重みに耐えきれず、バランスを崩してそのまま後ろ向きに転がる。
「いっ……たたたぁ……」
「ごめーん」
「んもぉ! 痛いでしょ!? リリー、危ないからやめて!」
「ごめんってー」
リリーは首を絞めるかのように両腕を首に絡めてくる。
「ごめんってばーっ」
「もうっ……やめて! 苦しいからっ。離れて!」
私たち姉妹が腕やら何やらを絡ませながらあれこれ言い合っているのを、エアハルトはほっこりしたような顔で見守ってくれていた。
「会いたかったよおおぉぉぉぉぉー!」
ただ、何にせよ、リリーが私たちの生存を喜んでくれていることは事実だと思う。
その時。
「おい、騒ぎすぎるなよ」
開いたままとなっていた扉の向こうから姿を現したのはジレル。
銃を抱えた彼を目にするのはいつ以来だろう。
密かにそんなことを思いながらも、じんわりと広がる安堵の波に揺られる。
「あ! ジレル!」
「情報は確かだったようだな」
「うん!」
「では連れていく」
「オッケー」
リリーに誘われ立たされる。しかし私はすぐには歩き出せなかった。立ち上がってすぐ振り返る。
そう、そこには怪我人であるエアハルトがいるのだ。
彼は死にかけているわけではない、が、さすがにまだ立ったり歩いたりはできそうにない。
「待って、リリー。エアハルトが。すぐには動けないわ」
「ん?」
「だから私もすぐには行けない」
「あ……そっか」
エアハルトは穏やかな表情で「ナスカ、先避難するんだ」と言ったけれど、私は首を横に振った。
「嫌よ」
困惑したような顔をするエアハルト。
「貴方を残して逃げるなんてできないわ」
「せっかくのチャンスだから。それを無駄にすべきじゃない」
彼の発言は現実的かつ正しいものなのかもしれない、けれど……。
「必ず一緒に帰るのよ、クロレアに!」
――現実的ならどんなことでも受け入れられるわけじゃない。
「私はエアハルトと一緒でなければ嫌!」
「こんな時にわがままを言うんじゃない!」
雲行きが怪しくなってしまって、でも。
「リリーが背負うよ!」
明るく割って入ってくれたリリーが敢えてエアハルトに背中を向けると自分の手でそこをとんとんと叩く。
「どーぞ!」
「……危ないよ、男を背負うなんて」
「だいじょーぶっ」
「けど重いし」
「安心して! だいじょぶだいじょぶ。リリーマッチョだもーん!」
リリーはほぼ強制的にエアハルトの身体を引き寄せると、よいしょ、と、まるで孫をそうするかのように持ち上げ背負った。
「大丈夫そう? リリー。重くない?」
「うん!」
「無理だったら言うのよ」
「オッケー」
数秒間があって、それから、リリーはぱちりとウインクする。
「任せて!」
彼女なりに私を安心させようとしてくれているようだった。
「……ありがとうリリー」
直後、ばたばたと足音がして、リボソの軍服をまとった男数人が現れた。
ジレルが警戒の体勢をとる。
黒く無機質な銃口が男たちを待ち構え、威圧する。
襲いかかろうと男たちが突進してくる――それに対峙するジレルは容赦なく引き金を引いた。
飛散する紅。
視覚的に刺激的な光景。
かつて私はそういう世界にいた。絶望も、死も、当たり前のものとして見つめていたのだ。
けれどももうしばらくそういう世界からは離れていて、この世の暗い部分などには触れず、ただ幸せの湯船に浸かって――だから忘れていた。
「……行くぞ」
ジレルの低い声がやけに脳に響く。
ああそうだった。
そういう世界に生きていたのだ、彼らは。
「ナスカ走れるっ?」
「ええ」
「じゃ、行こ!」
向日葵のような太陽のような笑みを向けてくれるリリーを見て、私は一度強く頷いた。
……いつの間にこんなに逞しくなっていたのかしら。
そんなことを思ったりしながら。
でも今は頼れる人がいることがとても嬉しいしありがたい。
「エアハルト、大丈夫!?」
「……うん、ありがとう。大丈夫だよ。平気」
取り敢えず暴行は落ち着いたので声をかけてみる。
エアハルトはまだ地面に座るような体勢のままでいたが、表情は僅かに和らいでいた。
「クロレアの特別部隊、か……」
呟くエアハルト。
体勢を変えようとするたびにあちこちが痛むようで、彼はたびたび身体を気にしていた。
ただ、今は、その苦痛を面に滲ませることはない。常に冷静、穏やかな表情を保ち続けている。
「助けに来てくれたのかしら」
期待が芽吹く。
希望の光が射し込むよう。
「……可能性はあるね」
「じゃあ、もしかしたら私たち助かるかも!」
私の心が希望へ傾き過ぎることを警戒したのか、エアハルトは「……あまり期待しないで待っていようか」と控えめに発した。
気まずくなって、視線を脇へやる。
するとエアハルトはこちらの胸の内を察したのか「でも、チャンスではあるかもね」と言葉を続けたのだった。
「そ、そうだった! それより! できることがありそうなら手当したいのだけれど……ええと、骨、折れてそう?」
「いやそこまでじゃないとは思う」
「本当に? あんなに殴られていたのに。嘘は駄目よ? もう隠さないでと言ったでしょう」
「うん。隠さない。だから本当のことしか言ってないよ。痛いことは痛いけど……でも息はできてるし、生きてる。それは紛れもない事実だよ」
そう言って、エアハルトは穢れのない笑みを滲ませる。
そのうちに部屋の外から何やら騒がしさを感じるようになる。
もしかしたら、なんて曖昧な希望を、ただひたすらに前を向くための力に変えて。
小さな光さえも見逃さないように。
微かな音すらも聞き逃さないように。
刹那、扉が開いた。
「いた!!」
扉を開けたのは黒い笑みを浮かべるリボソ軍服の男たちではなかった――長い金髪をうなじでお団子一つにまとめている可憐な乙女――リリー、まさにその少女であった。
「リリー!」
「ナスカ! 良かった! 無事でっ……」
リリーはこちらに向かって全力で駆けてきてその勢いのままに抱きついてくる。
しゃがむような体勢で飛びつかれることとなってしまい、勢いを加えた重みに耐えきれず、バランスを崩してそのまま後ろ向きに転がる。
「いっ……たたたぁ……」
「ごめーん」
「んもぉ! 痛いでしょ!? リリー、危ないからやめて!」
「ごめんってー」
リリーは首を絞めるかのように両腕を首に絡めてくる。
「ごめんってばーっ」
「もうっ……やめて! 苦しいからっ。離れて!」
私たち姉妹が腕やら何やらを絡ませながらあれこれ言い合っているのを、エアハルトはほっこりしたような顔で見守ってくれていた。
「会いたかったよおおぉぉぉぉぉー!」
ただ、何にせよ、リリーが私たちの生存を喜んでくれていることは事実だと思う。
その時。
「おい、騒ぎすぎるなよ」
開いたままとなっていた扉の向こうから姿を現したのはジレル。
銃を抱えた彼を目にするのはいつ以来だろう。
密かにそんなことを思いながらも、じんわりと広がる安堵の波に揺られる。
「あ! ジレル!」
「情報は確かだったようだな」
「うん!」
「では連れていく」
「オッケー」
リリーに誘われ立たされる。しかし私はすぐには歩き出せなかった。立ち上がってすぐ振り返る。
そう、そこには怪我人であるエアハルトがいるのだ。
彼は死にかけているわけではない、が、さすがにまだ立ったり歩いたりはできそうにない。
「待って、リリー。エアハルトが。すぐには動けないわ」
「ん?」
「だから私もすぐには行けない」
「あ……そっか」
エアハルトは穏やかな表情で「ナスカ、先避難するんだ」と言ったけれど、私は首を横に振った。
「嫌よ」
困惑したような顔をするエアハルト。
「貴方を残して逃げるなんてできないわ」
「せっかくのチャンスだから。それを無駄にすべきじゃない」
彼の発言は現実的かつ正しいものなのかもしれない、けれど……。
「必ず一緒に帰るのよ、クロレアに!」
――現実的ならどんなことでも受け入れられるわけじゃない。
「私はエアハルトと一緒でなければ嫌!」
「こんな時にわがままを言うんじゃない!」
雲行きが怪しくなってしまって、でも。
「リリーが背負うよ!」
明るく割って入ってくれたリリーが敢えてエアハルトに背中を向けると自分の手でそこをとんとんと叩く。
「どーぞ!」
「……危ないよ、男を背負うなんて」
「だいじょーぶっ」
「けど重いし」
「安心して! だいじょぶだいじょぶ。リリーマッチョだもーん!」
リリーはほぼ強制的にエアハルトの身体を引き寄せると、よいしょ、と、まるで孫をそうするかのように持ち上げ背負った。
「大丈夫そう? リリー。重くない?」
「うん!」
「無理だったら言うのよ」
「オッケー」
数秒間があって、それから、リリーはぱちりとウインクする。
「任せて!」
彼女なりに私を安心させようとしてくれているようだった。
「……ありがとうリリー」
直後、ばたばたと足音がして、リボソの軍服をまとった男数人が現れた。
ジレルが警戒の体勢をとる。
黒く無機質な銃口が男たちを待ち構え、威圧する。
襲いかかろうと男たちが突進してくる――それに対峙するジレルは容赦なく引き金を引いた。
飛散する紅。
視覚的に刺激的な光景。
かつて私はそういう世界にいた。絶望も、死も、当たり前のものとして見つめていたのだ。
けれどももうしばらくそういう世界からは離れていて、この世の暗い部分などには触れず、ただ幸せの湯船に浸かって――だから忘れていた。
「……行くぞ」
ジレルの低い声がやけに脳に響く。
ああそうだった。
そういう世界に生きていたのだ、彼らは。
「ナスカ走れるっ?」
「ええ」
「じゃ、行こ!」
向日葵のような太陽のような笑みを向けてくれるリリーを見て、私は一度強く頷いた。
……いつの間にこんなに逞しくなっていたのかしら。
そんなことを思ったりしながら。
でも今は頼れる人がいることがとても嬉しいしありがたい。
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