40 / 62
episode.39 少しずつ、通い合う心
しおりを挟む
よく分からないことってあるものだと思う。
災難を乗り越えて、こうしてまた会えたというのに、ノワールは自身の姿のことばかり気にしていて気まずそうな雰囲気ばかり漂わせてくる。
どうしてそんな感じなのだろう?
私にはよく分からなかった。
「……嫌でしょ、いくらキミだって……こんな、化け物」
「どうして? ノワールはノワールじゃない」
「ボクはやだよ、こんなの……見られたくない……」
ノワールは固定されているので台の上から大きく移動することはできないのだが、台に寝たままながらすっかり小さくなってしまっている。
なんて弱々しいのだろう。
「私はノワールが好きよ、どんな姿だとしてもね」
「……理解できない」
「そう。だったら、もし私の姿が魔の者に変わったら、それで嫌いになる?」
「……気にしない」
「ね! ほら、そういうことよ!」
大きさに差があるから、確かに、少し関わりづらいとかはあるかもしれない。でもだからといって気持ちが変わるわけではない。感情はその程度では消えたりしないものだ。
「……ソレアは、嫌じゃないの。こんな……化け物まる出しのやつ……」
「何を言っているの? もちろんよ! それに、ノワールが魔の者だってことはもう知ってたしね。だから驚きもそれほどないわ」
ノワールは恐る恐るこちらへ顔を向けると、その大きな片腕を伸ばしてくる――片手と片手で触れ合うにはそれは大き過ぎて、だから、両手を差し出して彼の手を包んだ。
触り心地は独特。
鋼鉄のようでもあり、ゼリーのようでもある。
それでも、きちんと触れれば、肌が触れ合っていることは分かる。
だからこういうのも悪くはないと思う。
「ノワール、貴方に話したいことがたくさんあるの」
視界の端でルナが腕組みをしたまま退室していった。
付き添いと思われるコルトもルナが出ていくのに伴って部屋から出ていく。
「あ、そうだ。せっかくこの街に来たのだし、今度アイスクリーム買ってくるわね」
「……いいよ、そんなの」
「口はあるのだから、食べられるでしょう?」
「……食べることはできるケド」
「抹茶味が好きよね! 売り切れていないと良いのだけれど……」
そんな他愛無い会話をしたのは、少しでも長くこうして傍にいたかったから。
――そして時は過ぎ。
そろそろ退室しなくてはならない時間となってしまった。
「でも良かった、会話はできる状態で。じゃあ今日はこれで。また来るわね!」
別れしな、ノワールは名残惜しそうにこちらを見ていた。
そして。
「ありがと」
彼は確かにそう言ったのだ。
「……会えて、嬉しかった」
会いにくることができて良かった。
心の底からそう思った。
そうよ、諦めてはならない。
きっと幸福への道は存在する。
「ソレアさん!」
「あ、コルテッタさん。偶然ですね」
施設を出てすぐ、見覚えの顔に遭遇する。
「実は兄からここにいらっしゃってると聞きまして」
「そうだったんですね」
「これから少し食事とか……行きませんか? も、もちろんっ、私がお支払いしますのでっ……!」
時は流れる。
失われるものもあり、一方で、新たに手に入れるものもあり。
「行きます!」
「本当ですか! ありがとうございます! 良かった……勇気出して誘ってみて……」
「でも、お店とかあまり知らないので、コルテッタさんのおすすめのところを教えてください」
きっとそうやって私たちは生きてゆく。
◆
金属製の柵で囲われた小さな部屋の中、椅子に座っているルナは小さなテーブルに片肘を突きながら長い溜め息をこぼした。
「今の溜め息、凄く長かったですね」
見張りをしているコルトがルナに話しかける。
「お疲れですか?」
「あー、まぁそうねぇ、もう疲れることばっかねー……はぁー……」
ルナは昼間はある程度出歩くことを許されているが、夜間は基本的にはその檻のような部屋の中で過ごさなくてはならないということになっている。
もっとも、それは泊まることのできる場所を与えているということでもあって、単なる嫌がらせというわけでもないのだが。
「恋は終わるし、お菓子食べられないし、ほーんといいことないわ」
ぽつりと呟くルナ。
それにコルトは過剰反応する。
「えっ……こ、恋っ!?」
コルトの爽やかそうな顔面があっという間にりんごのように染まった。
「何勝手に照れてんのよ、なっさけないわねぇ」
真っ赤になる青年を見て面白かったのか、ルナは口角を持ち上げた。
「す、すみません。しかし……魔の者も恋などなさるのですね」
「あら、意外?」
「はい……、自分がこれまで関わってきた魔の者からはそんな雰囲気はなかったので……。憎しみなんかを語ることはありましたが」
「そりゃアタシたちだって恋もするわ」
