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第8章 戻ってきた日常……?
12※
しおりを挟む「ルーは前を触らなくてもイけるようになるなんてほんとにエロいなぁ……。さっきまで動く度に軽くイきまくってたもんなぁ」
軽く……。そか、やっぱりさっきのイってたんだ?
でもなんだろう? 今日の俺はなんか変かもしれない……。
何が変って全身がしびれてる感じと言うか……。
あ、そうだ……。今日は前を兄が触ってくれてないんだ。
だからなのかな……。いつもならイくとしばらくしたら気だるい感じになるのに今日は満足感というか満たされてる感じが少ないのは……。
「あにぃ……。ね、触って? いつもみたいに僕の──前も触ってよぉ……」
「ちゃんと俺の名前を呼べたらな?」
そんな言葉と同時に動きだし、射精感は全くないのに頭は弾けそうになる。
「ヤト……。ダメ、ダメぇ……! あああっ……ん、はあっ!」
またしても射精はないまま頭の中が弾けた。
何て言うかいつもみたいにいっぱい出したって言う疲労感に満足感が足りない気がする。
そう思っていたら名前を呼んだことの褒美なのか前を兄が優しく握ってくれてソレをいつものようにしごいてくれた。
そしてすぐにやって来る射精感。
「出る……出ちゃう……。っひ! …………出るぅ~っ! ヤト、ヤト、ヤ──ああああっ」
なんだか久しぶりの大きな射精感に目が熱くなって涙が出た。
さっきみたいなドロリと勢いのない射精ではなく、中から外へ押し出されるように出た精液になんと言うか完全に体が満たされた感じがする。
「ルー、そんなに射精が気持ちよかった? 蕩けた顔してる」
ペロリとこぼれた涙を舐め取られ、それからは兄の気がすむまで抱かれた。
なんといいますか? 俺もダンスとかで体力が最近ついてきたんだけど、最後は俺はヘロヘロになったのに何故か兄がピンピンしてるのは一体どう言うことなの?
そしていつもはクリーンを使って綺麗にしてくれるのにわざとなの? 指をいれて中に注いだ精液を掻き出すと言う行動に出たのは……。
シーツに溜まっていく兄の精液に逆に抱かれた時間や回数などを思い出されて恥ずかしさが酷いんですけど……。
俺が恥ずかしがっていると兄に宥められるようにキスをされ、キスをしている間にシーツも体も体の中もクリーンで綺麗にされ、兄にヒールで開ききった肛門を治療されました。
いつも自分でヒールをかけて治してるのでなんか恥ずかしかったです。
◆ ◆ ◆
(おまけ・ルカが寝てからのヤト)
「せっかく前を触らないで前立腺と精嚢でイける様になったのにルカのヒールで治させるわけねぇだろ」
ルカのヒールが肛門だけにかけてるのかも不明なのに……。
とりあえずルカが起きたら次回からアナ……肛門だけ治すように言い含めとくかな……。
全体に回復と言うか治療したらルカが毎回苦しいだけだからと洗の──言い含めれば大丈夫だろ……。たぶん……。
あとルカにエロ系の単語教えるのやめとこう……。
ーーーーーーーーーーーーーー
いつになくエロくしてみようと思ったのに少し変な文章になった気がします。
今度から朝チュンにしようかな……ハハハ……。
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