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メス高夏休み後半編。五月。
六花は急用で来れなくなりました
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さて約束の週末の午後である。五月は道はわかるので直接部屋に来るという。女子が快適に過ごせるよう、部屋の隅々までピカピカに磨きあげながら待っていると、やがてドアのチャイムが鳴った。
リュウがドアを開けると、マンションの共有廊下に佇んでいるのは五月ひとりだった。清楚な半袖ワンピース姿である。
「あれ、ひとり?」リュウは五月を招じ入れながら尋ねた。
「あ、はい。立花は用事を思い出したみたいで…。法事か何かがもともと入ってたみたいです。興味がなくて忘れてたみたいなんですが、行かないわけにもいかないみたいで…。」
「そうなんだ。」リュウは後で本人からも聞いたが、これは事実らしい。
「がっかりしました?すみません。」
「いやいや、全然そんなことないよ。」リュウは打ち消した。というか2人きりになれるのでむしろ嬉しい。
「ほんとですか!よかったです。」
2人で居室に入ると、リュウは五月にクッションを勧めた。
「今お茶を入れるね。」そう言ってリュウはキッチン兼廊下となっているスペースにとって返した。リュウの部屋の間取りは玄関ドアを開けると靴脱ぎ場となっており、そこから居室に向かって廊下が伸びている。左手には浴室やトイレが並んでおり、右手には冷蔵庫、シンク、ガス台などが並んでいる。
リュウはアイスコーヒーを入れると、それをトレイに載せて居室に戻った。
「どうぞ。」
アイスコーヒーのグラスには結露による水滴がたくさんついていて、いかにも涼しげである。
「ありがとうございます。」
暑い夏に駅から歩いて来たので喉が乾いているであろうに、五月はすぐにはグラスに手を伸ばさない。奥ゆかしい女子である。
「あのさ、敬語使わなくていいよ。」
「そうですか?じゃぁ…そうするね。」
この後2人は、他の5人のメス高生たちの近況などを話した。
「え~、みんなあの後も遊びに来てるんですか?」五月は少しビックリした様子を見せた。「六花が来た、っていうのは聞いてたけど…。」
六花が来たときのことをどこまで聞いているのかと思ったが、リュウは聞けなかった。
ヤったことは知っているのだろうか。ヤったことを知っていて今ここに来ているのであれば、そういう行為がオーケーと考えることもできる。ただもともと五月は六花と2人で来ようとしていたわけなので、この考え方は間違っていて、手を出したら関係性が崩壊する可能性もある。リュウは迷った。
また2人は、五月も参加した前回の勉強合宿の思い出話もした。
「今だから言うけど、実はあのとき朝、五月と六花が着替えててオッパイ見えちゃったんだよね。」リュウは話をそっち方向に振ってみた。
「やっぱり…。なんか目を覚ましてるんじゃないか、って気は少ししてたの。」
「ごめんね。」
「ううん、別にいいよ。」五月はにっこり笑った。この反応にリュウはイケるかな?と思った。
「記憶の中で美化されてるのかもしれないけど、胸、結構あるよね…。」
「そうかな?」
「今日来てる服は、(胸のサイズが)わかりにくいね。」リュウは五月の横パイに軽くタッチしてすぐに離した。
「ゆったりしたワンピースだから。」五月は特に拒否反応を示さなかった。リュウはこれはイケそうと思った。
「今日は2人しかいないし、AVとか見てみる?」リュウは切り出してみた。
「あるの?」
「うん。何本かレンタルで借りてきたやつがある…。一番よかったやつ、見てみない?」
「うん、じゃあ見てみる。」この返事に、リュウはイケるなと思うのだった。
リュウがドアを開けると、マンションの共有廊下に佇んでいるのは五月ひとりだった。清楚な半袖ワンピース姿である。
「あれ、ひとり?」リュウは五月を招じ入れながら尋ねた。
「あ、はい。立花は用事を思い出したみたいで…。法事か何かがもともと入ってたみたいです。興味がなくて忘れてたみたいなんですが、行かないわけにもいかないみたいで…。」
「そうなんだ。」リュウは後で本人からも聞いたが、これは事実らしい。
「がっかりしました?すみません。」
「いやいや、全然そんなことないよ。」リュウは打ち消した。というか2人きりになれるのでむしろ嬉しい。
「ほんとですか!よかったです。」
2人で居室に入ると、リュウは五月にクッションを勧めた。
「今お茶を入れるね。」そう言ってリュウはキッチン兼廊下となっているスペースにとって返した。リュウの部屋の間取りは玄関ドアを開けると靴脱ぎ場となっており、そこから居室に向かって廊下が伸びている。左手には浴室やトイレが並んでおり、右手には冷蔵庫、シンク、ガス台などが並んでいる。
リュウはアイスコーヒーを入れると、それをトレイに載せて居室に戻った。
「どうぞ。」
アイスコーヒーのグラスには結露による水滴がたくさんついていて、いかにも涼しげである。
「ありがとうございます。」
暑い夏に駅から歩いて来たので喉が乾いているであろうに、五月はすぐにはグラスに手を伸ばさない。奥ゆかしい女子である。
「あのさ、敬語使わなくていいよ。」
「そうですか?じゃぁ…そうするね。」
この後2人は、他の5人のメス高生たちの近況などを話した。
「え~、みんなあの後も遊びに来てるんですか?」五月は少しビックリした様子を見せた。「六花が来た、っていうのは聞いてたけど…。」
六花が来たときのことをどこまで聞いているのかと思ったが、リュウは聞けなかった。
ヤったことは知っているのだろうか。ヤったことを知っていて今ここに来ているのであれば、そういう行為がオーケーと考えることもできる。ただもともと五月は六花と2人で来ようとしていたわけなので、この考え方は間違っていて、手を出したら関係性が崩壊する可能性もある。リュウは迷った。
また2人は、五月も参加した前回の勉強合宿の思い出話もした。
「今だから言うけど、実はあのとき朝、五月と六花が着替えててオッパイ見えちゃったんだよね。」リュウは話をそっち方向に振ってみた。
「やっぱり…。なんか目を覚ましてるんじゃないか、って気は少ししてたの。」
「ごめんね。」
「ううん、別にいいよ。」五月はにっこり笑った。この反応にリュウはイケるかな?と思った。
「記憶の中で美化されてるのかもしれないけど、胸、結構あるよね…。」
「そうかな?」
「今日来てる服は、(胸のサイズが)わかりにくいね。」リュウは五月の横パイに軽くタッチしてすぐに離した。
「ゆったりしたワンピースだから。」五月は特に拒否反応を示さなかった。リュウはこれはイケそうと思った。
「今日は2人しかいないし、AVとか見てみる?」リュウは切り出してみた。
「あるの?」
「うん。何本かレンタルで借りてきたやつがある…。一番よかったやつ、見てみない?」
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