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ちょっぴりひとやすみ? 詩のコーナー

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『嘘をついていた あなたのその口を』

嘘をついていた
あなたのその口を
引き裂いてしまいたい
刃で
そうよ
心から生まれた刃で

わたしを愛しているというのなら
どうして騙すようなことをしたのかしら?
あなたに愛を語る資格はない
だって他人を騙すような人よ?

婚約破棄は受け入れましょう
だってもうわたしも
あなたのような人と歩んでゆけないから
愛しているなんて言われても
きっともう二度と信じられないでしょう

だからわたしはすべてを受け入れる

けれども間違えないことね
あなたはわたしを捨てたけれど
わたしもあなたを捨てたのだということ

それをあなたは忘れるべきではない……

嘘をついていた
あなたのその口を
引き裂いてしまいたい
刃で
そうよ
心から生まれた刃で

けれども罰を下すのは
わたしではないわ
いつの日か必ず天罰が下るでしょう
神様なんて
あなたは信じていないかもしれないけれど
そういう存在は
案外すぐ傍に存在しているものだから

気づいていなくても
見ているものなのよ

人ではない何かは
確かに存在している

いつの日か天罰が下った時に
あなたは後悔すればいい
そう思ってわたしは生きてゆく

歩み出すのよ

嘘をついていた
あなたのその口を
切り裂くのは
わたしではないけれど
運命はきっと
あなたに罰を下すでしょう

その時を待っているわ



『歌って踊れば』

歌って踊れば
きっと楽しい日々が待っている
歌って踊れば
どんな苦しみも吹き飛んでいく

そんな気がするの

歌って踊れば
きっと嬉しい時間がやって来る
歌って踊れば
どんな悲しみも飛び去ってゆく

そんな気がするの

愛していた人から
婚約破棄を告げられた時
心折れそうになったけれど
助けてくれたの
支えてくれたの
歌と踊り
それがわたしを絶望から救い出してくれた

わたしを支えるのは
わたしの行動
わたしを救うのは
わたし自身

結局はそういうものだと思うの

他人になんて頼らない
だって絶望するだけだから

一人で強く生きてゆくの

歌って踊れば
きっと楽しい日々が待っている
歌って踊れば
どんな苦しみも吹き飛んでいく

そんな気がするの

歌って踊れば
きっと嬉しい時間がやって来る
歌って踊れば
どんな悲しみも飛び去ってゆく

そんな気がするの

歌って踊れば
心弾けるわ
歌って踊れば
虹色の世界へ飛び出してゆきたくなる

歌って踊れば

希望見据えられる

歌って踊れば

明日へ手を伸ばせる

歌って踊れば

歌って踊れば



『覚悟を胸に』

とろけるような恋をしていた
その頃は幸せで
甘い蜜を舐めるかのように
毎日楽しんでいた
毎日ときめいていた

あなたと共に生きられるなら
もう何も怖くない
あなたが傍にいてくれるのであれば
そう何も恐れない

それほどの勢いと心で
ただ歩んでいた

――でもあなたはわたしを捨てたわ

愛し合っていた頃は
永遠を見つめられる気がしていて
けれどもわたしたちは
異なる道へと足を踏み出すこととなってしまった

悲しいことね……

けれどもそれは
もしかしたら
未来への出発点なのかもしれない

時が流れて
傷が癒えたなら
きっと気づくのでしょう
この世界の理
生きてきた道の本当の姿に

愛し合っていた頃は
永遠を見つめられる気がしていて
けれどもわたしたちは
異なる道へと足を踏み出すこととなってしまった

けれどももう迷わない……

未来を見据えて
強く生きる
あなたがいない世界でも
ただ突き進む
どこまでも進み続ける

覚悟を胸に
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