あの虹の橋を

四季

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あの虹の橋を

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あの虹の橋を一緒に渡れたら
きっと素敵な世界へ行けるね
どこまでも
いつまでも
続いていく幸せの道は
終わりなんてないんだよ
だから私たちはね
ずっと歩いていこう
隣り合って
笑い合って
あの虹の橋を共に渡ろうよ

――ああ今思えば馬鹿みたい

そんな夢をみていた
あの頃の私は
どこまでも愚かだった
もう呆れるくらい

だってさ
婚約破棄されたんだよ?

私は彼を愛していたのに

彼は私を愛してはいなかった

どうして?
そう脳内で繰り返すけど
なぜかな?
答えなんて出ないの

子どもじみた夢をみていた
無邪気だった私は
どこまでも愚かだった
呆れるほど馬鹿だった
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