「魔の者のメンタルは、案外、人に近いのかもしれませんね。最近認識が少しずつ変わってきました」
その頃になるとコルトも落ち着いてきて、頬の赤らみも控えめになってきた。
「ところで、ルナさん、お菓子とは?」
「好きなのよ甘いのが」
「そ、それはっ……えと、どういう意味で……!?」
「ふっつーに食べ物」
「あ、ああ……そうだったんですね……」
ルナは「何か持ってない? お菓子」と尋ねる。それに対してコルトはしばらく考えるような顔をした。それから十秒ほどが経過した後、コルトは「あ! 自分が持ってきているやつがあります!」と言って指定の場所から少し移動。付近に置いていたワインレッドのリュックサックのところへ向かうと、それのすぐ前にしゃがみ込んで、開ける。それからしばらくリュックサックの中を漁って、やがて一つの袋を取り出した。
「これ! ラムネ袋なんです!」
透明な袋の中には様々な形や色のラムネ。
「あら、いいの持ってるじゃない」
理想的なものが出てきたことに驚きつつ嬉しさも感じたような表情を浮かべるルナ。
「ルナさんこれをどうぞ!」
「いいのかしら、貰って」
「はい! もちろんです! これは自分の私物ですから、誰にも怒られません」
災難を乗り越えて、こうしてまた会えたというのに、ノワールは自身の姿のことばかり気にしていて気まずそうな雰囲気ばかり漂わせてくる。
どうしてそんな感じなのだろう?
私にはよく分からなかった。
「……嫌でしょ、いくらキミだって……こんな、化け物」
「どうして? ノワールはノワールじゃない」
「ボクはやだよ、こんなの……見られたくない……」
ノワールは固定されているので台の上から大きく移動することはできないのだが、台に寝たままながらすっかり小さくなってしまっている。
なんて弱々しいのだろう。
「私はノワールが好きよ、どんな姿だとしてもね」
「……理解できない」
「そう。だったら、もし私の姿が魔の者に変わったら、それで嫌いになる?」
「……気にしない」
「ね! ほら、そういうことよ!」
大きさに差があるから、確かに、少し関わりづらいとかはあるかもしれない。でもだからといって気持ちが変わるわけではない。感情はその程度では消えたりしないものだ。
「……ソレアは、嫌じゃないの。こんな……化け物まる出しのやつ……」
「何を言っているの? もちろんよ! それに、ノワールが魔の者だってことはもう知ってたしね。だから驚きもそれほどないわ」
ノワールは恐る恐るこちらへ顔を向けると、その大きな片腕を伸ばしてくる――片手と片手で触れ合うにはそれは大き過ぎて、だから、両手を差し出して彼の手を包んだ。
触り心地は独特。
鋼鉄のようでもあり、ゼリーのようでもある。
それでも、きちんと触れれば、肌が触れ合っていることは分かる。
だからこういうのも悪くはないと思う。
「ノワール、貴方に話したいことがたくさんあるの」
視界の端でルナが腕組みをしたまま退室していった。
付き添いと思われるコルトもルナが出ていくのに伴って部屋から出ていく。
「あ、そうだ。せっかくこの街に来たのだし、今度アイスクリーム買ってくるわね」
「……いいよ、そんなの」
「口はあるのだから、食べられるでしょう?」
「……食べることはできるケド」
「抹茶味が好きよね! 売り切れていないと良いのだけれど……」
そんな他愛無い会話をしたのは、少しでも長くこうして傍にいたかったから。
――そして時は過ぎ。
そろそろ退室しなくてはならない時間となってしまった。
「でも良かった、会話はできる状態で。じゃあ今日はこれで。また来るわね!」
別れしな、ノワールは名残惜しそうにこちらを見ていた。
そして。
「ありがと」
彼は確かにそう言ったのだ。
「……会えて、嬉しかった」
会いにくることができて良かった。
心の底からそう思った。
そうよ、諦めてはならない。
きっと幸福への道は存在する。
「ソレアさん!」
「あ、コルテッタさん。偶然ですね」
施設を出てすぐ、見覚えの顔に遭遇する。
「実は兄からここにいらっしゃってると聞きまして」
「そうだったんですね」
「これから少し食事とか……行きませんか? も、もちろんっ、私がお支払いしますのでっ……!」
時は流れる。
失われるものもあり、一方で、新たに手に入れるものもあり。
「行きます!」
「本当ですか! ありがとうございます! 良かった……勇気出して誘ってみて……」
「でも、お店とかあまり知らないので、コルテッタさんのおすすめのところを教えてください」
きっとそうやって私たちは生きてゆく。
◆
金属製の柵で囲われた小さな部屋の中、椅子に座っているルナは小さなテーブルに片肘を突きながら長い溜め息をこぼした。
「今の溜め息、凄く長かったですね」
見張りをしているコルトがルナに話しかける。
「お疲れですか?」
「あー、まぁそうねぇ、もう疲れることばっかねー……はぁー……」
ルナは昼間はある程度出歩くことを許されているが、夜間は基本的にはその檻のような部屋の中で過ごさなくてはならないということになっている。
もっとも、それは泊まることのできる場所を与えているということでもあって、単なる嫌がらせというわけでもないのだが。
「恋は終わるし、お菓子食べられないし、ほーんといいことないわ」
ぽつりと呟くルナ。
それにコルトは過剰反応する。
「えっ……こ、恋っ!?」
コルトの爽やかそうな顔面があっという間にりんごのように染まった。
「何勝手に照れてんのよ、なっさけないわねぇ」
真っ赤になる青年を見て面白かったのか、ルナは口角を持ち上げた。
「す、すみません。しかし……魔の者も恋などなさるのですね」
「あら、意外?」
「はい……、自分がこれまで関わってきた魔の者からはそんな雰囲気はなかったので……。憎しみなんかを語ることはありましたが」
「そりゃアタシたちだって恋もするわ」
「魔の者のメンタルは、案外、人に近いのかもしれませんね。最近認識が少しずつ変わってきました」
その頃になるとコルトも落ち着いてきて、頬の赤らみも控えめになってきた。
「ところで、ルナさん、お菓子とは?」
「好きなのよ甘いのが」
「そ、それはっ……えと、どういう意味で……!?」
「ふっつーに食べ物」
「あ、ああ……そうだったんですね……」
ルナは「何か持ってない? お菓子」と尋ねる。それに対してコルトはしばらく考えるような顔をした。それから十秒ほどが経過した後、コルトは「あ! 自分が持ってきているやつがあります!」と言って指定の場所から少し移動。付近に置いていたワインレッドのリュックサックのところへ向かうと、それのすぐ前にしゃがみ込んで、開ける。それからしばらくリュックサックの中を漁って、やがて一つの袋を取り出した。
「これ! ラムネ袋なんです!」
透明な袋の中には様々な形や色のラムネ。
「あら、いいの持ってるじゃない」
理想的なものが出てきたことに驚きつつ嬉しさも感じたような表情を浮かべるルナ。
「ルナさんこれをどうぞ!」
「いいのかしら、貰って」
「はい! もちろんです! これは自分の私物ですから、誰にも怒られません」
0
お気に入りに追加
13
あなたにおすすめの小説
【1/23取り下げ予定】あなたたちに捨てられた私はようやく幸せになれそうです
gacchi
恋愛
伯爵家の長女として生まれたアリアンヌは妹マーガレットが生まれたことで育児放棄され、伯父の公爵家の屋敷で暮らしていた。一緒に育った公爵令息リオネルと婚約の約束をしたが、父親にむりやり伯爵家に連れて帰られてしまう。しかも第二王子との婚約が決まったという。貴族令嬢として政略結婚を受け入れようと覚悟を決めるが、伯爵家にはアリアンヌの居場所はなく、婚約者の第二王子にもなぜか嫌われている。学園の二年目、婚約者や妹に虐げられながらも耐えていたが、ある日呼び出されて婚約破棄と伯爵家の籍から外されたことが告げられる。修道院に向かう前にリオ兄様にお別れするために公爵家を訪ねると…… 書籍化のため1/23に取り下げ予定です。
記憶喪失になった嫌われ悪女は心を入れ替える事にした
結城芙由奈@12/27電子書籍配信中
ファンタジー
池で溺れて死にかけた私は意識を取り戻した時、全ての記憶を失っていた。それと同時に自分が周囲の人々から陰で悪女と呼ばれ、嫌われている事を知る。どうせ記憶喪失になったなら今から心を入れ替えて生きていこう。そして私はさらに衝撃の事実を知る事になる―。
「お前を愛するつもりはない」な仮面の騎士様と結婚しました~でも白い結婚のはずなのに溺愛してきます!~
卯月ミント
恋愛
「お前を愛するつもりはない」
絵を描くのが趣味の侯爵令嬢ソールーナは、仮面の英雄騎士リュクレスと結婚した。
だが初夜で「お前を愛するつもりはない」なんて言われてしまい……。
ソールーナだって好きでもないのにした結婚である。二人はお互いカタチだけの夫婦となろう、とその夜は取り決めたのだが。
なのに「キスしないと出られない部屋」に閉じ込められて!?
「目を閉じてくれるか?」「えっ?」「仮面とるから……」
書き溜めがある内は、1日1~話更新します
それ以降の更新は、ある程度書き溜めてからの投稿となります
*仮面の俺様ナルシスト騎士×絵描き熱中令嬢の溺愛ラブコメです。
*ゆるふわ異世界ファンタジー設定です。
*コメディ強めです。
*hotランキング14位行きました!お読みいただき&お気に入り登録していただきまして、本当にありがとうございます!
美しい公爵様の、凄まじい独占欲と溺れるほどの愛
らがまふぃん
恋愛
こちらは以前投稿いたしました、 美しく残酷な公爵令息様の、一途で不器用な愛 の続編となっております。前作よりマイルドな作品に仕上がっておりますが、内面のダークさが前作よりはあるのではなかろうかと。こちらのみでも楽しめるとは思いますが、わかりづらいかもしれません。よろしかったら前作をお読みいただいた方が、より楽しんでいただけるかと思いますので、お時間の都合のつく方は、是非。時々予告なく残酷な表現が入りますので、苦手な方はお控えください。 *早速のお気に入り登録、しおり、エールをありがとうございます。とても励みになります。前作もお読みくださっている方々にも、多大なる感謝を! ※R5.7/23本編完結いたしました。たくさんの方々に支えられ、ここまで続けることが出来ました。本当にありがとうございます。ばんがいへんを数話投稿いたしますので、引き続きお付き合いくださるとありがたいです。この作品の前作が、お気に入り登録をしてくださった方が、ありがたいことに200を超えておりました。感謝を込めて、前作の方に一話、近日中にお届けいたします。よろしかったらお付き合いください。 ※R5.8/6ばんがいへん終了いたしました。長い間お付き合いくださり、また、たくさんのお気に入り登録、しおり、エールを、本当にありがとうございました。 ※R5.9/3お気に入り登録200になっていました。本当にありがとうございます(泣)。嬉しかったので、一話書いてみました。 ※R5.10/30らがまふぃん活動一周年記念として、一話お届けいたします。 ※R6.1/27美しく残酷な公爵令息様の、一途で不器用な愛(前作) と、こちらの作品の間のお話し 美しく冷酷な公爵令息様の、狂おしい熱情に彩られた愛 始めました。お時間の都合のつく方は、是非ご一読くださると嬉しいです。
*らがまふぃん活動二周年記念として、R6.11/4に一話お届けいたします。少しでも楽しんでいただけますように。
傷物令嬢シャルロットは辺境伯様の人質となってスローライフ
悠木真帆
恋愛
侯爵令嬢シャルロット・ラドフォルンは幼いとき王子を庇って右上半身に大やけどを負う。
残ったやけどの痕はシャルロットに暗い影を落とす。
そんなシャルロットにも他国の貴族との婚約が決まり幸せとなるはずだった。
だがーー
月あかりに照らされた婚約者との初めての夜。
やけどの痕を目にした婚約者は顔色を変えて、そのままベッドの上でシャルロットに婚約破棄を申し渡した。
それ以来、屋敷に閉じこもる生活を送っていたシャルロットに父から敵国の人質となることを命じられる。
【1/21取り下げ予定】悲しみは続いても、また明日会えるから
gacchi
恋愛
愛人が身ごもったからと伯爵家を追い出されたお母様と私マリエル。お母様が幼馴染の辺境伯と再婚することになり、同じ年の弟ギルバードができた。それなりに仲良く暮らしていたけれど、倒れたお母様のために薬草を取りに行き、魔狼に襲われて死んでしまった。目を開けたら、なぜか五歳の侯爵令嬢リディアーヌになっていた。あの時、ギルバードは無事だったのだろうか。心配しながら連絡することもできず、時は流れ十五歳になったリディアーヌは学園に入学することに。そこには変わってしまったギルバードがいた。電子書籍化のため1/21取り下げ予定です。
闇黒の悪役令嬢は溺愛される
葵川真衣
恋愛
公爵令嬢リアは十歳のときに、転生していることを知る。
今は二度目の人生だ。
十六歳の舞踏会、皇太子ジークハルトから、婚約破棄を突き付けられる。
記憶を得たリアは前世同様、世界を旅する決意をする。
前世の仲間と、冒険の日々を送ろう!
婚約破棄された後、すぐ帝都を出られるように、リアは旅の支度をし、舞踏会に向かった。
だが、その夜、前世と異なる出来事が起きて──!?
悪役令嬢、溺愛物語。
☆本編完結しました。ありがとうございました。番外編等、不定期更新です。
王妃そっちのけの王様は二人目の側室を娶る
家紋武範
恋愛
王妃は自分の人生を憂いていた。国王が王子の時代、彼が六歳、自分は五歳で婚約したものの、顔合わせする度に喧嘩。
しかし王妃はひそかに彼を愛していたのだ。
仲が最悪のまま二人は結婚し、結婚生活が始まるが当然国王は王妃の部屋に来ることはない。
そればかりか国王は側室を持ち、さらに二人目の側室を王宮に迎え入れたのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる