35 / 35
第35話 エピローグ
しおりを挟む
「ちょっと! そこじゃま! それはこっちに運んでって言ったでしょう! ほんっと使えないわね!」
「俺ここの配属じゃないんだけど! 持ち場離れて別の仕事してるのバレたら上司に怒られるよ!」
「いつもお菓子つまみ食いしてるんだから、たまには恩返ししなさい! こっちは猫の手も借りたい状況なの!」
ロザリンドの部屋では、ケビンとハンナがわあわあ言い合いながら準備をしていた。タルホディア皇帝の結婚式を間近に控え、宮殿は上へ下への大騒ぎだ。
レグルスは、とにかくロザリンドを美しく飾り立てるように、そのためなら出し惜しみはしないと宣言した。これには流石のロザリンドも前からの遠慮癖が出てしまったが、レグルスに説得され、了承せざるを得なかった。
「贅沢を覚えろと言ってるんじゃない。ただ、皇妃としてふさわしい扱いをしているだけだ。あなたは皇妃という役を演じるのが仕事だ、そんな風に考えてみて」
一見もっともらしく聞こえるが、やはりロザリンドの着飾った姿を見たいだけなのではと思えてしまう。それくらい、彼女のウェディングドレスのデザインに口出ししたり、会場の飾り付けに夜遅くまで悩んだり、アクセサリーも選びきれないので全部買い取ろうなどと言い出したりして周囲を困らせていた。
また、結婚式に先立ち、レグルスは声明を発表した。それまで表舞台に出ることがなかったリゲルの存在を公表することにしたのだ。今までは、虚実混じった噂が一人歩きしていたが、つまびらかにすることで憶測からの邪推を排除しようと考えた。リゲルの存在が明らかになっても、彼は政治には参加せず今まで通りに過ごす、表面上は何も変わらないと言うことで、彼を政治的に利用しそうな勢力を事前に牽制した。同時にアルビノへの差別撤廃に向け動き出し、異能を持つ獣人の保護を強化する政策を進めることになった。
「リゲル、何か変わったことがあったらすぐに言ってね?」
「別に今までと変わりないよ。でも、何となく周囲の目が優しくなった気がする。自分がここにいてもいいと思えるようになったからかな?」
「まあ、あなたもなの? 私も同じなの」
そう言ってお互い笑みを交わす。リゲルは、並外れた美しさは変わらないが、最近は雰囲気が少し柔らかくなった気がする。これまでは限られた家臣としか接してこなかったのが、色々な人と関わるようになり早くも変化が出ているようだ。こちらも雪解けの様相を呈していた。
「ここのところロザリンド様はどんどんお美しくなっていると思います。お世辞ではなく、内側から発光してるみたい」
「皇后としての自覚が早くも芽生えつつあるのでしょう。いいことね」
忙しい隙間を縫って、レジーナとアシモフ夫人が会いに来てくれた。レジーナには日記帳の中身を説明してお礼を言った。レジーナは驚いていたが、カッサンドラが繋いでくれた縁に感謝して涙を流していた。
「今回のこともカッサンドラ様のお陰のような気がするの。陛下とリゲル様を立ち直らせるために天から導いてくださったに違いないわ」
「それもあるでしょうけど、実際はあなたが、先代皇妃の遺志を受け継いでうまく立ち回ったというのが本当のところじゃないかしら」
「そうですよ! ロザリンド様がいらっしゃらなかったらもっと混乱していたと思います」
「レジーナ、あなたったらすっかりロザリンドの信奉者になったのね。最初と正反対じゃない」
「はい! もう強硬派とか融和派なんてのは古いと思うんです。ご婦人方の間では、そういう事にこだわってる人はいなくなったし、各々の夫や父親にも説得しているらしいです。古い派閥なんて、女の力で壊して行きましょう!」
これにはロザリンドも苦笑いしてしまう。確かに、最近派閥を超えて友好関係を求めにくる人が増えた。レジーナの言う通り、強硬派や融和派という考えは古くなりつつあるのかもしれない。
結婚式の前日の昼下がり、ロザリンドはレグルスと共にカッサンドラの墓参りをした。手には、カッサンドラの好きだった花から作った花束を持っている。
「この花は庭園から採取したの。リゲルの部屋にも同じ花が生けてあったわ。今でも彼女が忘れられないのかしら」
「無理に忘れる必要はない。自然に任せていればなるようになるさ」
レグルスはリラックスした様子でそう言った。カッサンドラの記憶で見た、恐れを知らなかった頃の彼とは違うが、痛みを知り思慮深くなった今の彼もまた素敵だ。明日私はこの人と結婚式を挙げるのだ。
「そうですね。今でも天から見守ってくださってる気がするんです。もし生きていらしたらいいお友達になれたかもしれない。出会うはずもないけどそんな事を考えてしまいます」
「そうだね。色々辛い体験もしたが、全てはあなたに会うために必要だったと考えたら、全てが報われた。こんな安らかな気持ちになったのはいつぶりだろう」
二人はぴったり寄り添いながらカッサンドラの墓に花を捧げ、しばらくお祈りをした。そして、談笑しながら来た道を戻って行った。
翌日、タルホディアは祝日となり、全国民が人間の花嫁を祝福した。盛大に執り行われた結婚式は近隣諸国まで伝わり、タルホディアの新しい幕開けを印象付けた。
その後、紆余曲折を経ながらも、レグルスの治世は繁栄と平和を享受した時代として後世に語り継がれることとなる。皇妃は公私共に皇帝を支え、子宝にも恵まれ、幸せにくらしたとされた。
「俺ここの配属じゃないんだけど! 持ち場離れて別の仕事してるのバレたら上司に怒られるよ!」
「いつもお菓子つまみ食いしてるんだから、たまには恩返ししなさい! こっちは猫の手も借りたい状況なの!」
ロザリンドの部屋では、ケビンとハンナがわあわあ言い合いながら準備をしていた。タルホディア皇帝の結婚式を間近に控え、宮殿は上へ下への大騒ぎだ。
レグルスは、とにかくロザリンドを美しく飾り立てるように、そのためなら出し惜しみはしないと宣言した。これには流石のロザリンドも前からの遠慮癖が出てしまったが、レグルスに説得され、了承せざるを得なかった。
「贅沢を覚えろと言ってるんじゃない。ただ、皇妃としてふさわしい扱いをしているだけだ。あなたは皇妃という役を演じるのが仕事だ、そんな風に考えてみて」
一見もっともらしく聞こえるが、やはりロザリンドの着飾った姿を見たいだけなのではと思えてしまう。それくらい、彼女のウェディングドレスのデザインに口出ししたり、会場の飾り付けに夜遅くまで悩んだり、アクセサリーも選びきれないので全部買い取ろうなどと言い出したりして周囲を困らせていた。
また、結婚式に先立ち、レグルスは声明を発表した。それまで表舞台に出ることがなかったリゲルの存在を公表することにしたのだ。今までは、虚実混じった噂が一人歩きしていたが、つまびらかにすることで憶測からの邪推を排除しようと考えた。リゲルの存在が明らかになっても、彼は政治には参加せず今まで通りに過ごす、表面上は何も変わらないと言うことで、彼を政治的に利用しそうな勢力を事前に牽制した。同時にアルビノへの差別撤廃に向け動き出し、異能を持つ獣人の保護を強化する政策を進めることになった。
「リゲル、何か変わったことがあったらすぐに言ってね?」
「別に今までと変わりないよ。でも、何となく周囲の目が優しくなった気がする。自分がここにいてもいいと思えるようになったからかな?」
「まあ、あなたもなの? 私も同じなの」
そう言ってお互い笑みを交わす。リゲルは、並外れた美しさは変わらないが、最近は雰囲気が少し柔らかくなった気がする。これまでは限られた家臣としか接してこなかったのが、色々な人と関わるようになり早くも変化が出ているようだ。こちらも雪解けの様相を呈していた。
「ここのところロザリンド様はどんどんお美しくなっていると思います。お世辞ではなく、内側から発光してるみたい」
「皇后としての自覚が早くも芽生えつつあるのでしょう。いいことね」
忙しい隙間を縫って、レジーナとアシモフ夫人が会いに来てくれた。レジーナには日記帳の中身を説明してお礼を言った。レジーナは驚いていたが、カッサンドラが繋いでくれた縁に感謝して涙を流していた。
「今回のこともカッサンドラ様のお陰のような気がするの。陛下とリゲル様を立ち直らせるために天から導いてくださったに違いないわ」
