216 / 327
白い雪とこおりで元気にあそぶ小助くん
フブキちゃんの家でお母さんのおっぱいをのんだよ!
しおりを挟む
はげしい風と雪がふきつける中、小助とワン太はいつも通りに森の中へすすもうとしています。
「うんしょ! う~んしょ!」
「こちゅけくん(小助くん)、前へすすめないよ~」
小助たちは雪の上をすすもうとしますが、あまりにもすさまじい風の前に森の向こうへ行くことができません。
すると、空中にきものをみにつけたようせいの女の子があらわれました。そのすがたを目にした小助は、すぐに元気な声で名前をよびました。
「フブキちゃん! いっちょにあちょぼう(いっしょにあそぼう)!」
「小助くんもワン太くんも、いつも元気いっぱいだね」
「うん!」
フブキは、いつもはらがけ1まいの小助を空中からじっと見ながら声をかけています。
「わたしの家へ行ったら、いっしょにあそんであげるからね」
「わ~い! フブキちゃんといっちょ! フブキちゃんといっちょ!」
どんなに風がはげしくても、雪がふりつづいても、小助はかわいいフブキとあそぶのがとても楽しみです。このようすを見たフブキは、小助たちにキラキラと白くかがやくものをふりかけました。
フブキと同じくらいまでに小さくなった小助とワン太は、雪と風がふきつける中で空中へとび上がりました。
「小助くんもワン太くんも、上手に空中にとび上がったね」
「早く行こう! 早く行こう!」
「それじゃあ、わたしの後についてきてね」
すさまじい風と雪の中、小助たちはフブキの後ろをついて行くようにとんでいます。やがて、小助たちは山のとちゅうにあるフブキの家が目に入ってきました。
「わあ~っ! 白い雪! 白い雪!」
フブキの家へやってくると、小助はやねもかべも雪でつくられた家を見ながら大よろこびしています。このようすは、そばで見ているフブキにもつたわっています。
「さあ、いっしょに家へ入ろう」
家の中には、フブキのお父さんとお母さんがいます。お父さんとお母さんは、小助とワン太のかわいいすがたにうれしさをかくせません。
「ぼうやたち、こっちへおいで」
「とうちゃ! かあちゃ!」
小助たちは、フブキのお父さんとお母さんのそばへやってきました。ワン太は、やさしい顔つきのお父さんとお母さんを見ながらしっぽをうれしそうにふっています。
そんな時、小助はフブキのお母さんをじっと見ながらいつものおねだりをしようとかわいい声を上げました。
「かあちゃ、おっぱい! おっぱい!」
「ふふふ、いっぱいのんですくすくと大きくなろうね」
「うん!」
小助は、雪のようせいのお母さんにだかれながらおっぱいをのみはじめました。フブキのお母さんは、いつもかわいい小助の顔を見ながらほほえんでいます。
元気いっぱいにおっぱいをのみつづける小助ですが、とちゅうからりょう足をバタバタするようになってきました。
「ぼうや、どうしたの?」
フブキのお母さんは、小助の顔つきを見ながら気になっているようすです。しかし、小助はおっぱいをたくさんのむのをやめようとしません。
しばらくして、小助はおっぱいをのみおえるとお母さんの前であお向けになりました。そんな小助が、雪のゆかにねころがってかわいいあんよを上げたその時のことです。
「ジョパジョパ、ジョジョジョジョジョジョジョジョ~ッ」
小助は、元気いっぱいのおしっこを雪でおおわれたてんじょうにめいちゅうさせています。てんじょうからは、小助のおしっこによるつららがみごとにでき上がっています。
「てへへ、おちっこ出た(おしっこ出た)! おちっこ出た!」
「おっ! おしっこでつららを作り出すとはさすがだなあ」
「このつらら、小助くんのおしっこで作ったの?」
「うん!」
ようせいのかぞくは、小助が作り出したおしっこつららをながめようとてんじょうのほうを顔を向けています。でも、小助の元気さはこれだけではありません。
「プッ! プッ! プウウウウウウウウウウウウウウウウ~ッ」
「うわっ! く、くさい……」
「おしっこだけでなく、おならも……」
「てへへ、出ちゃった」
小助は、おしっこにつづいておならもフブキたちの前で出てしまいました。おしっこもおならも元気いっぱいなのは、小助がフブキのお母さんのおっぱいをたくさんのんだおかげです。
「うんしょ! う~んしょ!」
「こちゅけくん(小助くん)、前へすすめないよ~」
小助たちは雪の上をすすもうとしますが、あまりにもすさまじい風の前に森の向こうへ行くことができません。
すると、空中にきものをみにつけたようせいの女の子があらわれました。そのすがたを目にした小助は、すぐに元気な声で名前をよびました。
「フブキちゃん! いっちょにあちょぼう(いっしょにあそぼう)!」
「小助くんもワン太くんも、いつも元気いっぱいだね」
「うん!」
フブキは、いつもはらがけ1まいの小助を空中からじっと見ながら声をかけています。
「わたしの家へ行ったら、いっしょにあそんであげるからね」
「わ~い! フブキちゃんといっちょ! フブキちゃんといっちょ!」
どんなに風がはげしくても、雪がふりつづいても、小助はかわいいフブキとあそぶのがとても楽しみです。このようすを見たフブキは、小助たちにキラキラと白くかがやくものをふりかけました。
フブキと同じくらいまでに小さくなった小助とワン太は、雪と風がふきつける中で空中へとび上がりました。
「小助くんもワン太くんも、上手に空中にとび上がったね」
「早く行こう! 早く行こう!」
「それじゃあ、わたしの後についてきてね」
すさまじい風と雪の中、小助たちはフブキの後ろをついて行くようにとんでいます。やがて、小助たちは山のとちゅうにあるフブキの家が目に入ってきました。
「わあ~っ! 白い雪! 白い雪!」
フブキの家へやってくると、小助はやねもかべも雪でつくられた家を見ながら大よろこびしています。このようすは、そばで見ているフブキにもつたわっています。
「さあ、いっしょに家へ入ろう」
家の中には、フブキのお父さんとお母さんがいます。お父さんとお母さんは、小助とワン太のかわいいすがたにうれしさをかくせません。
「ぼうやたち、こっちへおいで」
「とうちゃ! かあちゃ!」
小助たちは、フブキのお父さんとお母さんのそばへやってきました。ワン太は、やさしい顔つきのお父さんとお母さんを見ながらしっぽをうれしそうにふっています。
そんな時、小助はフブキのお母さんをじっと見ながらいつものおねだりをしようとかわいい声を上げました。
「かあちゃ、おっぱい! おっぱい!」
「ふふふ、いっぱいのんですくすくと大きくなろうね」
「うん!」
小助は、雪のようせいのお母さんにだかれながらおっぱいをのみはじめました。フブキのお母さんは、いつもかわいい小助の顔を見ながらほほえんでいます。
元気いっぱいにおっぱいをのみつづける小助ですが、とちゅうからりょう足をバタバタするようになってきました。
「ぼうや、どうしたの?」
フブキのお母さんは、小助の顔つきを見ながら気になっているようすです。しかし、小助はおっぱいをたくさんのむのをやめようとしません。
しばらくして、小助はおっぱいをのみおえるとお母さんの前であお向けになりました。そんな小助が、雪のゆかにねころがってかわいいあんよを上げたその時のことです。
「ジョパジョパ、ジョジョジョジョジョジョジョジョ~ッ」
小助は、元気いっぱいのおしっこを雪でおおわれたてんじょうにめいちゅうさせています。てんじょうからは、小助のおしっこによるつららがみごとにでき上がっています。
「てへへ、おちっこ出た(おしっこ出た)! おちっこ出た!」
「おっ! おしっこでつららを作り出すとはさすがだなあ」
「このつらら、小助くんのおしっこで作ったの?」
「うん!」
ようせいのかぞくは、小助が作り出したおしっこつららをながめようとてんじょうのほうを顔を向けています。でも、小助の元気さはこれだけではありません。
「プッ! プッ! プウウウウウウウウウウウウウウウウ~ッ」
「うわっ! く、くさい……」
「おしっこだけでなく、おならも……」
「てへへ、出ちゃった」
小助は、おしっこにつづいておならもフブキたちの前で出てしまいました。おしっこもおならも元気いっぱいなのは、小助がフブキのお母さんのおっぱいをたくさんのんだおかげです。
0
お気に入りに追加
10
あなたにおすすめの小説

お姫様の願い事
月詠世理
児童書・童話
赤子が生まれた時に母親は亡くなってしまった。赤子は実の父親から嫌われてしまう。そのため、赤子は血の繋がらない女に育てられた。 決められた期限は十年。十歳になった女の子は母親代わりに連れられて城に行くことになった。女の子の実の父親のもとへ——。女の子はさいごに何を願うのだろうか。
王女様は美しくわらいました
トネリコ
児童書・童話
無様であろうと出来る全てはやったと満足を抱き、王女様は美しくわらいました。
それはそれは美しい笑みでした。
「お前程の悪女はおるまいよ」
王子様は最後まで嘲笑う悪女を一刀で断罪しました。
きたいの悪女は処刑されました 解説版
どろんこたろう
ケンタシノリ
児童書・童話
子どもにめぐまれなかったお父さんとお母さんは、畑のどろをつかってどろ人形を作りました。すると、そのどろ人形がげんきな男の子としてうごき出しました。どろんこたろうと名づけたその男の子は、その小さな体で畑しごとを1人でこなしてくれるので、お父さんとお母さんも大よろこびです。
※幼児から小学校低学年向けに書いた創作昔ばなしです。
※このお話で使われている漢字は、小学2年生までに習う漢字のみを使用しています。
【総集編】日本昔話 パロディ短編集
Grisly
児童書・童話
❤️⭐️お願いします。
今まで発表した
日本昔ばなしの短編集を、再放送致します。
朝ドラの総集編のような物です笑
読みやすくなっているので、
⭐️して、何度もお読み下さい。
読んだ方も、読んでない方も、
新しい発見があるはず!
是非お楽しみ下さい😄
⭐︎登録、コメント待ってます。

悪女の死んだ国
神々廻
児童書・童話
ある日、民から恨まれていた悪女が死んだ。しかし、悪女がいなくなってからすぐに国は植民地になってしまった。実は悪女は民を1番に考えていた。
悪女は何を思い生きたのか。悪女は後世に何を残したのか.........
2話完結 1/14に2話の内容を増やしました
生贄姫の末路 【完結】
松林ナオ
児童書・童話
水の豊かな国の王様と魔物は、はるか昔にある契約を交わしました。
それは、姫を生贄に捧げる代わりに国へ繁栄をもたらすというものです。
水の豊かな国には双子のお姫様がいます。
ひとりは金色の髪をもつ、活発で愛らしい金のお姫様。
もうひとりは銀色の髪をもつ、表情が乏しく物静かな銀のお姫様。
王様が生贄に選んだのは、銀のお姫様でした。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる