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曖昧なものね
しおりを挟む曖昧なものね
言葉なんて
どうでもよくても特別と言えるし
特別でもどうでもいいとも言える
その言葉だけで
他人の心を読むことなんて
きっとできない
優しい言葉
甘ったるい言葉
告げるだけなら簡単で
けれども
その言葉が真のものであると証明するのは
簡単なことではなくて
曖昧なものよ
言葉なんて
その仮面をつけてしまえば
何もかも騙してしまえる
そう考えているうちは
まだ善良な方なのだろうけど
いつしか
言葉の仮面ですべてを覆い隠し
それが当たり前になる
その時こそ
人の心が失われた時
曖昧なものね
言葉なんて
だって
何とでも言えるのだもの
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