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学園編
生徒会室へ? Part3
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どうやってお兄様達が生徒会室に行ったのか方法がわからなくても、その場所にいければ問題はない!そして行きたい場所が決まってるなら、それはもう転移魔法の出番でしょ!
転移魔法といえば、この世界では精霊魔法が一般的で、一応転移魔法陣とかもあるみたいだけど制限とかがあるらしい。私はよく知らないけどね…? そして、私ならイメージで魔法が発動できるので、やったことはないけど多分転移魔法もできると思う。
でも今は周りに人が多いから魔法陣もなしで転移魔法を行うわけにはいかないし、精霊魔法もレイとシュリは近くにいないから契約精霊とは行えない。まぁ、2人を呼んだら済む話だけど、このために行ったり来たりさせるわけにもね…?
でも私は、契約していなくても近くにいる精霊と言葉が交わせるから、契約していない精霊からも力を借りることができる。ということは、近くにいる精霊に協力してもらえれば、この問題は解決するということ!
「バーチ様、少し待っていてくださいませんか?すぐ戻ってきますので!」
「え?わ、分かったよ?」
「はい!ではいってまいります!」
向かうは、人目のつかない場所!そこで精霊と話をして協力してもらおう!
よし、さっきいた場所から1つ角を曲がれば誰もいない。生徒会に入りたい生徒たちによる討論の声は響いてますけどね??でも、静かだと聞かれるかもしれないから、このくらい騒がしい方が逆にありがたいね!
「こんにちは、精霊さんたち」
『えっと、なあに?呼んだ??』
『呼ばれたのは僕の方だよ~』
「ふふ!実は精霊さん達にお願いがあるんだけど…」
『え!なになに!?魔力くれるならやるよ!』
『僕もやるの~!きみの魔力、美味しそう~』
「みんなありがとう!この場所に私の友達と一緒に転移させてくれないかな??」
言葉と一緒に、場所については念話でイメージを伝える。
『そんなの簡単!まかせて!』
『きみだけじゃないの~?うーん、いいよ~』
1人は少し悩んでるようだけど引き受けてくれた!魔力のためかな?でもありがとう!
「ありがとう!魔力は好きなだけ使ってもいいからね!」
『ほんと!?やった!ありがとう!』
『ありがと~!がんばる~』
うん!協力してもらえることになってよかった!あとは、早くバーチ様のところに戻らなきゃ!またはぐれちゃうといけないしね…
「では、一緒に連れて行ってもらいたい友達のところに行くね!」
『『はーい!』』
「バーチ様!お待たせ致しました!」
「あ、マグノリア嬢おかえり。用事は終わったの?」
「はい!これでいつでも転移できますよ!」
「え!?て、転移!?」
「あれ、言っていませんでしたか?あ!(バーチ様、私が精霊魔法を使えることは内緒でお願いしますね!)」
「今初めて聞いたよ!?ぷっ…ごめん!ふふ… 内緒なのは分かったよ? …それにしても、マグノリア嬢と一緒にいると色々なことが起きるんだね…?ふはは!」
うっ、なんかプルプルしながら笑われたと思ったら謝られて、それでも笑いを止められずに笑ってる…。ううう、何か面白いところあった!?私は真剣なのに! でももうバーチ様、私と話す時も緊張してなさそう?私に慣れてくれたなら良かったな。
「もう、笑いすぎです!移動しますよ!!」
「あ!ちょっと待って!心の準備が…!すーはー…。ありがとう、お願いします。」
「はい!では手を繋いでっと… 精霊さんたち、お願いします!「転移」!」
呪文を唱えた瞬間、体が宙に浮かんだような感覚の後、急な落下感からの着地…
今転移した場所は、お兄様とゼフ様がいる部屋と少し離れた人気のない廊下。近くに転移すると他の人たちもいたから一応ね?
実は転移魔法使うの初めてだったけど案外上手くいってよかった!精霊のおかげかもしれないけど。
「うっ…」
あ、バーチ様気持ち悪そう… これが転移酔いというものでしょうか?私はなぜか何ともないけれど…。
「バーチ様、大丈夫ですか?この場所は人気がありませんので少し休みましょう。精霊さんたち、協力ありがとうございました!魔力は大丈夫ですか?」
『僕達にはなんてことないよ!魔力ありがとね!じゃあね!』
『魔力おいし~!ありがと~!バイバイ』
「満足していただけたようで何よりです!ありがとうございました。」
精霊に魔力あげるの、足りてよかったぁ!何気に契約してない精霊に頼るの初めてだったから…。
それにしても、バーチ様の顔色真っ青だわ。うーん、こっそり魔法使ってしまおうか。
「バーチ様、大丈夫ですか?落ち着きそうですか?」
背中をさするついでに気分がスッキリするようイメージしながら治癒魔法を使ってみる。
「うう…。あれ…?なんか楽になった気がする?マグノリア嬢、ありがとう。」
「どういたしまして?それでは、位置的にはあの部屋にいるようですがどうしますか?見張りなどはいませんね。」
「うん。ここにいてもいけないし乗り込もう!」
「そうですよね!ではバーチ様、念の為にこれをどうぞ。」
「これは?」
「身を守ってくれる魔道具です!予備なので持っておいてください。私もありますので!」
本当は予備というよりあまりなんだけど、これから何があるか分からないし完全結界の魔道具の指輪をね? ポケットの中でアイテムボックスを発動させればバレないから、コソッと大量に作った魔道具のうちの一つを取り出して手渡す。
「ありがとう…」
よし、防具も整えたし、おそらく生徒会室だろうお兄様達を誘拐した部屋に突撃だ!
転移魔法といえば、この世界では精霊魔法が一般的で、一応転移魔法陣とかもあるみたいだけど制限とかがあるらしい。私はよく知らないけどね…? そして、私ならイメージで魔法が発動できるので、やったことはないけど多分転移魔法もできると思う。
でも今は周りに人が多いから魔法陣もなしで転移魔法を行うわけにはいかないし、精霊魔法もレイとシュリは近くにいないから契約精霊とは行えない。まぁ、2人を呼んだら済む話だけど、このために行ったり来たりさせるわけにもね…?
でも私は、契約していなくても近くにいる精霊と言葉が交わせるから、契約していない精霊からも力を借りることができる。ということは、近くにいる精霊に協力してもらえれば、この問題は解決するということ!
「バーチ様、少し待っていてくださいませんか?すぐ戻ってきますので!」
「え?わ、分かったよ?」
「はい!ではいってまいります!」
向かうは、人目のつかない場所!そこで精霊と話をして協力してもらおう!
よし、さっきいた場所から1つ角を曲がれば誰もいない。生徒会に入りたい生徒たちによる討論の声は響いてますけどね??でも、静かだと聞かれるかもしれないから、このくらい騒がしい方が逆にありがたいね!
「こんにちは、精霊さんたち」
『えっと、なあに?呼んだ??』
『呼ばれたのは僕の方だよ~』
「ふふ!実は精霊さん達にお願いがあるんだけど…」
『え!なになに!?魔力くれるならやるよ!』
『僕もやるの~!きみの魔力、美味しそう~』
「みんなありがとう!この場所に私の友達と一緒に転移させてくれないかな??」
言葉と一緒に、場所については念話でイメージを伝える。
『そんなの簡単!まかせて!』
『きみだけじゃないの~?うーん、いいよ~』
1人は少し悩んでるようだけど引き受けてくれた!魔力のためかな?でもありがとう!
「ありがとう!魔力は好きなだけ使ってもいいからね!」
『ほんと!?やった!ありがとう!』
『ありがと~!がんばる~』
うん!協力してもらえることになってよかった!あとは、早くバーチ様のところに戻らなきゃ!またはぐれちゃうといけないしね…
「では、一緒に連れて行ってもらいたい友達のところに行くね!」
『『はーい!』』
「バーチ様!お待たせ致しました!」
「あ、マグノリア嬢おかえり。用事は終わったの?」
「はい!これでいつでも転移できますよ!」
「え!?て、転移!?」
「あれ、言っていませんでしたか?あ!(バーチ様、私が精霊魔法を使えることは内緒でお願いしますね!)」
「今初めて聞いたよ!?ぷっ…ごめん!ふふ… 内緒なのは分かったよ? …それにしても、マグノリア嬢と一緒にいると色々なことが起きるんだね…?ふはは!」
うっ、なんかプルプルしながら笑われたと思ったら謝られて、それでも笑いを止められずに笑ってる…。ううう、何か面白いところあった!?私は真剣なのに! でももうバーチ様、私と話す時も緊張してなさそう?私に慣れてくれたなら良かったな。
「もう、笑いすぎです!移動しますよ!!」
「あ!ちょっと待って!心の準備が…!すーはー…。ありがとう、お願いします。」
「はい!では手を繋いでっと… 精霊さんたち、お願いします!「転移」!」
呪文を唱えた瞬間、体が宙に浮かんだような感覚の後、急な落下感からの着地…
今転移した場所は、お兄様とゼフ様がいる部屋と少し離れた人気のない廊下。近くに転移すると他の人たちもいたから一応ね?
実は転移魔法使うの初めてだったけど案外上手くいってよかった!精霊のおかげかもしれないけど。
「うっ…」
あ、バーチ様気持ち悪そう… これが転移酔いというものでしょうか?私はなぜか何ともないけれど…。
「バーチ様、大丈夫ですか?この場所は人気がありませんので少し休みましょう。精霊さんたち、協力ありがとうございました!魔力は大丈夫ですか?」
『僕達にはなんてことないよ!魔力ありがとね!じゃあね!』
『魔力おいし~!ありがと~!バイバイ』
「満足していただけたようで何よりです!ありがとうございました。」
精霊に魔力あげるの、足りてよかったぁ!何気に契約してない精霊に頼るの初めてだったから…。
それにしても、バーチ様の顔色真っ青だわ。うーん、こっそり魔法使ってしまおうか。
「バーチ様、大丈夫ですか?落ち着きそうですか?」
背中をさするついでに気分がスッキリするようイメージしながら治癒魔法を使ってみる。
「うう…。あれ…?なんか楽になった気がする?マグノリア嬢、ありがとう。」
「どういたしまして?それでは、位置的にはあの部屋にいるようですがどうしますか?見張りなどはいませんね。」
「うん。ここにいてもいけないし乗り込もう!」
「そうですよね!ではバーチ様、念の為にこれをどうぞ。」
「これは?」
「身を守ってくれる魔道具です!予備なので持っておいてください。私もありますので!」
本当は予備というよりあまりなんだけど、これから何があるか分からないし完全結界の魔道具の指輪をね? ポケットの中でアイテムボックスを発動させればバレないから、コソッと大量に作った魔道具のうちの一つを取り出して手渡す。
「ありがとう…」
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