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疾風の如く?
第一話
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「……ん?」
日曜日の昼過ぎ、僕は頼まれた物を買いに、近所のスーパーに向かった。
その時、どこからかボールが跳ねる音が聞こえ、音がした方を振り返る。
(あれ?こんな所に、バスケットコートなんてあったっけ!?)
……またしても、僕は道に迷ったみたいだ。
(今日こそは大丈夫だと思ったのに!!)
いつまでも進歩しない自分自身に、僕は心底落ち込んだ。
が、しかし、よくよく考えたら落ち込んでいる場合ではない。
こうなったら、恥を捨てて道を聞くべきだろう。
そう思った僕は、バスケットコートに足を向けた。
バスケットコートに近づくにつれて、ドリブルする音や歓声が大きくなってくる。
バスケットコートでは大学生くらいの男の人達が3on3をしていた。
(うわ~。あの人、上手いな)
僕の視線は無意識のうちに、ダンクを決めた男の人に吸いつけられていた。
目の悪い僕は、今の位置からだと彼の顔まではわからない。
更に近づいた僕は、思わず目を見開いた。
「戒兄ちゃん!?」
僕が見ていたのは、戒兄ちゃんだったのだ。
「塔哉?」
戒兄ちゃんは、ボールを持ったまま、僕の方を振り向いた。
「兄ちゃん、こんな所で何やってんの?」
「何って、バスケ」
そんなことは、見ればわかるんだけど……。
僕が訊きたいのは、なんでこんな場所でバスケをしているかなんだけど。
「こんにちは。君、戒の弟なの?」
戒兄ちゃんの隣にいた人が、笑顔で訊いてくる。
「……あっ、はい」
人見知りをする僕は、緊張しながら頷いた。
「ねぇ、君さ。これから時間ある?」
「え?」
「今俺達3on3やってるんだけど、一人足りないんだよね。良かったら、一緒にやらない?」
不思議そうな顔をした僕に、その人は笑顔で誘ってきた。
(う~ん。どうしようかな?)
バスケは好きだけど、初対面の人とするのは気が引ける。
僕は助けを求めるように、戒兄ちゃんを見た。
日曜日の昼過ぎ、僕は頼まれた物を買いに、近所のスーパーに向かった。
その時、どこからかボールが跳ねる音が聞こえ、音がした方を振り返る。
(あれ?こんな所に、バスケットコートなんてあったっけ!?)
……またしても、僕は道に迷ったみたいだ。
(今日こそは大丈夫だと思ったのに!!)
いつまでも進歩しない自分自身に、僕は心底落ち込んだ。
が、しかし、よくよく考えたら落ち込んでいる場合ではない。
こうなったら、恥を捨てて道を聞くべきだろう。
そう思った僕は、バスケットコートに足を向けた。
バスケットコートに近づくにつれて、ドリブルする音や歓声が大きくなってくる。
バスケットコートでは大学生くらいの男の人達が3on3をしていた。
(うわ~。あの人、上手いな)
僕の視線は無意識のうちに、ダンクを決めた男の人に吸いつけられていた。
目の悪い僕は、今の位置からだと彼の顔まではわからない。
更に近づいた僕は、思わず目を見開いた。
「戒兄ちゃん!?」
僕が見ていたのは、戒兄ちゃんだったのだ。
「塔哉?」
戒兄ちゃんは、ボールを持ったまま、僕の方を振り向いた。
「兄ちゃん、こんな所で何やってんの?」
「何って、バスケ」
そんなことは、見ればわかるんだけど……。
僕が訊きたいのは、なんでこんな場所でバスケをしているかなんだけど。
「こんにちは。君、戒の弟なの?」
戒兄ちゃんの隣にいた人が、笑顔で訊いてくる。
「……あっ、はい」
人見知りをする僕は、緊張しながら頷いた。
「ねぇ、君さ。これから時間ある?」
「え?」
「今俺達3on3やってるんだけど、一人足りないんだよね。良かったら、一緒にやらない?」
不思議そうな顔をした僕に、その人は笑顔で誘ってきた。
(う~ん。どうしようかな?)
バスケは好きだけど、初対面の人とするのは気が引ける。
僕は助けを求めるように、戒兄ちゃんを見た。
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