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新たに義弟が出来そうです 2

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「2人をここへ呼んだのはね、2人ともルカが大好きだろう? 喧嘩しないためにもコレから義理とはいえ兄弟になるのだし、お互い話をするのは大事だと思ってね……」

 途端に俺と殿──えーっと、ヤト? は黙る。

「もし目の前に父がいるせいで話せないと言うならグレンの部屋で話をするといい。家の者には人払いをしておくから……。あと、グレンは話が済んだらヤトに部屋を案内してあげること! 良いね?」
「わかりました。パパさんありがとう。ほら兄さん、行こう? 兄さんの部屋はどこ?」

 殿──ヤトが立ち上がって兄と呼んで俺の腕を掴んだ。別に痛くもなんともなく、ただ立ち上がらせるためのものらしい。

「パパさんに恋敵と言えど仲良くしろと言われたら仕方ないよね。兄さんにはこの国に来る前のルーの事を教えるから、兄さんはこの国に来た後のルーの事を隠さずに教えて」
「え、え……」

 隠さずに話すと緑と赤のランプの事も話さないとなんですけどっ!?

「いいなぁ、ぐっちゃん。パパも昔の小さいときのルカの話を聞きたいよ……。さぞかし可愛いのだろうなぁ」
「ふっ……。そりゃもうお姫様ですからね。──ではパパさんには俺と兄さんが仲良くなれたらルカの事を教えてあげますよ」
「なるほど、それが結果の報告ってことだね? 楽しみにしてるよ……」


    ◆

 
「へぇ、ルーの部屋とは違ってシンプルな良い部屋だね……」
「え、えぇ、ありがとうございます……」
「ところでルーの部屋は何であんなに女の子女の子してるの? ピンクではない色味でホッとするけどさ? まぁ、当の本人はそれほど気にしてないみたいだけど……」
「あぁ、それはたぶん母上の趣味ですね。母上は可愛いものを昔から着せたり、飾ったりするのですよ。昔は私の部屋にぬいぐるみを飾りによく来てましたから……。すぐにヨハンに渡して返品しましたけどね──」

 何が悲しくて男なのに可愛らしいぬいぐるみを飾らねばならないのか。ルカには申し訳ないがルカのようにフリルに包まれるような服を着なければならないのか……。
 それからと言うもの少し話をしつつも向い合わせで部屋のソファーに座るとヤトがルカのように土の壁をソファーセットの周りを覆い隠すように作り出した。

「お互い誰にも聞かれたくないでしょ?」

 その言葉をきっかけに俺もヤトも包み隠さず話をすること数時間。結構な時間、話続けた。もしかしてヤトは聞き上手なのだろうか。王子なのに……。いや、第四王子と言う立場のせいだからなのか? それとも天性のものなのか?

「そう言えばお腹すいてきたね……。兄さんは甘いものは好き?」
「え、えぇ、まぁ……。甘いものは高級品ですし贅沢品ですからね……。ただ、甘いものと言うと先日の母上達のあれを思い出すと言うか……」
「あれって?」

 毎日のようにトンネルをつくって、ルカのために作られたミニキッチンに籠って後は寝るだけというハードワークで疲れきっているルカに母上の我が儘で夜に甘いものを出してもらって皆で食べた話をした。

「ラスクと言うカリカリの甘いパンを食べたのですが、母上達女性の口に吸い込まれるようにそれが消えていったのです。最後にはお腹が痛いと苦しみだし、寝ているルカを父上が起こして薬を飲ませ……」
「あははは! なにそれ! ウケる~っ! ラスクはカリカリだとしてもパンはパンなんだから当たり前だよね!」

 関係ない話も含めて話をたくさんすることでヤトとは随分と仲良くなれた気がする。テーブルにはヤトもルカと同じ能力があるらしく食べ物を取り出して並んでいた。

「これは?」
「うーん、たぶんクッキーかな? そうだ、兄さんはコーヒーは飲んだことあるの?」
「こーひー? ですか? 初めて耳にしますね」
「あー、無いんだ……。ルカもだいぶ出し惜しみしてるなぁ……。兄さんはさ、苦いのは平気? それとも苦手?」

