嫌ね もう疲れてしまったわ

四季

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嫌ね もう疲れてしまったわ

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突然告げられた婚約破棄

嫌ね
もう疲れてしまったわ

力なんて出せないし
したいことだってないし
所詮どうしようもないの
わたし
今はただ波に揺られて
よく分からない場所から
あの青い空を見上げていたい

突然告げられた婚約破棄

嫌ね
もう疲れてしまったわ

頑張ろうなんて思えないし
やりたいことだって特にない
結局どうしようもないの
わたし
今はただ海面に浮かんで
深い意味なんてないまま
あの突き抜けるような空を見上げていたい

だってもう疲れてしまったのよ
わたし
ずっとこんなだったわけではないけれど
わたし
もう戻れないの
やる気に満ちていたあの頃には
いつの日か
この胸がやる気に満たされるまで
わたし
ずっとこんなままで生きてゆく

諦めて
くたびれて

そうやって歩んでゆく外ない

きっと人は呆れるでしょう

愚かだと
怠惰だと

それもそうだと思うけれど

わたしはわたしで

わたしはわたし以上の生き方なんてできやしない

だから今はこのまま
小さな波に揺られて
ぼんやりしていたい

突然告げられた婚約破棄

嫌ね
もう疲れてしまったわ

そうよ
もう疲れてしまったの
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