タイムリーパーの僕がスキル:メタバーシングで女子とシマクル話。

星空指数

文字の大きさ
上 下
87 / 243
メス高定期試験対策・中間編。二美と三里と四織

二美によるネタバレ。三里と四織が本当に思っていたこと

しおりを挟む
中間試験も終わり、週末二美ふみがリュウの部屋に会いに来た。話題は自然と先日の勉強合宿の件になった。

「結構みんな、初日すぐに寝てたね。」リュウは初日の夜の消灯後、みんなの寝つきがよかった件に触れた。
「…そう見えた?」フフフ、と二美が意味深に笑う。
「初対面の男の部屋だから、緊張してなかなか寝れないかと思うんだけど。あんなすぐ寝ついちゃって。やっぱりみんな、まだ子どもなんだね。」とリュウ。

「そんなことないよ。あの二人、あたしたちがセックスし始めると思って、ずっと聞き耳立ててたんだよ。それでなかなか寝れなかったらしいよ。」
「まじかぁ…。」
「うん。二人とも夜中まで悶々としてたみたいよ。つまんない、って朝言ってた。」
「まじかぁ。でも俺がそんなことしてきたらヤだったでしょ?」
「え、私は別によかったけど…。」

「二日目の夜は、リュウ君の隣に三里みさとが寝たじゃん?」
「うん。」
「リュウ君が触ってくるんじゃないかと思って、三里はドキドキしてずっと目が冴えてたらしいよ。」
「まじかぁ…。」
「あと四織しおりも、三里がエロいことされるんじゃないかと思って、ずっと様子をうかがってたらしいよ。だからなかなか寝れなかったって。」と二美。
「なんも起きなかった、って、朝四織がぼやいてたよ。」嬉しいと思っているのか、少しはちょっかいをかけてもよかったのにと思っているのか、どちらかわからない調子で二美は言った。

二美とセックスするんじゃないかとか、三里にエロいことをするんじゃないか、と期待されていたと知り、リュウは驚いた。

「初日の夜さぁ、リュウ君ハダカ見られたじゃん。」
「あぁ、キッチン(廊下)の照明が付いてなかったから、人がいるってわからなかったんだよね。それで出ちゃった。」
「あれもさぁ、狙ってだよ。リュウ君のハダカが見れると思って、フライングでキッチンで調理を始めてたんだよ。」
「まじかぁ…。」
「アレ見ちゃった、って後でキャッキャ言ってたよ。」二美は仕方なさそうな表情で言った。

「まだまだあるよ。」二美は続けた。
「勉強教えるとき、リュウ君がめっちゃお尻とか太ももとか触ってくる、って言ってたよ。」
「え、いやあれはわざとじゃなくて。当たるじゃん、あのスペースで教えようとすると。」
「エロい~とかエッチだ~って、リュウ君がいないとき盛り上がってたよ。」
「まじかぁ、わざとじゃなかったんだけどなぁ。」
「あと、めっちゃオッパイのぞいてくるって言ってた。」
「いやぁ。」リュウは頭を抱えた。「あのポジションならいやでも目に入るでしょ。」
「やっぱ男の子だね~、って二人とも言ってたよ。」
「だから別に気にしなくていいよ。私だったら、見られないより見られる方が嬉しい。二人もそうだよ。」
「それに四織なんか、自分からオッパイ当てに行ってたしね。」
「あの距離だったら当たっても仕方ないでしょ。」とリュウ。
「いや、最初のうちはどうかわかんないけど、最後の方は絶対自分から当てに行ってたよ。」二美は少しだけイヤそうに言った。

「あとさぁ、二日目の夜ビデオでも見るか、って話になったじゃん?」と二美。
「それでリュウ君がフツーの映画をかけたじゃん?」
「ああ。『ホームアローン』ね。」
「下の方にAVあったじゃん?前に一緒にみたやつ。」
「あぁ。女子校生もののやつね。」
「リュウ君が『ビデオでも観るか』って言うからさぁ。二人ともあのAV見れるんじゃないかって期待しちゃってさ。」
「えぇ、そうなの?」
「フツーの映画をかけたから、二人ともすっごくがっかりしてたよ。」
「えぇ、みんな笑いながら楽しそうに観てたじゃん。」
「まぁ『ホームアローン』は面白かったけどね。」と二美。
「リュウ君がお風呂入ってる時に、二人ともパッケージを手に取ってガン見してたよ。」
「まじか。裏にいろんなシーンの写真あるじゃん。どのシーンが面白そうとか言ってた?」
「三里はねぇ、主人公?の女の子が朝電車の中で痴漢に遭うシーンがあるじゃん?あそこに興味持ってた。」と二美。
「四織はねぇ、最後に女の子が帰宅して夜お兄ちゃんとエッチなことするシーンがあるじゃん?あそこに食いついてたよ。お兄ちゃん子だからねぇ」

二美とは異なり三里と四織はまだ子どもだなと思っていたリュウは、これらのネタバレ?の数々に驚くのだった。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

落ち込んでいたら綺麗なお姉さんにナンパされてお持ち帰りされた話

水無瀬雨音
恋愛
実家の花屋で働く璃子。落ち込んでいたら綺麗なお姉さんに花束をプレゼントされ……? 恋の始まりの話。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

身体の繋がりしかない関係

詩織
恋愛
会社の飲み会の帰り、たまたま同じ帰りが方向だった3つ年下の後輩。 その後勢いで身体の関係になった。

職場のパートのおばさん

Rollman
恋愛
職場のパートのおばさんと…

処理中です...