 ヤトはよくわかっていない俺を気遣ってくれたのか、ヤトが飲むものよりも色味が薄いもの。そして惜し気もなく砂糖とミルクも出してくれた。目の前に置かれた外側がなんか毛羽立っていて内側が白い。変わった素材のカップがとても気になる。手に持ってみれば陶磁器とは違い、軽い。またテーブルに戻すとカップに入った湯気の出ている茶褐色の液体を見つめた。自分のは茶褐色だがヤトの物は真っ黒だった。いや、インクのように黒い。

 え、これ、本当に飲み物なんですか? なんかちょっと怖いんですけど……。

「これがこーひー? と言うものなのですか? 紅茶とはまた違った色と香りですね」

 何も入れずに飲むと口内にふんわりとした香り。そして少しの苦味が口いっぱいに広がった。紅茶の渋味とは全く違う。

 香りも味も何もかもが初めてでパニックになりそうなんですが──。

「砂糖とミルクをいれると美味しくなるよ。俺は入れないで飲むのが好みなだけだから……。人それぞれね? 気分次第ではミルクをいれるときもあるよ。例を言うなら兄さんの飲んだ濃さのものに、ルーは砂糖を2杯とミルクをたっぷり入れるから兄さんは兄さんの好みを見つけたらいいと思うよ」

 クスクス笑いながら砂糖とミルクを俺の方へ移動させてきた。

「そう言うものなのですか?」
「俺とルカのいた国はそう言うものなの。いや、家がそう言うものなのかな? 後さ、癖なんだろうけど、別に丁寧に話さなくても大丈夫だよ? たぶん家でも丁寧なのはパパさん達への反発とルカが怖がらないようになんでしょ?」

 バレている! 確かにルカには初めて会ったときから丁寧に接していたので急に砕けた話し方が出来ずにいる。それに怖がらせたくもないし、ガッカリもさせたくない……。

「兄さんは素直だから貴族とかの水属性の扱いのせいでグレてそうだもんなぁ……。でもさ、呼び方は癖になってるとしても少しは素直になってもいいんじゃないの? パパさん、アレで意外と寂しそうだよ? せめて父さんくらいに直してあげたらいいのに……」

 クツクツと笑われ、俺はなんとか息を吐くことで落ち着きを取り戻そうとした。もう癖になってるんです……。確かに父上から父さんと言えたら楽になるのだろうけど恥ずかしさとその少し先の未来が予測できて言うに言えない。絶対に、絶対に抱っこして高い高い……いや、頬をすりすり……。ろくな未来が見えない──。

「んで? さっきから兄さんが話したそうだけど話せない内容はルカとの事なのかな?」
「えっと、その……。まず先程話した内容はコレから話すのを抜いて話したことをまず謝らせてください」
「んーと、つまり? 俺に引け目を感じているのと話しづらい、謝る、諸々の事を纏めて推測すると兄さんとルカには体の関係があるってことなのかな?」

 バレている! 殿下怖い! 殿下怖すぎる! 殿下、裏読みすぎ! いや、ヤト、怖すぎる! 何故だろう。あんなにモンスターと戦ってきているのに今、蛇に睨まれた蛙のように汗がだらだらと流れている気がするのは──。

「えーっと、まずランプと言うモンスターがいまして、それの体液が毒と言いますか、強制的に発情させると言いますか……」

 詳細には語らないにしても正直に2回抱いたことを話した。そうしないとずっと後ろめたいまま過ごさないといけなくなってしまう。それにもしかしたらルカの性格からと言うか、ヤトとの関係性を見るに自分から言いそうな気もするので、ここは正直に話した方が俺のためでもある……と思われる。軽く深呼吸して無理矢理に心を落ち着かせてから口を開いた。


