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姫菜さん宅にて月曜朝。
天然のミラーマジック号ですね
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日曜朝である。まだ早い時間であるが、内側の厚いカーテンの隙間から、外側のレースのカーテンを通して差し込んでくる朝の光で、リュウは目をさました。日差しが強そうだ。今日も快晴なのだろう。
リュウは半身を起こして隣の布団を見た。昨日と異なり、姫菜さんはまだ布団の中にいる。リュウが見つめているとすぐに半身を起こした。
「起きた?」と姫菜さん。少し前から目を覚ましていたのだろうか。
「はい。カーテンを開けてもいいですか?」
「いいよ。開けてくれる?」
リュウは内側の厚いカーテンを開けた。本日もド快晴である。レースのカーテン全体に強い日差しが当たっていることがわかる。当たり前ではあるが、一昨日と異なり、雲城院邸を取り巻く足場も、立ち働く職人の男たちもいない。実に静かで清々しい朝の休日である。
「姫菜さん。昨日の朝、俺がここから、外の姫菜さんにめっちゃ手を振ってたの、気づきませんでした?」
「え、そうなの?何にも見えなかったけど。草むしりしてたしね。」
「いや、ちょうどこっちを見上げた時に、姫菜さんから見えてるかなと思ってめっちゃ振りましたけど。」
「うーん。全然なんにも見えなかったなぁ。」と姫菜さん。
「やっぱりそうですよね。内外の明暗差とカーテンの反射で中が全然見えないんですね。」
「天然のミラーマジック号状態ですね。」カーテンの近くに立ち、リュウは外を見ながら言った。
「へ?ミラーマジック号?何それ?」
この時代、まだミラーマジック号ものAVシリーズは存在しないのであった。あっても姫菜さんのような人が知ってはいないだろうが。
姫菜さんも、カーテンのそばまできて、リュウの横に並んでたった。リュウは姫菜さんを眺める。丈短めのTシャツは、パンツが見えるか見えないかギリギリの着丈で、太ももが全部露出している。ノーブラなので乳首の型が浮き上がっている。
「姫菜さん。そのままくるっと半回転してもらっていいですか?」
「こう?」姫菜さんは猫手で肩の高さのバンザイをし、くるっと回って背中を見せ、肩越しにリュウを見た。お尻の、パンツからはみ出した部分が見えていて、とてもどエロい。
「お尻がはみ出てて、可愛いですね。」
「やだっ。」姫菜さんは両手を後ろに回してTシャツのへりを掴んで伸ばして尻のハミダシを隠すと、くるっと半回転してこちらに向き直り、尻が見えないようにした。そうするとTシャツが胸にぴっちりと張り付き、乳輪まで透けて見えるほどになった。
「お尻隠して胸隠さずですね…オッパイがスケスケですよ。」
姫菜さんは胸を隠したが、リュウが優しくほどくと、大人しく両手を降ろした。
リュウは姫菜さんをカーテンのそばに立たせたまま、自分は姫菜さん後ろに周り込み、姫菜さんのTシャツの腰のあたりのへりをつかみ、すすすすっとゆっくり、Tシャツをたくし上げていった。
リュウは半身を起こして隣の布団を見た。昨日と異なり、姫菜さんはまだ布団の中にいる。リュウが見つめているとすぐに半身を起こした。
「起きた?」と姫菜さん。少し前から目を覚ましていたのだろうか。
「はい。カーテンを開けてもいいですか?」
「いいよ。開けてくれる?」
リュウは内側の厚いカーテンを開けた。本日もド快晴である。レースのカーテン全体に強い日差しが当たっていることがわかる。当たり前ではあるが、一昨日と異なり、雲城院邸を取り巻く足場も、立ち働く職人の男たちもいない。実に静かで清々しい朝の休日である。
「姫菜さん。昨日の朝、俺がここから、外の姫菜さんにめっちゃ手を振ってたの、気づきませんでした?」
「え、そうなの?何にも見えなかったけど。草むしりしてたしね。」
「いや、ちょうどこっちを見上げた時に、姫菜さんから見えてるかなと思ってめっちゃ振りましたけど。」
「うーん。全然なんにも見えなかったなぁ。」と姫菜さん。
「やっぱりそうですよね。内外の明暗差とカーテンの反射で中が全然見えないんですね。」
「天然のミラーマジック号状態ですね。」カーテンの近くに立ち、リュウは外を見ながら言った。
「へ?ミラーマジック号?何それ?」
この時代、まだミラーマジック号ものAVシリーズは存在しないのであった。あっても姫菜さんのような人が知ってはいないだろうが。
姫菜さんも、カーテンのそばまできて、リュウの横に並んでたった。リュウは姫菜さんを眺める。丈短めのTシャツは、パンツが見えるか見えないかギリギリの着丈で、太ももが全部露出している。ノーブラなので乳首の型が浮き上がっている。
「姫菜さん。そのままくるっと半回転してもらっていいですか?」
「こう?」姫菜さんは猫手で肩の高さのバンザイをし、くるっと回って背中を見せ、肩越しにリュウを見た。お尻の、パンツからはみ出した部分が見えていて、とてもどエロい。
「お尻がはみ出てて、可愛いですね。」
「やだっ。」姫菜さんは両手を後ろに回してTシャツのへりを掴んで伸ばして尻のハミダシを隠すと、くるっと半回転してこちらに向き直り、尻が見えないようにした。そうするとTシャツが胸にぴっちりと張り付き、乳輪まで透けて見えるほどになった。
「お尻隠して胸隠さずですね…オッパイがスケスケですよ。」
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リュウは姫菜さんをカーテンのそばに立たせたまま、自分は姫菜さん後ろに周り込み、姫菜さんのTシャツの腰のあたりのへりをつかみ、すすすすっとゆっくり、Tシャツをたくし上げていった。
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