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伝言ダイヤル変態メッセージ編。百合。
変態メッセージでナンパされる女子なんている?
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伝言ダイヤルは平成初期に存在した出会い系システムである。
インターネットや携帯電話が未だ普及していない時代なので、システムへのアクセスには電話を使用する。男性は男性向けの電話番号にかけると、女性のメッセージを再生することができる。女性は女性向けの電話番号にかける。気に入ったメッセージがあれば、ダイレクトメッセージを入れることができる。暗証番号を入力すれば自分宛のダイレクトメッセージの件数を確認したり、それらを再生したりすることができる。
もちろん従量課金制である。料金はかなり高額だ。このため貧乏学生のリュウは、メッセージを録音するとき電話番号を吹き込んでおき、女の子から家電に直接電話がかかってくるのを待つ、という方法を取っていた。
メッセージには、普通に自己紹介を録音するのが一般的で、当然リュウもこのパターンはよく使った。
他にも女の子の反応がよいパターンはいくつかあった。文通相手を募集していることを伝えて住所を録音しておく、というのはその一つである。
それと対極にあるパターンが変態メッセージで、これも女の子の反応がよかった。普通に自己紹介を録音するよりもよっぽど電話がかかってくる。変態メッセージとは、例えばこんな感じである。
「こんにちは…。暑くなってきましたね…。」
「俺今、パンツ1枚です…。」
「しばらくセックスしてないから、溜まっちゃってて…。」しばらく、というワードは重要である。このワードから、セックスする相手がいるレベルの男、と女子は想像する。
「実は今、パンツからぺxスを出して、手でしごいてオxxーしてます…。」
「ハァ、ハァ…。」このあたりで一度喘ぎ声を聞かせる。
「ぺxス、今すごいことになっちゃってます…。勃っててコチコチです…すごく大きく硬くなってます。」
「女の子の柔らかいところに突っ込んで、抜いて鎮めたいんですけど…。」
「ハァ、ハァ…。」
「よかったらテレホンセックスしませんか…。」テレホンセックスとは、電話でお互いのアヘ声を聞かせ合いながら、一緒にオナニーを行うことである。
「できれば会ってセックスもしたいです…。しばらくしてないので…。」
「ハァ、ハァ…。」
「電話番号は xxxx-xxxx です。よかったら電話ください…。」
「できれば、下はパンツ1枚になって電話してください…。」
同性からすれば実に気持ち悪いメッセージである。こんな変態野郎に惹かれて電話をかける女の子なんて絶対にいない、と思うはずだ。
ところが、である。実際には、変態メッセージは女の子の反応が良いのである。これでリュウは結構な数の女の子から電話をもらい、その全員とテレホンセックスをし、まぁまぁの割合で彼女たちから電話番号も教えてもらって電話を掛け合う仲になり、その子たちのだいたいとは実際に会えた。ちなみにリュウは顔はいいので、会うところまで持ち込めれば大体セックスまでいけた。
百合は、リュウの変態メッセージを聞いて電話を掛けて来てくれた女の子の一人であった。
インターネットや携帯電話が未だ普及していない時代なので、システムへのアクセスには電話を使用する。男性は男性向けの電話番号にかけると、女性のメッセージを再生することができる。女性は女性向けの電話番号にかける。気に入ったメッセージがあれば、ダイレクトメッセージを入れることができる。暗証番号を入力すれば自分宛のダイレクトメッセージの件数を確認したり、それらを再生したりすることができる。
もちろん従量課金制である。料金はかなり高額だ。このため貧乏学生のリュウは、メッセージを録音するとき電話番号を吹き込んでおき、女の子から家電に直接電話がかかってくるのを待つ、という方法を取っていた。
メッセージには、普通に自己紹介を録音するのが一般的で、当然リュウもこのパターンはよく使った。
他にも女の子の反応がよいパターンはいくつかあった。文通相手を募集していることを伝えて住所を録音しておく、というのはその一つである。
それと対極にあるパターンが変態メッセージで、これも女の子の反応がよかった。普通に自己紹介を録音するよりもよっぽど電話がかかってくる。変態メッセージとは、例えばこんな感じである。
「こんにちは…。暑くなってきましたね…。」
「俺今、パンツ1枚です…。」
「しばらくセックスしてないから、溜まっちゃってて…。」しばらく、というワードは重要である。このワードから、セックスする相手がいるレベルの男、と女子は想像する。
「実は今、パンツからぺxスを出して、手でしごいてオxxーしてます…。」
「ハァ、ハァ…。」このあたりで一度喘ぎ声を聞かせる。
「ぺxス、今すごいことになっちゃってます…。勃っててコチコチです…すごく大きく硬くなってます。」
「女の子の柔らかいところに突っ込んで、抜いて鎮めたいんですけど…。」
「ハァ、ハァ…。」
「よかったらテレホンセックスしませんか…。」テレホンセックスとは、電話でお互いのアヘ声を聞かせ合いながら、一緒にオナニーを行うことである。
「できれば会ってセックスもしたいです…。しばらくしてないので…。」
「ハァ、ハァ…。」
「電話番号は xxxx-xxxx です。よかったら電話ください…。」
「できれば、下はパンツ1枚になって電話してください…。」
同性からすれば実に気持ち悪いメッセージである。こんな変態野郎に惹かれて電話をかける女の子なんて絶対にいない、と思うはずだ。
ところが、である。実際には、変態メッセージは女の子の反応が良いのである。これでリュウは結構な数の女の子から電話をもらい、その全員とテレホンセックスをし、まぁまぁの割合で彼女たちから電話番号も教えてもらって電話を掛け合う仲になり、その子たちのだいたいとは実際に会えた。ちなみにリュウは顔はいいので、会うところまで持ち込めれば大体セックスまでいけた。
百合は、リュウの変態メッセージを聞いて電話を掛けて来てくれた女の子の一人であった。
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