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第二章
それぞれの修練
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後日、それぞれのメンバーはそれぞれの場所へと向かっていた。
そのうちの一か所、政治地区には衛兵隊の宿舎がある。街を動かすお偉方が集まる場所であるため、それはもう警備は厳重だった。
その厳重な警備を担う衛兵達を鍛える場所、宿舎の前には大きな訓練用スペースが存在していて、許可が下りれば誰でもそのスペースを使うことができる。
衛兵たちが、弓の訓練、盾での防御訓練、筋力を上げる基礎トレーニングを行っているその横で、ザルムとベリウスは剣の打ち合いをしていた。
ベリウスの巨大な両手剣による強烈な斬撃はザルムを幾度となく唸らせたが、ザルムのブロードソードによる的確な突きもベリウスを唸らせた。
だが流石先輩である。ベリウスは数回技を見ると、すかさずザルムの突き攻撃を完全に見切る。
盾による防御で隙ができたベリウス。その腹に向けて繰り出された素早い突きは、半身を逸らすようにして華麗に躱され、同時に振りかぶられた両手剣による横薙ぎ一閃がザルムを捉えた。あっという間の回避と反撃に為すすべなくザルムは尻もちをつく。
「良い突きだがまだまだ甘いな」
「やっぱり先輩は一味違うぜ……」
朝っぱらから訓練して間もなく午後のおやつが欲しくなる時間、彼らはようやく訓練をやめて豪傑の虎亭を目指して歩き出した。
ベリウスが途中、通りかかる衛兵の知り合いに挨拶をしたり軽く声をかけたりしているのを見て、ザルムは彼の人望の厚さを思い知る。自分にもそうであったが、すぐに人の懐に入り込めるのは一種の才能であろう。
それはやはり彼の人柄の良さから来るものに違いないとザルムがしみじみ思っていると、正面を向いたまま、ベリウスが不意に聞いてきた。
「俺の見込んだ通り、戦士としての筋は良いな。だが、今日はあんまり集中出来なかったか?」
言われてザルムの顔は固まった。確かに集中出来なかったのだ。剣を持つ高揚感を抑えるのに必死で。
まさかそのことにまで気付かれていたのかと思ったが、後輩思いの彼は別の解釈をしたようだ。
「相手が先輩だったから気が散ったのかもしれないな。手加減していたってのとはまた違ってたし良いんだが、仲間と戦うときには集中を切らさないようにな」
「それは……わかってます。と、とにかく、今日はありがとうございました」
「おうおう。役に立てたならよかったぜ」
ベリウスはにっこりと笑った。だがその笑顔の裏には苦渋の思いがあることをザルムは知っていた。
「実はな、俺は仲間を窮地に追いやったことがあるんだ」
歓迎パーティの日、追いかけてきたカティの追跡を振り切ったあとで、その一言から彼の話は始まった。
いきなり何を言い出すんだろうとザルムは思ったが、自信家のように見えた彼の口からそんな言葉が出たことでザルムは少し興味を持った。
しかしその話の内容は実に悲惨なものだった。
ベリウス達がまだ駆け出しだった頃、自信家だった彼はゴブリン達を容易に狩れていたことで油断しきっていた。剣で切り払っていたゴブリンの中に魔法を使うシャーマン種がいたことに気付かなかったのだ。
我が物顔で剣を振るっていた彼は、無警戒のままシャーマンの電撃を食らい、そして……倒れた。薄れゆく意識の中、悲鳴や驚き、動揺の声が聞こえたそうだ。気が付いたときにはゴブリン達は倒され自分はリュドミーラの治療を受けていたが、仲間たちが怪我を負っていたことが今でも悔しい。そんな話だった。
「帰ったら酒盛りでもするか。付き合えよ」
「ほどほどにしてくださいよ。ファムさんに怒られますから」
わかったよとベリウスは全然わかってない様子で進んで行く。早くなったベリウスの足取りを追って豪傑の虎亭に着くと、何故か辺りが騒がしくなっていた……。
この人は本当に大丈夫なんだろうかとアロイスはここ数分で何度も思った。それもこれもポーションを爆発させたという話から来ているのかもしれない。
「このキノコには催眠作用があるから、気を付けて……ハッ」
「気を付けて扱うんですよね?」
「そ、そうよ。気を付けるの」
カティとアロイスは商業地区の錬金店、レインボーファーマシーの一室に来ていた。なんでも、カティがよく材料を購入したり売却したりする店らしく、客入りが良く、錬金器具を有料で貸している便利なところなのだそう。すべて揃えるとなると結構なお値段になる器具を有料とは言え自分たちが使える場所は他にはあまりないのだ。
「あとは変性魔法の”インテンシファイ”をこの液体にかければ出来上がりよ。睡眠毒だから思いっきりやっちゃって」
「そうですか。では拡大しましょう」
「あら、拡大できるのね。やるじゃない」
拡大とはすなわち拡大詠唱のことで、魔法陣を用いたり、より長く詠唱したりすることによって魔法の効果を高める技術だ。通常はその魔法系統への適性と、その魔法自体に熟練していないと行うことができないが、アロイスには朝飯前。ほとんどの魔法が拡大可能である。
そんな彼がすんなりと拡大詠唱を成功させると、持っていた小瓶がオレンジ色に包まれて輝く。同時に中の液体も色が変化していき、薄い赤色だったものが濃い紫色に変化した。
「お、いいわね。これは強力そうだわ」
「やるだけやってみました。どのくらいの時間相手を眠らせられるのでしょうか?」
「とりあえず強さを調べてみるわね。魔法薬は自然薬と違って作成者の力量に左右されやすいから」
そう説明して、カティが一レベルの変性魔法、”レッサーアナライズ”を使う。すると彼女は小さく頷いて唸った。
「アロイスは私よりも変性魔法の素質がありそうね。私が作るとせいぜい三時間くらいの効果だけど、これは四時間くらいはいきそうよ?」
「それは嬉しいですね。ですがカティさんの専門は召喚魔法でしょう?」
「うふふ、まあね。ちょっと見てみる?」
「ええ、是非ともお願いします」
カティは左手に小瓶を持ったまま詠唱したが、今度は爆発するハメにはならずに済んだようだ。
アロイスが描かれた魔法陣の上を見てみると、そこには大きな火トカゲのような精霊が呼び出されていた。
彼は大げさに驚いてみせてから、召喚魔法の使い方をさりげなく聞いてみる。彼は今、変性魔法、知覚魔法、操原魔法の三系統にしか適性が無いことになっているのだ。
とは言え召喚魔法はまだ三レベルの魔法までしか使えず、この四レベルの召喚魔法、サラマンダー召喚はまだ使えないのだが。
「精霊を召喚する魔法はね、この世界に実在する存在を呼び出している訳ではないの。あくまでその精霊が司っているとされる力や性質を原理の力で具現化したものなのよ。だから創成魔法みたいに物質を創り出すよりもさらにイメージ力が必要なの。こんな風に……」
それからしばらく、アロイスはなるほどとでも言うように聞き入っていた。実際、彼女の説明は有意義で為になるものばかりだった。召喚魔法の説明のみならず、錬金術の知識も相当なものだ。
これだけの知識と技術があれば、色々な状況に対応して仲間を守ることができるだろうと彼は彼女を尊敬していた。
そう思ってしまったからこそ、彼は一瞬失念してしまった。彼女がドジッ子であるということを。
じゃあ別な薬も作ってみましょうかと彼女が言ったが最後、その手はテーブルに小瓶を――置き損ねた。
落ちた小瓶テーブルに返らず。パリンという綺麗な音がして、二人は仲良く紫色の煙を浴びた。
「睡眠毒、大成功だったわね」
「そう……ですね」
四時間後、魔術師二人組は揃いも揃って肩を落としながら豪傑の虎亭へと向かっていた。材料と時間を盛大に無駄にした彼らは、無事に器具使用の延長料金まで取られてもはや笑いがこみ上げる始末である。