「それもあるでしょうけど、実際はあなたが、先代皇妃の遺志を受け継いでうまく立ち回ったというのが本当のところじゃないかしら」
「そうですよ! ロザリンド様がいらっしゃらなかったらもっと混乱していたと思います」
「レジーナ、あなたったらすっかりロザリンドの信奉者になったのね。最初と正反対じゃない」
「はい! もう強硬派とか融和派なんてのは古いと思うんです。ご婦人方の間では、そういう事にこだわってる人はいなくなったし、各々の夫や父親にも説得しているらしいです。古い派閥なんて、女の力で壊して行きましょう!」
これにはロザリンドも苦笑いしてしまう。確かに、最近派閥を超えて友好関係を求めにくる人が増えた。レジーナの言う通り、強硬派や融和派という考えは古くなりつつあるのかもしれない。
結婚式の前日の昼下がり、ロザリンドはレグルスと共にカッサンドラの墓参りをした。手には、カッサンドラの好きだった花から作った花束を持っている。
「この花は庭園から採取したの。リゲルの部屋にも同じ花が生けてあったわ。今でも彼女が忘れられないのかしら」
「無理に忘れる必要はない。自然に任せていればなるようになるさ」
レグルスはリラックスした様子でそう言った。カッサンドラの記憶で見た、恐れを知らなかった頃の彼とは違うが、痛みを知り思慮深くなった今の彼もまた素敵だ。明日私はこの人と結婚式を挙げるのだ。
「そうですね。今でも天から見守ってくださってる気がするんです。もし生きていらしたらいいお友達になれたかもしれない。出会うはずもないけどそんな事を考えてしまいます」
「そうだね。色々辛い体験もしたが、全てはあなたに会うために必要だったと考えたら、全てが報われた。こんな安らかな気持ちになったのはいつぶりだろう」
二人はぴったり寄り添いながらカッサンドラの墓に花を捧げ、しばらくお祈りをした。そして、談笑しながら来た道を戻って行った。
翌日、タルホディアは祝日となり、全国民が人間の花嫁を祝福した。盛大に執り行われた結婚式は近隣諸国まで伝わり、タルホディアの新しい幕開けを印象付けた。
その後、紆余曲折を経ながらも、レグルスの治世は繁栄と平和を享受した時代として後世に語り継がれることとなる。皇妃は公私共に皇帝を支え、子宝にも恵まれ、幸せにくらしたとされた。
3
お気に入りに追加
207
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(17件)
あなたにおすすめの小説
所詮、わたしは壁の花 〜なのに辺境伯様が溺愛してくるのは何故ですか?〜
しがわか
ファンタジー
刺繍を愛してやまないローゼリアは父から行き遅れと罵られていた。
高貴な相手に見初められるために、とむりやり夜会へ送り込まれる日々。
しかし父は知らないのだ。
ローゼリアが夜会で”壁の花”と罵られていることを。
そんなローゼリアが参加した辺境伯様の夜会はいつもと雰囲気が違っていた。
それもそのはず、それは辺境伯様の婚約者を決める集まりだったのだ。
けれど所詮”壁の花”の自分には関係がない、といつものように会場の隅で目立たないようにしているローゼリアは不意に手を握られる。
その相手はなんと辺境伯様で——。
なぜ、辺境伯様は自分を溺愛してくれるのか。
彼の過去を知り、やがてその理由を悟ることとなる。
それでも——いや、だからこそ辺境伯様の力になりたいと誓ったローゼリアには特別な力があった。
天啓<ギフト>として女神様から賜った『魔力を象るチカラ』は想像を創造できる万能な能力だった。
壁の花としての自重をやめたローゼリアは天啓を自在に操り、大好きな人達を守り導いていく。
番は君なんだと言われ王宮で溺愛されています
ゆきりん(安室 雪)
恋愛
私ミーシャ・ラクリマ男爵令嬢は、家の借金の為コッソリと王宮でメイドとして働いています。基本は王宮内のお掃除ですが、人手が必要な時には色々な所へ行きお手伝いします。そんな中私を番だと言う人が現れた。えっ、あなたって!?
貧乏令嬢が番と幸せになるまでのすれ違いを書いていきます。
愛の花第2弾です。前の話を読んでいなくても、単体のお話として読んで頂けます。

前世で私を嫌っていた番の彼が何故か迫って来ます!
ハルン
恋愛
私には前世の記憶がある。
前世では犬の獣人だった私。
私の番は幼馴染の人間だった。自身の番が愛おしくて仕方なかった。しかし、人間の彼には獣人の番への感情が理解出来ず嫌われていた。それでも諦めずに彼に好きだと告げる日々。
そんな時、とある出来事で命を落とした私。
彼に会えなくなるのは悲しいがこれでもう彼に迷惑をかけなくて済む…。そう思いながら私の人生は幕を閉じた……筈だった。

王弟殿下の番様は溺れるほどの愛をそそがれ幸せに…
ましろ
恋愛
見つけた!愛しい私の番。ようやく手に入れることができた私の宝玉。これからは私のすべてで愛し、護り、共に生きよう。
王弟であるコンラート公爵が番を見つけた。
それは片田舎の貴族とは名ばかりの貧乏男爵の娘だった。物語のような幸運を得た少女に人々は賞賛に沸き立っていた。
貧しかった少女は番に愛されそして……え?

ごめんなさい、お姉様の旦那様と結婚します
秘密 (秘翠ミツキ)
恋愛
しがない伯爵令嬢のエーファには、三つ歳の離れた姉がいる。姉のブリュンヒルデは、女神と比喩される程美しく完璧な女性だった。端麗な顔立ちに陶器の様に白い肌。ミルクティー色のふわふわな長い髪。立ち居振る舞い、勉学、ダンスから演奏と全てが完璧で、非の打ち所がない。正に淑女の鑑と呼ぶに相応しく誰もが憧れ一目置くそんな人だ。
一方で妹のエーファは、一言で言えば普通。容姿も頭も、芸術的センスもなく秀でたものはない。無論両親は、エーファが物心ついた時から姉を溺愛しエーファには全く関心はなかった。周囲も姉とエーファを比較しては笑いの種にしていた。
そんな姉は公爵令息であるマンフレットと結婚をした。彼もまた姉と同様眉目秀麗、文武両道と完璧な人物だった。また周囲からは冷笑の貴公子などとも呼ばれているが、令嬢等からはかなり人気がある。かく言うエーファも彼が初恋の人だった。ただ姉と婚約し結婚した事で彼への想いは断念をした。だが、姉が結婚して二年後。姉が事故に遭い急死をした。社交界ではおしどり夫婦、愛妻家として有名だった夫のマンフレットは憔悴しているらしくーーその僅か半年後、何故か妹のエーファが後妻としてマンフレットに嫁ぐ事が決まってしまう。そして迎えた初夜、彼からは「私は君を愛さない」と冷たく突き放され、彼が家督を継ぐ一年後に離縁すると告げられた。

【完結】戸籍ごと売られた無能令嬢ですが、子供になった冷徹魔導師の契約妻になりました
水都 ミナト
恋愛
最高峰の魔法の研究施設である魔塔。
そこでは、生活に不可欠な魔導具の生産や開発を行われている。
最愛の父と母を失い、継母に生家を乗っ取られ居場所を失ったシルファは、ついには戸籍ごと魔塔に売り飛ばされてしまった。
そんなシルファが配属されたのは、魔導具の『メンテナンス部』であった。
上層階ほど尊ばれ、難解な技術を必要とする部署が配置される魔塔において、メンテナンス部は最底辺の地下に位置している。
貴族の生まれながらも、魔法を発動することができないシルファは、唯一の取り柄である周囲の魔力を吸収して体内で中和する力を活かし、日々魔導具のメンテナンスに従事していた。
実家の後ろ盾を無くし、一人で粛々と生きていくと誓っていたシルファであったが、
上司に愛人になれと言い寄られて困り果てていたところ、突然魔塔の最高責任者ルーカスに呼びつけられる。
そこで知ったルーカスの秘密。
彼はとある事件で自分自身を守るために退行魔法で少年の姿になっていたのだ。
元の姿に戻るためには、シルファの力が必要だという。
戸惑うシルファに提案されたのは、互いの利のために結ぶ契約結婚であった。
