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姫菜さん宅にて月曜昼。
その後何故姫菜さんと疎遠になっていったのだろう
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雲城院邸には、金曜夕方から月曜午後までの3泊4日の滞在予定である。本日は月曜の昼過ぎである。
リュウと姫菜さんは、浴室で一緒にシャワーを浴びた。リュウの住む下宿風四畳半アパート「大下宿館」は、風呂無し・トイレ共同・炊事場共同の超安アパートである。姫菜さん宅はというと、定年退職されたご両親がいつもいらっしゃるため、次はいつまた訪問する機会が訪れるかわからない。従い、こうして一緒にシャワーを浴びるのは、一緒に旅行にでも行かない限り、これが最初で最後かもしれない。
リュウは今日だけでも朝と昼、二回も姫菜さんとセックスしているため、現在完全に賢者モードになっている。お互いに洗いっこをし、今はリュウが姫菜さんの体を洗っている。リュウはシャワーで姫菜さんの体の泡を丁寧に洗い流し、姫菜さんのCカップのオッパイに見惚れた。上部まで実の詰まった、お椀型のいいオッパイである。
「この3泊4日の滞在中、何回イったかな。」リュウは数えてみた。金曜夜、フェラで1回。土曜夜、同じく1回。日曜夜、セックスで1回。月曜、朝と昼で計2回。合計5回である。リュウは大変な満足感を覚えた。
その後姫菜さんの赤いメルツェデスに荷物を積み、彼女の運転で雲城院邸を後にした。最寄りの駅まででいいとリュウは遠慮したが、姫菜さんは大下宿館まで送ると言って聞かない。結局リュウは、姫菜さんの好意に甘えることにした。
車中では色々な会話をし、その大半についてはあまり内容を覚えていない。記憶に残っているのは2点だ。
1点目は、お互いの星座の話か何かから、年齢差の話になったことである。
「私が今26でリュウくんが21だよね。5歳差って結構大きいよね。」
「そうですかね?小学生ならすごい差ですけど、この歳になるとあんまり差にならないんじゃないですかね。」
「嬉しいこと言ってくれる。」姫菜さんはふふっ、と微笑んだ。
「あ、でも、リュウくんは、今年22歳だよね、確か。」
「はい。」
「私は今年26歳になったから、学年でいうと4コ差ってことになるのかぁ」姫菜さんは少し嬉しそうであった。
リュウは年齢5歳差も学年4個違いも同じようなものだし、姫菜さんがこのときなぜ嬉しそうにしたのかわからなかった。今振り返ると、年上の女性からしたら4個差は結構ボーダーラインなのかな、とリュウは思う。ちなみに二人の星座は相性バツグンであった。
2点目は、学年の話である。これはリュウが雲城院邸を褒めたことから波及した。
「お風呂の湯船が大きくて足を伸ばせたのが良かったです。あと木の香りも癒されました。姫菜さんの家はいいなぁ。俺のアパートは風呂無しですからねぇ。」
「じゃあ、いっそうちに住んじゃう?いつでもおいでよ。」
「え、でもご両親いらっしゃいますよね。」
「バイオ大の学生って知ったら、きっと歓迎してくれるよ。まぁ結婚を前提に交際してますとか、そういうのは必要になっちゃうけど。」
バイオ大はリュウの通う大学である。東京国際教養情報バイオ大学、略してバイオ大である。首都圏の3大難関私立大学である。偏差値爆上げワード全部盛り学校名の高価で、学部学科によっては偏差値がW大やK大より高い場合さえある。ちなみにリュウの通うキャンパスは東京ではない。
「あー…。」リュウは、真剣に考えてしまい、少し会話に間を作ってしまった。
「両親向けの建前だから、私には別に何か約束しなくてもいいよ。」姫菜さんは笑っている。
「リュウくんがいたら楽しいしね。それだけ。」
「いいですね。ただ大学に通学するのがちょっと大変かもですね。1時間半以上かかっちゃいそう。」
「今年でもう卒業でしょう?通学は週一とかじゃないの?それに就活で東京に出るときは、ウチの方がむしろ便利よ。」
姫菜さんには特に話していなかったが、リュウはまだ1年である。ワケありで、21歳でやっと大学に入学できた。受験回数では現役であるが、年齢でいうと3浪という事になる。
「いや、俺まだ1年なんで、今は大体毎日行ってます。」
「え?」意表をつかれた様子の姫菜さん。
「え?」リュウは姫菜さんがなぜ驚いたのかがよく理解できず、なんだ3浪のアホかと思われたのかと考えた。リュウは、大学への入学がとても遠回りになってしまった事情を説明した。
「…そっか。じゃぁ大学の近くに住まないと大変なんだね。」と姫菜さん。
「頑張ってね、リュウくん。」姫菜さんは寂しそうな表情を浮かべ、これ以上住む場所の話題には触れなかった。
このときのリュウは、俺と住めなくて寂しいのかな、くらいにしか思わなかった。リュウは今振り返ると、姫菜さんは結婚の可能性に思いを巡らしそれを否定して寂しくなったのかな、と考えたりもするし、いや思い上がりにも程があるだろう、とすぐにその考えを否定したりもする。