 まずはルカが毒にやられたこと。そして俺が団員を庇って毒にやられたことを──。


   ◆


「まぁ、過ぎたことをとやかく言うつもりはないけど……」

 ヤトは目を閉じて抑えていたのか怒気を一瞬だけ放出するとすぐに消して目を開いた。
 え、いや、ヤトの脳内で何が起きたの? もしかして脳内で俺、2回くらい殺されたの? そんなことを思っていればヤトが立ち上がって自分の隣に移動してドカリと座った。 えーっと? 殴られるかと思ったけど隣に座った人は先程の怒気が嘘のように何だか穏やかなのだが……。

 罠? 油断して殴──な、わけないか。落ち着け、俺。

「良いなぁ、モンスターのせいとはいえ、ルカとセックスとか……。でもさ、負けないから……。俺はずっとルカが好きだったし、血の繋がった兄弟だったから我慢して手を出さなかった。でもね、精神は兄のままだけど、体はあの王と母の子だから遺伝子が違うし、今回は本気で手に入れるからね……」
「……私も負けません」

 俺とヤトはお互い言い切るとニコッと笑った。

「でもね、兄さんも知ってて欲しいんだけど、いや気付いているだろうけどルーはさ、優柔不断なんだよね」
「え、でもかなりスパッと決めてる気がしますけど?」
「なるほど、見せてないだけか……。ルーはさ、大好きな人を一人に選べないの。自分で言うのもアレだけど、ルカは俺と言う『兄』が大好きでブラコンなんだけど、例えば友人とかに告白されたらまず俺よりも好きになれるか考えるように俺の姉と母親が仕込んだのよ。刷り込んだとも言えるけど……」

 話を聞くとクレイジーな母親と姉がいたらしい。それで殿下よりも好きな気持ちが下ならお断りするし、切り捨てる。そう言ったけれども俺にはちゃんと甘えてくれている気がする。

 だけど本当の兄がいるのにこれからも俺に甘えてくれるのかな──。

「俺としては全く面白くないけど、兄さんのピンチの時にルーが抱かれたのは俺と再会した後でしょ? だとしたら兄さんの事は確実に好きだと思うよ? だからこそ言うけど、アイツは選べないと思う。俺と兄さんのどっちかに嫌われたくない気持ちが生まれるから最悪、共有になると思う。それはルカ次第では人数が増えるってことだからそれも覚悟して?」

 言いたいことは何となくわかる気がした。ここ最近のルカの甘え方は嫌われたくないから計算されたもののように感じる時がある。これ以上甘えたら怒られるとか、これ以上甘えたら邪魔と思われるかも……と言う絶妙なタイミングなのが多々ある。でもヤトと再会した時はいつになく全身から甘えきっていた。ルカはヤトがどんなに甘えても怒らないのを知っているからなのかもしれない。

 つまりは一人になるのが嫌い……。

 実に甘えん坊だと思うが可愛いとしか思えないのは惚れた欲目だろう。

「ではヤトにも言っておきますね? ルカはたぶん俺の嫁として養子にされてます。しかし今ごろは父上がヤトの事も話してこの家の者はルカは俺とヤトの嫁と言う考えに改まってるでしょうね」
「うっわ、なにその恥ずかしい感じ……」
「ルカは何も知らないと思いますけど、俺、父上と母上に子供ならなんとかなるって言われたので、ルカを嫁にするつもりだと理解しました。特にルカ付きの侍女のミリアムなんか分かりやすいですよ? ニヤニヤして見守ってますからね」

 そう言うとヤトは小さく笑って俺の頭を撫でた。

「ふふ……。何はともあれ、なんか良いね。こんな感じでこれから話してよ。目標はゼノさん達くらいに砕けた話し方かな? 仲良くなれたみたいに感じるしさ……」

 それからと言うものルカを共有することをふまえていろんな話をした。俺の新しい弟は恋敵であり、理解者であり、親友であり、相棒、同士といろんな意味合いの持てる関係になった。
 いつかタイミングを見てちゃんとルカに告白をしよう。受け入れてくれるかな──。でもしないことには新しくスタートが出来ないから……。

 覚悟してくださいね、ルカ。そして、ヤト──。




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