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女騎士編
俺はオークのようにぶちのめされるかもしれない
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「ちょっと暑くなっちゃったかも。」パーカーを脱いで黒いカットソー1枚になった亜梨沙は、リュウとは反対の方向を向いて、ほんのりと赤らんだ顔を手のひらでパタパタと仰いだ。
この隙にリュウは亜梨沙の胸をガン見した。パーカーを脱ぐまでは「体格のいい女」、「ハト胸」くらいにしか思っていなかったが、パーカーを脱ぎピッタリとしたカットソー1枚になると、ウェストはくびれているし、胸も飛び出していて決してハト胸などではない。DやEカップはあるのではないか。ひょっとしてFカップくらいあるのかもしれない。
「この女騎士、実はとんでもないエロバディの持ち主なんじゃ…。」リュウは食い入るように亜梨沙の胸を見ながら、ムラムラした気持ちを昂らせていった。亜梨沙はそんなリュウの視線に気づいていないかのように、ずっと横を向いて、胸を盗み見ホーダイの状況を作り出すのだった。
リュウが手を伸ばせばすぐに届く距離にデカパイがある。触りたい。しかし触るのは恐れ多い。なんせ女騎士である。どんな反撃を喰らうかわからない。オークのようにぶちのめされるかもしれない。リュウが逡巡しているその時。
「あたしね、今日はノーブラなんだよ。」亜梨沙がリュウを見て言い、笑った。
リュウは言葉に詰まった。亜梨沙は「ほら見て。わかる?」という表情で笑っている。つまり胸をいくらでもガン見して良いという公認をもらったようなものだ。
「え~。」リュウはクイズを解くような表情で、亜梨沙の胸を改めて凝視した。
「くそ、胸揉んでいいんだろうか。」リュウは心の中で思い、会ってからのことを思い出した。飲み屋の店員を一言で黙らせ、隣のヤンキー客に謝らせた迫力。体に触ったりしたら張り倒されるのではないか。一方で、帰り道にリュウのポケットに手を突っ込んで胸を押し付けて来たこと、部屋でアルバムを見ながらお互いの指が頻繁に触れ合ったこと、そして今ノーブラ宣言をされ胸を公認でガン見させてくれていることを考えると、誘われているようでもある。
両者を天秤にかけて迷った挙句、「これは誘われている。」リュウはそう結論づけると、腰を軽く浮かせて膝歩きでススッと亜梨沙に近づき、覆い被さるようにして亜梨沙に抱きつくと、ゆっくり押し倒した。
亜梨沙は何も言わずに押し倒された。ところが、である。床に倒れた亜梨沙の左オッパイをリュウが右手で触ろうとすると、亜梨沙の左手がヒュンと目に見えない速さで動き、リュウの右手首をオッパイに届く前にパシッと捉えた。
「何するのっ!」亜梨沙は低い声で言った。凄い力である。リュウは右手を左右に動かしたが、ビクともしないのだった。
この隙にリュウは亜梨沙の胸をガン見した。パーカーを脱ぐまでは「体格のいい女」、「ハト胸」くらいにしか思っていなかったが、パーカーを脱ぎピッタリとしたカットソー1枚になると、ウェストはくびれているし、胸も飛び出していて決してハト胸などではない。DやEカップはあるのではないか。ひょっとしてFカップくらいあるのかもしれない。
「この女騎士、実はとんでもないエロバディの持ち主なんじゃ…。」リュウは食い入るように亜梨沙の胸を見ながら、ムラムラした気持ちを昂らせていった。亜梨沙はそんなリュウの視線に気づいていないかのように、ずっと横を向いて、胸を盗み見ホーダイの状況を作り出すのだった。
リュウが手を伸ばせばすぐに届く距離にデカパイがある。触りたい。しかし触るのは恐れ多い。なんせ女騎士である。どんな反撃を喰らうかわからない。オークのようにぶちのめされるかもしれない。リュウが逡巡しているその時。
「あたしね、今日はノーブラなんだよ。」亜梨沙がリュウを見て言い、笑った。
リュウは言葉に詰まった。亜梨沙は「ほら見て。わかる?」という表情で笑っている。つまり胸をいくらでもガン見して良いという公認をもらったようなものだ。
「え~。」リュウはクイズを解くような表情で、亜梨沙の胸を改めて凝視した。
「くそ、胸揉んでいいんだろうか。」リュウは心の中で思い、会ってからのことを思い出した。飲み屋の店員を一言で黙らせ、隣のヤンキー客に謝らせた迫力。体に触ったりしたら張り倒されるのではないか。一方で、帰り道にリュウのポケットに手を突っ込んで胸を押し付けて来たこと、部屋でアルバムを見ながらお互いの指が頻繁に触れ合ったこと、そして今ノーブラ宣言をされ胸を公認でガン見させてくれていることを考えると、誘われているようでもある。
両者を天秤にかけて迷った挙句、「これは誘われている。」リュウはそう結論づけると、腰を軽く浮かせて膝歩きでススッと亜梨沙に近づき、覆い被さるようにして亜梨沙に抱きつくと、ゆっくり押し倒した。
亜梨沙は何も言わずに押し倒された。ところが、である。床に倒れた亜梨沙の左オッパイをリュウが右手で触ろうとすると、亜梨沙の左手がヒュンと目に見えない速さで動き、リュウの右手首をオッパイに届く前にパシッと捉えた。
「何するのっ!」亜梨沙は低い声で言った。凄い力である。リュウは右手を左右に動かしたが、ビクともしないのだった。
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