そんな二人の目線の先に、なんだか様子のおかしい商人が歩いているのが見える。彼は何かこみ上げるものを必死に抑えるような表情をしながら、居住地区の方に向かっているようだ。するとカティはあっと声をあげた。
「私たちの装飾品を買い取った商人だわ。どうしたのかしら?」
彼はカティには気付かないまま、急に走り出して行ってしまった……。
そのうちの一か所、政治地区には衛兵隊の宿舎がある。街を動かすお偉方が集まる場所であるため、それはもう警備は厳重だった。
その厳重な警備を担う衛兵達を鍛える場所、宿舎の前には大きな訓練用スペースが存在していて、許可が下りれば誰でもそのスペースを使うことができる。
衛兵たちが、弓の訓練、盾での防御訓練、筋力を上げる基礎トレーニングを行っているその横で、ザルムとベリウスは剣の打ち合いをしていた。
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だが流石先輩である。ベリウスは数回技を見ると、すかさずザルムの突き攻撃を完全に見切る。
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「良い突きだがまだまだ甘いな」
「やっぱり先輩は一味違うぜ……」
朝っぱらから訓練して間もなく午後のおやつが欲しくなる時間、彼らはようやく訓練をやめて豪傑の虎亭を目指して歩き出した。
ベリウスが途中、通りかかる衛兵の知り合いに挨拶をしたり軽く声をかけたりしているのを見て、ザルムは彼の人望の厚さを思い知る。自分にもそうであったが、すぐに人の懐に入り込めるのは一種の才能であろう。
それはやはり彼の人柄の良さから来るものに違いないとザルムがしみじみ思っていると、正面を向いたまま、ベリウスが不意に聞いてきた。
「俺の見込んだ通り、戦士としての筋は良いな。だが、今日はあんまり集中出来なかったか?」
言われてザルムの顔は固まった。確かに集中出来なかったのだ。剣を持つ高揚感を抑えるのに必死で。
まさかそのことにまで気付かれていたのかと思ったが、後輩思いの彼は別の解釈をしたようだ。
「相手が先輩だったから気が散ったのかもしれないな。手加減していたってのとはまた違ってたし良いんだが、仲間と戦うときには集中を切らさないようにな」
「それは……わかってます。と、とにかく、今日はありがとうございました」
「おうおう。役に立てたならよかったぜ」
ベリウスはにっこりと笑った。だがその笑顔の裏には苦渋の思いがあることをザルムは知っていた。
「実はな、俺は仲間を窮地に追いやったことがあるんだ」
歓迎パーティの日、追いかけてきたカティの追跡を振り切ったあとで、その一言から彼の話は始まった。
いきなり何を言い出すんだろうとザルムは思ったが、自信家のように見えた彼の口からそんな言葉が出たことでザルムは少し興味を持った。
しかしその話の内容は実に悲惨なものだった。
ベリウス達がまだ駆け出しだった頃、自信家だった彼はゴブリン達を容易に狩れていたことで油断しきっていた。剣で切り払っていたゴブリンの中に魔法を使うシャーマン種がいたことに気付かなかったのだ。
我が物顔で剣を振るっていた彼は、無警戒のままシャーマンの電撃を食らい、そして……倒れた。薄れゆく意識の中、悲鳴や驚き、動揺の声が聞こえたそうだ。気が付いたときにはゴブリン達は倒され自分はリュドミーラの治療を受けていたが、仲間たちが怪我を負っていたことが今でも悔しい。そんな話だった。
「帰ったら酒盛りでもするか。付き合えよ」
「ほどほどにしてくださいよ。ファムさんに怒られますから」
わかったよとベリウスは全然わかってない様子で進んで行く。早くなったベリウスの足取りを追って豪傑の虎亭に着くと、何故か辺りが騒がしくなっていた……。
この人は本当に大丈夫なんだろうかとアロイスはここ数分で何度も思った。それもこれもポーションを爆発させたという話から来ているのかもしれない。
「このキノコには催眠作用があるから、気を付けて……ハッ」
「気を付けて扱うんですよね?」
「そ、そうよ。気を付けるの」
カティとアロイスは商業地区の錬金店、レインボーファーマシーの一室に来ていた。なんでも、カティがよく材料を購入したり売却したりする店らしく、客入りが良く、錬金器具を有料で貸している便利なところなのだそう。すべて揃えるとなると結構なお値段になる器具を有料とは言え自分たちが使える場所は他にはあまりないのだ。
「あとは変性魔法の”インテンシファイ”をこの液体にかければ出来上がりよ。睡眠毒だから思いっきりやっちゃって」
「そうですか。では拡大しましょう」
「あら、拡大できるのね。やるじゃない」
拡大とはすなわち拡大詠唱のことで、魔法陣を用いたり、より長く詠唱したりすることによって魔法の効果を高める技術だ。通常はその魔法系統への適性と、その魔法自体に熟練していないと行うことができないが、アロイスには朝飯前。ほとんどの魔法が拡大可能である。
そんな彼がすんなりと拡大詠唱を成功させると、持っていた小瓶がオレンジ色に包まれて輝く。同時に中の液体も色が変化していき、薄い赤色だったものが濃い紫色に変化した。
「お、いいわね。これは強力そうだわ」
「やるだけやってみました。どのくらいの時間相手を眠らせられるのでしょうか?」
「とりあえず強さを調べてみるわね。魔法薬は自然薬と違って作成者の力量に左右されやすいから」
そう説明して、カティが一レベルの変性魔法、”レッサーアナライズ”を使う。すると彼女は小さく頷いて唸った。
「アロイスは私よりも変性魔法の素質がありそうね。私が作るとせいぜい三時間くらいの効果だけど、これは四時間くらいはいきそうよ?」
「それは嬉しいですね。ですがカティさんの専門は召喚魔法でしょう?」
「うふふ、まあね。ちょっと見てみる?」
「ええ、是非ともお願いします」
カティは左手に小瓶を持ったまま詠唱したが、今度は爆発するハメにはならずに済んだようだ。
アロイスが描かれた魔法陣の上を見てみると、そこには大きな火トカゲのような精霊が呼び出されていた。
彼は大げさに驚いてみせてから、召喚魔法の使い方をさりげなく聞いてみる。彼は今、変性魔法、知覚魔法、操原魔法の三系統にしか適性が無いことになっているのだ。
とは言え召喚魔法はまだ三レベルの魔法までしか使えず、この四レベルの召喚魔法、サラマンダー召喚はまだ使えないのだが。
「精霊を召喚する魔法はね、この世界に実在する存在を呼び出している訳ではないの。あくまでその精霊が司っているとされる力や性質を原理の力で具現化したものなのよ。だから創成魔法みたいに物質を創り出すよりもさらにイメージ力が必要なの。こんな風に……」
それからしばらく、アロイスはなるほどとでも言うように聞き入っていた。実際、彼女の説明は有意義で為になるものばかりだった。召喚魔法の説明のみならず、錬金術の知識も相当なものだ。
これだけの知識と技術があれば、色々な状況に対応して仲間を守ることができるだろうと彼は彼女を尊敬していた。
そう思ってしまったからこそ、彼は一瞬失念してしまった。彼女がドジッ子であるということを。
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「睡眠毒、大成功だったわね」
「そう……ですね」
四時間後、魔術師二人組は揃いも揃って肩を落としながら豪傑の虎亭へと向かっていた。材料と時間を盛大に無駄にした彼らは、無事に器具使用の延長料金まで取られてもはや笑いがこみ上げる始末である。
そんな二人の目線の先に、なんだか様子のおかしい商人が歩いているのが見える。彼は何かこみ上げるものを必死に抑えるような表情をしながら、居住地区の方に向かっているようだ。するとカティはあっと声をあげた。
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