12 / 43
本編
8.5
しおりを挟む
ある日のクラスメイト(モブくん)の日記
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
俺は百武健。名前からわかるように純日本人で、あの日転移したクラスメイトのうちの一人だ。
そして、健康だけには誰よりも自信がある!生まれてこの方風邪とか覚えがないし、入院とかしたことないからな!
今「バカは風邪ひかないから」とか言ったやつ前に出てきなさい、自覚もあるからそっとしといてくれ!
まぁ、こんな時は病気になっても医者とかいないし、この病気しない体にはとても感謝してる。
お母さん、丈夫な体に産んでくれてありがとう!!無事に帰るからな!
ふぅ…
いや、こんなことが言いたくて日記書いてるわけじゃないんだぜ?
今日書こうと思った理由は変な悲鳴を聞いたからなんだ。(怖くは無い。)
それは今日の多分夕方の事だった…
多分っていうのは研究施設自体に窓がなくて時間感覚がないからなんだけど。
第2ステージが始まって、それぞれ6人のパーティーだから手分けして探索してたんだ。
ここまではどこのパーティーも同じだと思う。
そして俺たちが入っていた部屋はたくさんの太いガラス管が何列にも並んでいる部屋だったんだ。
よく生き物を改造したり、作り出したりする映画に出てくる研究部屋だったんだよ!
幸いにもガラス管の中には何もいなかったから良かったんだけど、それでも割れてるやつもあるから怖いじゃん!?目に見えない何かがいる可能性もあるしさ…?
だから、パーティーメンバーでそれぞれ『索敵』スキルを使って警戒しながら部屋を調べてたんだ。
それで、一通り部屋の中を調べて、めぼしいものは何もなかったから机の上にあった資料に目を通していた。
するとそれは起きたんだよ…!
俺たちチームメンバーは1人に見張りを任せて残りの5人で机の資料を読んでたら急に壁とかガラスが震えるような音が聞こえて、実際に机は揺れてたんだけどその後に大きな叫び声が聞こえてきたんだ。
部屋が揺れるくらいの大きさの音だぞ!?
それで相当やばいモンスターでもいるのかと思ってびっくりして机を蹴ってしまったんだ。
俺たち、一応第1ステージで鍛えてたからおもわず蹴った机が飛んで、何本かガラス管を割っちゃってさ…
その拍子か何が良かったのか分からないんだけど机とガラス管の間にあった空間から地下への階段が出てきたんだ。
こう、床がズズズってズレる感じでさ!
もうこれは秘密基地みたいでロマンのある瞬間だったな!
地下に降りるのは、もう今日は遅いからまた明日にしよってことでまだ降りてないけど、なにかの叫び声のおかげで地下室の扉を発見できたのは大収穫だな!
クラスチャットには明日地下を調べてから上げようと思う。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
俺は百武健。名前からわかるように純日本人で、あの日転移したクラスメイトのうちの一人だ。
そして、健康だけには誰よりも自信がある!生まれてこの方風邪とか覚えがないし、入院とかしたことないからな!
今「バカは風邪ひかないから」とか言ったやつ前に出てきなさい、自覚もあるからそっとしといてくれ!
まぁ、こんな時は病気になっても医者とかいないし、この病気しない体にはとても感謝してる。
お母さん、丈夫な体に産んでくれてありがとう!!無事に帰るからな!
ふぅ…
いや、こんなことが言いたくて日記書いてるわけじゃないんだぜ?
今日書こうと思った理由は変な悲鳴を聞いたからなんだ。(怖くは無い。)
それは今日の多分夕方の事だった…
多分っていうのは研究施設自体に窓がなくて時間感覚がないからなんだけど。
第2ステージが始まって、それぞれ6人のパーティーだから手分けして探索してたんだ。
ここまではどこのパーティーも同じだと思う。
そして俺たちが入っていた部屋はたくさんの太いガラス管が何列にも並んでいる部屋だったんだ。
よく生き物を改造したり、作り出したりする映画に出てくる研究部屋だったんだよ!
幸いにもガラス管の中には何もいなかったから良かったんだけど、それでも割れてるやつもあるから怖いじゃん!?目に見えない何かがいる可能性もあるしさ…?
だから、パーティーメンバーでそれぞれ『索敵』スキルを使って警戒しながら部屋を調べてたんだ。
それで、一通り部屋の中を調べて、めぼしいものは何もなかったから机の上にあった資料に目を通していた。
するとそれは起きたんだよ…!
俺たちチームメンバーは1人に見張りを任せて残りの5人で机の資料を読んでたら急に壁とかガラスが震えるような音が聞こえて、実際に机は揺れてたんだけどその後に大きな叫び声が聞こえてきたんだ。
部屋が揺れるくらいの大きさの音だぞ!?
それで相当やばいモンスターでもいるのかと思ってびっくりして机を蹴ってしまったんだ。
俺たち、一応第1ステージで鍛えてたからおもわず蹴った机が飛んで、何本かガラス管を割っちゃってさ…
その拍子か何が良かったのか分からないんだけど机とガラス管の間にあった空間から地下への階段が出てきたんだ。
こう、床がズズズってズレる感じでさ!
もうこれは秘密基地みたいでロマンのある瞬間だったな!
地下に降りるのは、もう今日は遅いからまた明日にしよってことでまだ降りてないけど、なにかの叫び声のおかげで地下室の扉を発見できたのは大収穫だな!
クラスチャットには明日地下を調べてから上げようと思う。
0
お気に入りに追加
9
あなたにおすすめの小説


[完結] 邪魔をするなら潰すわよ?
シマ
ファンタジー
私はギルドが運営する治療院で働く治療師の一人、名前はルーシー。
クエストで大怪我したハンター達の治療に毎日、忙しい。そんなある日、騎士の格好をした一人の男が運び込まれた。
貴族のお偉いさんを魔物から護った騎士団の団長さんらしいけど、その場に置いていかれたの?でも、この傷は魔物にヤられたモノじゃないわよ?
魔法のある世界で亡くなった両親の代わりに兄妹を育てるルーシー。彼女は兄妹と静かに暮らしたいけど何やら回りが放ってくれない。
ルーシーが気になる団長さんに振り回されたり振り回したり。
私の生活を邪魔をするなら潰すわよ?
1月5日 誤字脱字修正 54話
★━戦闘シーンや猟奇的発言あり
流血シーンあり。
魔法・魔物あり。
ざぁま薄め。
恋愛要素あり。
子持ちの私は、夫に駆け落ちされました
月山 歩
恋愛
産まれたばかりの赤子を抱いた私は、砦に働きに行ったきり、帰って来ない夫を心配して、鍛錬場を訪れた。すると、夫の上司は夫が仕事中に駆け落ちしていなくなったことを教えてくれた。食べる物がなく、フラフラだった私は、その場で意識を失った。赤子を抱いた私を気の毒に思った公爵家でお世話になることに。
どうも、死んだはずの悪役令嬢です。
西藤島 みや
ファンタジー
ある夏の夜。公爵令嬢のアシュレイは王宮殿の舞踏会で、婚約者のルディ皇子にいつも通り罵声を浴びせられていた。
皇子の罵声のせいで、男にだらしなく浪費家と思われて王宮殿の使用人どころか通っている学園でも遠巻きにされているアシュレイ。
アシュレイの誕生日だというのに、エスコートすら放棄して、皇子づきのメイドのミュシャに気を遣うよう求めてくる皇子と取り巻き達に、呆れるばかり。
「幼馴染みだかなんだかしらないけれど、もう限界だわ。あの人達に罰があたればいいのに」
こっそり呟いた瞬間、
《願いを聞き届けてあげるよ!》
何故か全くの別人になってしまっていたアシュレイ。目の前で、アシュレイが倒れて意識不明になるのを見ることになる。
「よくも、義妹にこんなことを!皇子、婚約はなかったことにしてもらいます!」
義父と義兄はアシュレイが状況を理解する前に、アシュレイの体を持ち去ってしまう。
今までミュシャを崇めてアシュレイを冷遇してきた取り巻き達は、次々と不幸に巻き込まれてゆき…ついには、ミュシャや皇子まで…
ひたすら一人づつざまあされていくのを、呆然と見守ることになってしまった公爵令嬢と、怒り心頭の義父と義兄の物語。
はたしてアシュレイは元に戻れるのか?
剣と魔法と妖精の住む世界の、まあまあよくあるざまあメインの物語です。
ざまあが書きたかった。それだけです。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
【書籍化進行中、完結】私だけが知らない
綾雅(ヤンデレ攻略対象、電子書籍化)
ファンタジー
書籍化進行中です。詳細はしばらくお待ちください(o´-ω-)o)ペコッ
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/12/26……書籍化確定、公表
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる