迷子の正体は高位魔族！？不遇だった私が触手に捕らわれ、強引すぎる求婚で幸せにされちゃいます

本編

５．接吻

 ぴとっ…ぬりゅ♡ぬりゅ♡

「きゃぁっ…や、やだぁっ…♡それはぁっ♡」

 触手により軽く膝を折る体勢にされ、少年の猛りと高さを合わせられたシンシアは、昂った熱をずりずりと下腹部に擦り付けられていた。
 未だ絶頂の余韻が残っているせいか、それだけで甘い声を漏らしてしまう。

 しかし刹那的な快感以上に、未知の存在に対する恐怖と、幼い見た目をした少年と交わることへの背徳感がどうしても強かった。

 シンシアは力を振り絞り、拘束された手足をばたつかせて抵抗する。

「こーら、暴れないの。やっと僕と…一つになれるんだから♡」
「な、ならないっ、駄目っ！そこは、これ以上、だめだからぁっ！」
「え～？♡こんなに気持ち良さそうなのに？」

 少年は聞き分けのない子供をあやすような口調で、けれど腰は容赦なく、ぐりぐりと押し付けてくる。
 渾身の抵抗も軽々と抑えられ、無理やり脚を開かされて少年の目の前に差し出されてしまえば、もはやなす術はない。

「ね、おねーさん、いれて♡」

 シンシアの拒絶などお構いなしに、少年はさらに腰を動かし、難なく蜜壷の入り口に到達した。

  つぷり、と音がする。

「あっ…♡」
「ほ～ら、僕の先っぽ。おねーさんの入り口にたどり着いちゃった♡ほらほら、もう逃げられないよっ♡」
「いやぁっ…お願い、やめて…っ！」
「ふふ、嫌がってもだーめ♡見て見て♡どんどん入ってくよ～♡」

 ぬぷ～っ♡ぬぷぬぷ♡ぬぷぅっ♡

「う～っ…♡あっ…あぁ～っ…♡」
「は～～っ♡おねーさんの中、すっごく気持ちいっ♡♡」

 確かな質量をもった熱い猛りに膣内を蹂躙され、否が応でもその形を感じてしまう。
 ぬるぬると内側から撫で上げられ、駄目だと分かっているのに身体が快感を拾うのを止められない。

(でもっ、子供のだもの、きっと奥には届かなっ…、大丈夫、隙を見て何とか逃げ出して…。)

 翻弄されながらも抱いた小さな希望の光。しかしその灯火のように儚い心算を打ち砕くように、

 ぬるぅ… どちゅんっ！♡♡♡

 最奥に、無情な一撃が放たれた。

「あっ…！？♡♡♡」

 最も拒みたかった場所に、信じられない感触。
 衝撃に目を白黒させるシンシアとは対照的に、少年は悪戯を成功させた子供のような、嗜虐的とすらとれる笑みを浮かべた。

「ど…してえっ♡」

「ごめんねお姉さん。実は僕、ここも動かしたり伸ばしたりできるんだ♡ほら僕、触手を操る魔族でしょ？もちろんこっちもこうやって…ね？♡」
「ぁっ♡いやあああっ♡そんなあぁ…っ♡」

 一度引き下がった後、じわじわと再び奥に向かって這ってくる少年のそれ。シンシアの中を自在に、柔軟に動き回って蹂躙する様は、ただの人間では勝てるはずのない、人外の生殖器であることを教え込むかのようだった。

「あぁ…絶望して、半泣きのおねーさんも可愛い♡」

 ぬるうぅ～～…にゅるっ♡くりゅくりゅ♡
 …とちゅんっ！♡♡♡

「ひやああぁっ♡やぁっ…！ずるいっ…、ずるいぃっ♡♡」

 先程探り当てられた弱点を弾力のある先端で二、三度苛められ、奥に二撃目をくらわされる。
 シンシアがいくら声を上げても、少年は笑みを湛えたままだ。

「…こ、のぉ…！子供…の、くせにぃ…っ！」

 楽しそうに自分を責め続ける少年を、涙目のシンシアが恨めしげに睨み付ける。

 過ぎた快楽を与えられ、もはや頭はろくに回らない。それでもこのまま好き勝手されるのを受け入れるわけにもいかなかった。

 それなのに。

 そんなシンシアの反抗を見て、少年はさらに口の端を上げたのだ。

「あぁっ…駄目だよお姉さん。はぁっ、そんなこと言われたら、…僕もっと興奮しちゃうでしょっ♡」
「きゃああああっ♡」

 自分の中で蠢きながらさらに大きく膨らむ熱、急に速くなった律動に、たまらず悲鳴じみた嬌声を上げる。
 内壁をぬるぬると擦られ、最奥を穿たれる度にびりびりと快感が走ってしまえば、シンシアの表情はみるみるうちにとろけていった。

「はぁっ…、まだわからない？僕はちゃんと成人って認められた一人前の魔族だし、おねーさんよりずっと長く生きてるって言ったじゃない。だから、ぜんぜん子供じゃないんだよ♡」
「子供だもんっ…ぁっ…話し方も、仕草も…ふぁあんっ！そんなのっ…詐欺だぁ…っ！」
「うふふ、それは僕の癖、みたいなものかなあ。こうやっておねーさんを油断させたり、色々と便利だから別に直す必要もないしね♡」

 もはや少年の軽口に、腹を立てる余裕もない。

「ねえほら、僕とおねーさんは今、身体のいちばん奥で、お口よりもずっと深いところでちゅーしてるんだよ♡」

 少年はシンシアを上目遣いに見つめながら、うっとりと囁いた。
 顔立ちに見合わぬ蠱惑的な目付きに射抜かれた瞬間、シンシアはお腹の奥が痺れるようにじくりと熱を持つのを感じる。

「ぁっ…♡ちがっ…♡してないっ！してないぃ！♡」
「はあぁぁ…っ、熱いちゅーだねぇ♡ほらもっと♡ちゅっ♡ちゅー♡」
「やだぁっ…、突かないでぇっ！あ、あ、あ～～っ♡♡」

 とちゅっ♡とちゅっ♡とちゅっ♡

 何回も何回も。
 ねっとりと子宮口を責められ、涙を零すシンシアは既に息も絶え絶えだった。

「どう？子供じゃないってわかるでしょ♡」
「わ、わかったからっ♡も、やめて…ゆるしてぇっ…ゆるしてよぉっ…♡」
「だ～め♡もっと感じちゃえ♡えいっ♡えいえいっ♡」

 じゅぷっ♡じゅぷじゅぷっ♡

 無邪気な声色で、しかし容赦なく腰を打ち付けてくる非情な仕打ち。

 にゅるにゅる…♡くりゅぅ～……♡

 終わりの見えない陵辱に、シンシアはとうとう限界を迎えることとなる。

 …どちゅんっ！！！♡♡♡

「きゃうううぅっ！♡あっ、あぁっ、ああぁ～っ！♡やっ、ゃあっ、も、だめ、っああああぁあ～～～！！♡♡♡」

 びくびくびくっ！♡♡♡

 先程とは比べ物にならない程に大きな絶頂の波。
 シンシアの視界にチカチカと星が散った。

「ぁっ…はぁ…♡んう…♡」

 とろけきった顔で脱力しているシンシアを優しげに見つめる少年は、しかしその細い腰にかっちりと腕を回したまま決して離さない。
 そして未だ果てることなく、ゆっくり、ずりずりと緩やかに責めを継続するのだった。

「あぁ～…♡」
「はぁ…っ♡あんなに凛としてたお姉さんが、僕ので犯されて、こーんなにふわふわでとろとろになっちゃった…♡あぁ…っ、可愛い…、たまんない…♡」