上 下
14 / 223
優見18歳。恥ずかしいカッコウをアパートの管理人さんに見られたい。

胸をわしづかみにされて

しおりを挟む
二人はメタバース空間にダイブしていた。優見はこのアパートの住人という設定で、アパートの廊下の、自室をちょうど出たところに立っている。リュウは、声も姿も管理人さんに変容して、優見の前に立っている。

この空間のオーナーはリュウであり、設定を全て掌握している。一方、メタバースもフルダイブも、それどころかインターネッツも知らない優見は、非常にクリアな夢を見ているような状態だ。リュウのことは「管理人の男の人」として認識している。この夢うつつの状態が現実と決定的に異なる点の一つは、本当の気持ちや欲望が正直に表れてしまうことだ。

「そんなあられもない姿で、廊下に出てはいけないよ。」管理人リュウは、優見が先ほど言われたという言葉を繰り返した。

優見は管理人リュウと目を合わそうとせず、ただもじもじしている。その時、廊下の向こうでカタタっ、と音が鳴った。別の部屋の住人が戸を開けて出てこようとしているようだ。あわてて優見は、お説教は気が済むまでなさってください、でもさすがに他の人に見られないところでお願いします、といわんばかりに、管理人リュウを自室のプチ廊下に引き込んだ。
「戸、閉めてください。見られちゃいますから。」優見は管理人リュウに言った。

「私、そんな言うほどはしたない格好してませんから。」管理人リュウが戸を閉めると、優見は安心した様子で、言い返した。
「シャツの下もハダカじゃありませんし。これも下着じゃなくて部屋着ショートパンツですから。」

管理人リュウが二の句をつげずにいると、
「じゃあ見せましょうか?」と、優見は両手で右腰と左腰のあたりのTシャツの裾を掴み、そろそろとたくし上げ始めた。

まず、優見が「部屋着」と主張するピンク色のものの全体がまずあらわになる。どう見てもそれはパンツパンティにしか見えない。管理人リュウの目は釘付けである。

Tシャツをたくし上げる動きはそのまま一定の速度で進み、へそが現れ、Tシャツはみぞおちまで来た。そのまま優見の手とTシャツの裾は上がり続け、やがて下パイが見えてきた。

さらにTシャツの裾は上がり続け、躊躇するかのように一瞬、乳首に引っかかり止まったが、ここから肩甲骨まで、優見は勢いよく一息でTシャツを捲り上げた。布地に持ち上げられ、すぐにそれから開放された乳房が、勢いよくボロンと弾んで飛び出した。透明感のある肌質の大きな乳房に、青い血管がいく筋か透けて見える。

優見はTシャツを捲り上げたまま、じっと横を向いている。髪が横顔にかかっており、表情が読み取れない。ツヤのある唇が愛らしい。

「まだ信じてもらえませんか?ショートパンツも下ろさないとダメですか?」優見は言い、Tシャツをたくし上げた姿のまま、パンツパンティの両側に手をかけ、ゆっくりとずり下げ始めた。膝までずり下げると、可愛らしい淡い茂みと、その下の方にある割れ目が露わになった。

優見はパンツパンティから手を離し、右手を背中側に回して左腕を掴み、壁に背中をつけた。乳房も下腹部も露わにしたまま、それを管理人リュウの見るに任せた。少し緊張しているのか、それとも恥ずかしいのか、あるいは興奮しているのか、優見の息は少し荒い。横を向き、管理人リュウからは目をそらしている。何かを待っているかのようでもある。

管理人リュウは両手を優見の乳房にゆっくりと近づけていった。優見は逃げる素振りも抗う素振りも見せない。
「あっ。」管理人リュウの手で両の乳房をわしづかみにされた優見が、小さな可愛い声を出した。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

隣の人妻としているいけないこと

ヘロディア
恋愛
主人公は、隣人である人妻と浮気している。単なる隣人に過ぎなかったのが、いつからか惹かれ、見事に関係を築いてしまったのだ。 そして、人妻と付き合うスリル、その妖艶な容姿を自分のものにした優越感を得て、彼が自惚れるには十分だった。 しかし、そんな日々もいつかは終わる。ある日、ホテルで彼女と二人きりで行為を進める中、主人公は彼女の着物にGPSを発見する。 彼女の夫がしかけたものと思われ…

若妻の穴を堪能する夫の話

かめのこたろう
現代文学
内容は題名の通りです。

隣の席の女の子がエッチだったのでおっぱい揉んでみたら発情されました

ねんごろ
恋愛
隣の女の子がエッチすぎて、思わず授業中に胸を揉んでしまったら…… という、とんでもないお話を書きました。 ぜひ読んでください。

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

同僚くすぐりマッサージ

セナ
大衆娯楽
これは自分の実体験です

これ以上ヤったら●っちゃう!

ヘロディア
恋愛
彼氏が変態である主人公。 いつも自分の部屋に呼んで戯れていたが、とうとう彼の部屋に呼ばれてしまい…

小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話

矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」 「あら、いいのかしら」 夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……? 微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。 ※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。 ※小説家になろうでも同内容で投稿しています。 ※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。

処理中です...