シルファはルーカスに協力するため、そして自らの利のためにその提案に頷いた。
所詮はお飾りの妻。役目を果たすまでの仮の妻。
そう覚悟を決めようとしていたシルファに、ルーカスは「俺は、この先誰でもない、君だけを大切にすると誓う」と言う。
心が追いつかないまま始まったルーカスとの生活は温かく幸せに満ちていて、シルファは少しずつ失ったものを取り戻していく。
けれど、継母や上司の男の手が忍び寄り、シルファがようやく見つけた居場所が脅かされることになる。
シルファは自分の居場所を守り抜き、ルーカスの退行魔法を解除することができるのか――
※他サイトでも公開しています

政略結婚で「新興国の王女のくせに」と馬鹿にされたので反撃します
nanahi
恋愛
政略結婚により新興国クリューガーから因習漂う隣国に嫁いだ王女イーリス。王宮に上がったその日から「子爵上がりの王が作った新興国風情が」と揶揄される。さらに側妃の陰謀で王との夜も邪魔され続け、次第に身の危険を感じるようになる。
イーリスが邪険にされる理由は父が王と交わした婚姻の条件にあった。財政難で困窮している隣国の王は巨万の富を得たイーリスの父の財に目をつけ、婚姻を打診してきたのだ。資金援助と引き換えに父が提示した条件がこれだ。
「娘イーリスが王子を産んだ場合、その子を王太子とすること」
すでに二人の側妃の間にそれぞれ王子がいるにも関わらずだ。こうしてイーリスの輿入れは王宮に波乱をもたらすことになる。
【完結】番(つがい)でした ~美しき竜人の王様の元を去った番の私が、再び彼に囚われるまでのお話~
tea
恋愛
かつて私を妻として番として乞い願ってくれたのは、宝石の様に美しい青い目をし冒険者に扮した、美しき竜人の王様でした。
番に選ばれたものの、一度は辛くて彼の元を去ったレーアが、番であるエーヴェルトラーシュと再び結ばれるまでのお話です。
ヒーローは普段穏やかですが、スイッチ入るとややドS。
そして安定のヤンデレさん☆
ちょっぴり切ない、でもちょっとした剣と魔法の冒険ありの(私とヒロイン的には)ハッピーエンド(執着心むき出しのヒーローに囚われてしまったので、見ようによってはメリバ?)のお話です。
別サイトに公開済の小説を編集し直して掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
最後まで読みました!いい話だ…( *´艸`)
途中、ロザリンドとリゲルの話にしたほうが良いのではないかと感じていましたが、そうではなかった!
最後までお読みいただきありがとうございますー!10万字以上読むのって大変ですよね…私も絵が描ければなあと思うことしきりです。リゲルはもっと戦闘力高いヒロインでないと引っ張り上げられない気がします。もしスピンオフ書くとしたらヒロインはこの人と決めているのですが、彼女をヘイト溜めたキャラにしなくてよかったと思いましたw 少しでも楽しんでいただけたならよかったです。
25話の伏線はどこに⁉
伏線…まではいかないけど、敢えて言うならヒロインが子供で状況把握が不十分だったこと、夫婦で世界が完結してて子供の存在は埒外(つまり仲間はずれ)だったことですかね?ここ説得力持たせた方がいいなら今すぐ改変します!なろう版は明日完結→完結ブースト来ると思うんで!
23話から物語が進んできたと感じました。
それ以前の数話は、正直、なんとなくよくある流れでトーンダウンしているような気がしていたので、ここで一気にオリジナリティが爆発したかな、と思ったのです。やはり、リゲルが良い仕事をしています=(^.^)=
23話まで読み進められたならあとは展開が早いです。ラストまで一気に駆け上がります。そろそろ風呂敷畳まなくちゃと思ったのがこの辺りで、急いで伏線回収したのでバタバタしてるかもですが。