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メス高定期試験対策・中間編。二美と三里と四織
二美によるネタバレ。三里と四織が本当に思っていたこと
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中間試験も終わり、週末二美がリュウの部屋に会いに来た。話題は自然と先日の勉強合宿の件になった。
「結構みんな、初日すぐに寝てたね。」リュウは初日の夜の消灯後、みんなの寝つきがよかった件に触れた。
「…そう見えた?」フフフ、と二美が意味深に笑う。
「初対面の男の部屋だから、緊張してなかなか寝れないかと思うんだけど。あんなすぐ寝ついちゃって。やっぱりみんな、まだ子どもなんだね。」とリュウ。
「そんなことないよ。あの二人、あたしたちがセックスし始めると思って、ずっと聞き耳立ててたんだよ。それでなかなか寝れなかったらしいよ。」
「まじかぁ…。」
「うん。二人とも夜中まで悶々としてたみたいよ。つまんない、って朝言ってた。」
「まじかぁ。でも俺がそんなことしてきたらヤだったでしょ?」
「え、私は別によかったけど…。」
「二日目の夜は、リュウ君の隣に三里が寝たじゃん?」
「うん。」
「リュウ君が触ってくるんじゃないかと思って、三里はドキドキしてずっと目が冴えてたらしいよ。」
「まじかぁ…。」
「あと四織も、三里がエロいことされるんじゃないかと思って、ずっと様子をうかがってたらしいよ。だからなかなか寝れなかったって。」と二美。
「なんも起きなかった、って、朝四織がぼやいてたよ。」嬉しいと思っているのか、少しはちょっかいをかけてもよかったのにと思っているのか、どちらかわからない調子で二美は言った。
二美とセックスするんじゃないかとか、三里にエロいことをするんじゃないか、と期待されていたと知り、リュウは驚いた。
「初日の夜さぁ、リュウ君ハダカ見られたじゃん。」
「あぁ、キッチン(廊下)の照明が付いてなかったから、人がいるってわからなかったんだよね。それで出ちゃった。」
「あれもさぁ、狙ってだよ。リュウ君のハダカが見れると思って、フライングでキッチンで調理を始めてたんだよ。」
「まじかぁ…。」
「アレ見ちゃった、って後でキャッキャ言ってたよ。」二美は仕方なさそうな表情で言った。
「まだまだあるよ。」二美は続けた。
「勉強教えるとき、リュウ君がめっちゃお尻とか太ももとか触ってくる、って言ってたよ。」
「え、いやあれはわざとじゃなくて。当たるじゃん、あのスペースで教えようとすると。」
「エロい~とかエッチだ~って、リュウ君がいないとき盛り上がってたよ。」
「まじかぁ、わざとじゃなかったんだけどなぁ。」
「あと、めっちゃオッパイのぞいてくるって言ってた。」
「いやぁ。」リュウは頭を抱えた。「あのポジションならいやでも目に入るでしょ。」
「やっぱ男の子だね~、って二人とも言ってたよ。」
「だから別に気にしなくていいよ。私だったら、見られないより見られる方が嬉しい。二人もそうだよ。」
「それに四織なんか、自分からオッパイ当てに行ってたしね。」
「あの距離だったら当たっても仕方ないでしょ。」とリュウ。
「いや、最初のうちはどうかわかんないけど、最後の方は絶対自分から当てに行ってたよ。」二美は少しだけイヤそうに言った。
「あとさぁ、二日目の夜ビデオでも見るか、って話になったじゃん?」と二美。
「それでリュウ君がフツーの映画をかけたじゃん?」
「ああ。『ホームアローン』ね。」
「下の方にAVあったじゃん?前に一緒にみたやつ。」
「あぁ。女子校生もののやつね。」
「リュウ君が『ビデオでも観るか』って言うからさぁ。二人ともあのAV見れるんじゃないかって期待しちゃってさ。」
「えぇ、そうなの?」
「フツーの映画をかけたから、二人ともすっごくがっかりしてたよ。」
「えぇ、みんな笑いながら楽しそうに観てたじゃん。」
「まぁ『ホームアローン』は面白かったけどね。」と二美。
「リュウ君がお風呂入ってる時に、二人ともパッケージを手に取ってガン見してたよ。」
「まじか。裏にいろんなシーンの写真あるじゃん。どのシーンが面白そうとか言ってた?」
「三里はねぇ、主人公?の女の子が朝電車の中で痴漢に遭うシーンがあるじゃん?あそこに興味持ってた。」と二美。
「四織はねぇ、最後に女の子が帰宅して夜お兄ちゃんとエッチなことするシーンがあるじゃん?あそこに食いついてたよ。お兄ちゃん子だからねぇ」