車はやがてリュウの下宿に到着し、二人はバイバイを言い合って解散した。その後もまだ二人はデートを重ねるのだが、だんだんと疎遠になっていくのだった。理由はリュウには今でもよくわからない。
リュウと姫菜さんは、浴室で一緒にシャワーを浴びた。リュウの住む下宿風四畳半アパート「大下宿館」は、風呂無し・トイレ共同・炊事場共同の超安アパートである。姫菜さん宅はというと、定年退職されたご両親がいつもいらっしゃるため、次はいつまた訪問する機会が訪れるかわからない。従い、こうして一緒にシャワーを浴びるのは、一緒に旅行にでも行かない限り、これが最初で最後かもしれない。
リュウは今日だけでも朝と昼、二回も姫菜さんとセックスしているため、現在完全に賢者モードになっている。お互いに洗いっこをし、今はリュウが姫菜さんの体を洗っている。リュウはシャワーで姫菜さんの体の泡を丁寧に洗い流し、姫菜さんのCカップのオッパイに見惚れた。上部まで実の詰まった、お椀型のいいオッパイである。
「この3泊4日の滞在中、何回イったかな。」リュウは数えてみた。金曜夜、フェラで1回。土曜夜、同じく1回。日曜夜、セックスで1回。月曜、朝と昼で計2回。合計5回である。リュウは大変な満足感を覚えた。
その後姫菜さんの赤いメルツェデスに荷物を積み、彼女の運転で雲城院邸を後にした。最寄りの駅まででいいとリュウは遠慮したが、姫菜さんは大下宿館まで送ると言って聞かない。結局リュウは、姫菜さんの好意に甘えることにした。
車中では色々な会話をし、その大半についてはあまり内容を覚えていない。記憶に残っているのは2点だ。
1点目は、お互いの星座の話か何かから、年齢差の話になったことである。
「私が今26でリュウくんが21だよね。5歳差って結構大きいよね。」
「そうですかね?小学生ならすごい差ですけど、この歳になるとあんまり差にならないんじゃないですかね。」
「嬉しいこと言ってくれる。」姫菜さんはふふっ、と微笑んだ。
「あ、でも、リュウくんは、今年22歳だよね、確か。」
「はい。」
「私は今年26歳になったから、学年でいうと4コ差ってことになるのかぁ」姫菜さんは少し嬉しそうであった。
リュウは年齢5歳差も学年4個違いも同じようなものだし、姫菜さんがこのときなぜ嬉しそうにしたのかわからなかった。今振り返ると、年上の女性からしたら4個差は結構ボーダーラインなのかな、とリュウは思う。ちなみに二人の星座は相性バツグンであった。
2点目は、学年の話である。これはリュウが雲城院邸を褒めたことから波及した。
「お風呂の湯船が大きくて足を伸ばせたのが良かったです。あと木の香りも癒されました。姫菜さんの家はいいなぁ。俺のアパートは風呂無しですからねぇ。」
「じゃあ、いっそうちに住んじゃう?いつでもおいでよ。」
「え、でもご両親いらっしゃいますよね。」
「バイオ大の学生って知ったら、きっと歓迎してくれるよ。まぁ結婚を前提に交際してますとか、そういうのは必要になっちゃうけど。」
バイオ大はリュウの通う大学である。東京国際教養情報バイオ大学、略してバイオ大である。首都圏の3大難関私立大学である。偏差値爆上げワード全部盛り学校名の高価で、学部学科によっては偏差値がW大やK大より高い場合さえある。ちなみにリュウの通うキャンパスは東京ではない。
「あー…。」リュウは、真剣に考えてしまい、少し会話に間を作ってしまった。
「両親向けの建前だから、私には別に何か約束しなくてもいいよ。」姫菜さんは笑っている。
「リュウくんがいたら楽しいしね。それだけ。」
「いいですね。ただ大学に通学するのがちょっと大変かもですね。1時間半以上かかっちゃいそう。」
「今年でもう卒業でしょう?通学は週一とかじゃないの?それに就活で東京に出るときは、ウチの方がむしろ便利よ。」
姫菜さんには特に話していなかったが、リュウはまだ1年である。ワケありで、21歳でやっと大学に入学できた。受験回数では現役であるが、年齢でいうと3浪という事になる。
「いや、俺まだ1年なんで、今は大体毎日行ってます。」
「え?」意表をつかれた様子の姫菜さん。
「え?」リュウは姫菜さんがなぜ驚いたのかがよく理解できず、なんだ3浪のアホかと思われたのかと考えた。リュウは、大学への入学がとても遠回りになってしまった事情を説明した。
「…そっか。じゃぁ大学の近くに住まないと大変なんだね。」と姫菜さん。
「頑張ってね、リュウくん。」姫菜さんは寂しそうな表情を浮かべ、これ以上住む場所の話題には触れなかった。
このときのリュウは、俺と住めなくて寂しいのかな、くらいにしか思わなかった。リュウは今振り返ると、姫菜さんは結婚の可能性に思いを巡らしそれを否定して寂しくなったのかな、と考えたりもするし、いや思い上がりにも程があるだろう、とすぐにその考えを否定したりもする。
車はやがてリュウの下宿に到着し、二人はバイバイを言い合って解散した。その後もまだ二人はデートを重ねるのだが、だんだんと疎遠になっていくのだった。理由はリュウには今でもよくわからない。
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