婚約者が私の幼馴染みと進展しておりまして。~邪魔者になりそうな私は去った方が良いですよね、どうかお幸せに~

数ヶ月前、親同士が知り合いで学園時代の同学年であった青年ポーマーと、私は婚約した。

幼い頃から幸せな結婚を夢みていた私は嬉しかった。
彼と生きられる、そう思うだけで自然に笑みがこぼれた。

けれど、それから一年も経っていないというのに、私は知ってしまう。
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