二美とは異なり三里と四織はまだ子どもだなと思っていたリュウは、これらのネタバレ?の数々に驚くのだった。
「結構みんな、初日すぐに寝てたね。」リュウは初日の夜の消灯後、みんなの寝つきがよかった件に触れた。
「…そう見えた?」フフフ、と二美が意味深に笑う。
「初対面の男の部屋だから、緊張してなかなか寝れないかと思うんだけど。あんなすぐ寝ついちゃって。やっぱりみんな、まだ子どもなんだね。」とリュウ。
「そんなことないよ。あの二人、あたしたちがセックスし始めると思って、ずっと聞き耳立ててたんだよ。それでなかなか寝れなかったらしいよ。」
「まじかぁ…。」
「うん。二人とも夜中まで悶々としてたみたいよ。つまんない、って朝言ってた。」
「まじかぁ。でも俺がそんなことしてきたらヤだったでしょ?」
「え、私は別によかったけど…。」
「二日目の夜は、リュウ君の隣に三里が寝たじゃん?」
「うん。」
「リュウ君が触ってくるんじゃないかと思って、三里はドキドキしてずっと目が冴えてたらしいよ。」
「まじかぁ…。」
「あと四織も、三里がエロいことされるんじゃないかと思って、ずっと様子をうかがってたらしいよ。だからなかなか寝れなかったって。」と二美。
「なんも起きなかった、って、朝四織がぼやいてたよ。」嬉しいと思っているのか、少しはちょっかいをかけてもよかったのにと思っているのか、どちらかわからない調子で二美は言った。
二美とセックスするんじゃないかとか、三里にエロいことをするんじゃないか、と期待されていたと知り、リュウは驚いた。
「初日の夜さぁ、リュウ君ハダカ見られたじゃん。」
「あぁ、キッチン(廊下)の照明が付いてなかったから、人がいるってわからなかったんだよね。それで出ちゃった。」
「あれもさぁ、狙ってだよ。リュウ君のハダカが見れると思って、フライングでキッチンで調理を始めてたんだよ。」
「まじかぁ…。」
「アレ見ちゃった、って後でキャッキャ言ってたよ。」二美は仕方なさそうな表情で言った。
「まだまだあるよ。」二美は続けた。
「勉強教えるとき、リュウ君がめっちゃお尻とか太ももとか触ってくる、って言ってたよ。」
「え、いやあれはわざとじゃなくて。当たるじゃん、あのスペースで教えようとすると。」
「エロい~とかエッチだ~って、リュウ君がいないとき盛り上がってたよ。」
「まじかぁ、わざとじゃなかったんだけどなぁ。」
「あと、めっちゃオッパイのぞいてくるって言ってた。」
「いやぁ。」リュウは頭を抱えた。「あのポジションならいやでも目に入るでしょ。」
「やっぱ男の子だね~、って二人とも言ってたよ。」
「だから別に気にしなくていいよ。私だったら、見られないより見られる方が嬉しい。二人もそうだよ。」
「それに四織なんか、自分からオッパイ当てに行ってたしね。」
「あの距離だったら当たっても仕方ないでしょ。」とリュウ。
「いや、最初のうちはどうかわかんないけど、最後の方は絶対自分から当てに行ってたよ。」二美は少しだけイヤそうに言った。
「あとさぁ、二日目の夜ビデオでも見るか、って話になったじゃん?」と二美。
「それでリュウ君がフツーの映画をかけたじゃん?」
「ああ。『ホームアローン』ね。」
「下の方にAVあったじゃん?前に一緒にみたやつ。」
「あぁ。女子校生もののやつね。」
「リュウ君が『ビデオでも観るか』って言うからさぁ。二人ともあのAV見れるんじゃないかって期待しちゃってさ。」
「えぇ、そうなの?」
「フツーの映画をかけたから、二人ともすっごくがっかりしてたよ。」
「えぇ、みんな笑いながら楽しそうに観てたじゃん。」
「まぁ『ホームアローン』は面白かったけどね。」と二美。
「リュウ君がお風呂入ってる時に、二人ともパッケージを手に取ってガン見してたよ。」
「まじか。裏にいろんなシーンの写真あるじゃん。どのシーンが面白そうとか言ってた?」
「三里はねぇ、主人公?の女の子が朝電車の中で痴漢に遭うシーンがあるじゃん?あそこに興味持ってた。」と二美。
「四織はねぇ、最後に女の子が帰宅して夜お兄ちゃんとエッチなことするシーンがあるじゃん?あそこに食いついてたよ。お兄ちゃん子だからねぇ」
二美とは異なり三里と四織はまだ子どもだなと思っていたリュウは、これらのネタバレ?の数々に驚くのだった。
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